久し振りに「21世紀の森と広場」散歩となった。
松戸市立博物館企画展示室で行われている、
「よみがえる画家 板倉鼎、須美子展」、
が気になってそのチラシを得る目的もあった。
で・・・
公園散歩中、公園常連さんの元教師に出会ったので、
上記の展覧会の話をすると、すでに鑑賞を済ませたようで、
「ぜひ見られることをお勧めします」と・・・・
後でチラシを見て判ったことではあるが、
二人とも夭逝の画家だったことを先生から聞くにおよび、
近日中に展覧会を鑑賞することに決めた。
園内は黄葉や楓の紅葉が進み、晩秋の風情を漂わせていた。
マリーゴールドの咲く畑付近で「姫赤立羽(ヒメアカタテハ)」の飛翔を発見し、
花の周辺に行くと、様々な種の蝶がいた。
「黄立羽(キタテハ)♀」
日光を浴びながらの吸蜜だった。
「褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン)♂」
黄立羽とは良く似ているので、飛翔中に肉眼で判別するのは難しい。
晴れていて日差しがあったときは、姫赤立羽も吸蜜していたが、
曇って日差しが無くなると、地面近くに舞い降りたまま動かなくなった。
晴れていたときに暖められた地面の暖かさが良かったのだろう、
そして、もしかすると草叢の中での越冬もこのような形で過ごすのかもしれない。
「姫赤立羽♂」
「姫赤立羽♀」
「大和小灰蝶(ヤマトシジミ)」
「裏並小灰蝶(ウラナミシジミ)」
さらに、キリギリスの仲間の、「クダマキモドキ」を2匹ほど発見した。
柔らかな花弁や花粉を食していたようである。
体長以上もある触覚は写真に入りきらなかった。
巻頭の写真は、太陽光があるときの写真で、
枯れ草の上でのんびりと日光浴をしていたのだが・・・・
光が無くなると人さえ寒さを感じる程の今日の気温だった。