MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ムラサキツバメが定位置で越冬準備?

2015年11月23日 | あらかると

11月12日に発見した、越冬する蝶で知られている2頭のムラサキシジミは、
19日までほぼ定位置で過ごしているのを確認している(巻頭の写真19日撮影)。
しかし、
現在の場所は落葉する葉の上で、この場所での越冬は出来ず、
いずれ他の場所に移動することになる。

19日は朝から日差しが在り、写真を撮りながら観察して居ると、
2頭のうち1頭が葉を離れて飛び立ってしまった。
仕方なく残った一頭を近接撮影。


飛び立った1頭は周辺を回遊してまもなくほぼ真下の草叢に止まり、
翅を広げて日光浴を始めた。
青紫に輝く模様から、この個体がメスのムラサキシジミであることが判る。


3分ほどして元の場所に戻ったが、下の写真左側の蝶がそのメスの蝶で、
翅の先端に黒い斑点のような模様が見られる。
右側のもう一頭の雌雄の別は不明だが、何となくオスの様である。


12日に撮った下の写真では、翅の先端に黒い班のある左側が雌であり、


16日には1頭しか居なかったが、これもメスだったことが判った。


2頭並んでカメラ目線状態のものが、1cmマクロ撮影で得られたが、
触覚から翅までピントが合っており、
コンデジの「被写界深度」の深さがこのような撮影には適しているようである。
で・・・・
越冬中は手で触れても逃げ無いと言う話を聞いたが、
逃げないのではなく、低温のため動けないのである。


明日は午後から天気が回復し日差しもあるようなので、
条件が合えば観察に行こうと思うが、まだ居るのであろうか?


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