MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

栗を美味しく頂く方法

2012年09月26日 | たべもの・料理

梨の品種の「秋月」がスーパーでも見られるようになった。
が・・・・高い!!
形が良く大きなものは一個400円もする。

で、どうせ食べるなら梨農家の採れたての新鮮な梨をたべたい。
ということで
以前に夏野菜を買った梨の直売店に行ってみた。

紫外線に当たると色の変化する眼鏡をしていた為か、
店番の若奥さんは私を覚えてくれた。

「新高」と「秋月」がちょうど収穫時期だったが、
後一週間程度で梨の直売(農家の収穫)は終わるとのことだった。

大きな梨が無造作にテーブルの上に並べられていて、
この梨は何ですかと問うと「新高と秋月」という。
「えっ!」と思った。
なぜならみな同じ梨に見えたからである。
怪訝そうな顔をしている私に、
若奥さんいわく・・・
「秋月はやや平べったい形で、新高は高さがあるんですよ」と。
で・・・・
説明を咀嚼して梨をまじまじと見るとまさにその通りであった。


栗と、茗荷も並んでいて自家栽培のものだと言う。
梨と栗は今朝採れたて、茗荷は洗ったばかりで容器につめている最中だった。


これ以上新鮮なものは無いので、栗と茗荷と「秋月」2個を購入(巻頭の写真)。
秋月2個(1個600gのLL)300円、栗1kg500円、茗荷12個200円の〆て1000円・・・・。
安い!!!!
その上一回り大きいやや傷のある「秋月」がサービス。950gもあった。


栗の新鮮さは、下の部分に白さが残るほどで、
スーパーなどでは絶対見ることの無いものだったし、
無選別の栗であったが大粒の実が多かった。
小さな2個が市販サイズ。


帰宅してすぐに茹でて食べた。


で・・・・・食べながら
上品過ぎる甘さに、茹でるだけで良かったのかと・・・。
ということで
「食」に関する私のストックデータを調べると、
もっと美味しくなる方法があったのでした。



栗を美味しくさせる調理術

茹でるより「蒸す」こと。
ゆっくり加熱(40~70℃)、澱粉が糖に変化する。
ゆっくりと温度が上がる土鍋で蒸すのが一番。

普通に茹でる(ステンレス鍋で40分)と糖度は「6」だが、
上記のやり方で糖度が天津甘栗並みの「10」にアップする。

土鍋調理のコツ
1.土鍋に蒸し皿をひき、水を入れる。栗1キロに対し水1リットル。
2.火をつけ、土鍋から湯気が出てきたら、栗を投入。
3.ふたをして1分したら火を止め、10分むらす。
【ポイント】この10分間に、余熱でじんわり火が入って、アミラーゼが活性化して甘くなる!
10分後再点火し、あとは、中火で50分蒸せばできあがり。

以上NHK「ためしてガッテン!」2006年10月18日放送。
「甘さ6倍! 栗の感激・新調理術」より。

このデータは現在「・・・ガッテン!」のホームページからは削除されているようです。
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