MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

クダマキモドキの同化

2012年09月20日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

天気予報によると今日が暑さの峠のようで、
明日からは30℃を下回る秋らしい気候が続くと予想され、
しかも・・・
4日間続いた突然の雨も今日は心配なしとの予報。

と言うことで早速カメラを担いで近くの21世紀の森と広場へ・・・・

4日間も家から一歩も出ておらず極端な運動不足だったので、
足慣らし程度の1時間ほどの散歩となった。

散歩中、樹木の枝落し作業をしている近くを通ったのだが、
枝が落とされたとき一緒に落ちてきたと思われる何かが、
目の前を飛んで行って、2mほど先の地面に降りた。

緑色の昆虫だったのでクツワムシかアオマツムシ、
あるいはショウジョウバッタの類だろうと、
確認のため近づいたが、相手は当たり前のように逃げた。

毎日手入れされている公園なので回りには草叢らしきものはない。
と言うことは追いかければよいわけで、
2度ほど追いかけると相手は逃げるのをやめた。
で・・・逃げるのに疲れたのか体を横たえていた。


なぜ横になったまま動かなかったのか?
後でわかったことなのだが、
この昆虫は「クダマキモドキ」といい樹上を生活の場にしているという。

樹上と言えば緑の葉で覆われており、
クダマキモドキにとっては緑色が最も安心できる色だったため、
すぐ傍の緑色の草に体を同化させていたのであろう。

触ると流石に逃げたが、今度は2~30cm先の緑の苔の上で休んでいた。
でまずは後ろからパチリ。
翅は木の葉の葉脈のような美しい模様が付いていた。


次は目の前からぱちり。
小さな目が怒っているようにも見えたが・・・・


モデルになってもらったのに、
このまま地上にいては小鳥の餌になりかねないので、
近くの樹の幹へ移動してパチリ。
なんとなく、安心したような目付きになっていた。


で・・・・
樹の幹の色では安心できないようで、
ゆっくりだが休むことなく樹上をめがけて歩いていった(巻頭の写真)。

「クダマキモドキ」の「クダマキ」とは「クツワムシの別名」で、
クツワムシのような虫だから「モドキ」の名が付いたようである。
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過剰な福虹(LUCKY RAINBOW)だった

2012年09月20日 | あらかると

昨日の虹について疑問点があり調べてみた。
というのは、
つもと異なり色の数が多いような気がしたからである。

で調べた結果「過剰虹」であることが解った。

過剰虹とは、
「主虹の下側や副虹の上側に、さらに色のついた部分が淡く見えることがある。
これを過剰虹(かじょうにじ)あるいは干渉虹(かんしょうにじ)という。
これは、水滴がある大きさになったときに、太陽光が干渉して弱め合ったり強め合ったりしてできる(wikipediaより)」

過剰虹が見えたのは主虹で、
赤外光のような赤色が内側にあった。


写真をアンダー気味に加工すると、
主虹のすぐ内側に虹の存在が確認できた。


「過剰な福虹」ということで、
このブログを読まれた方には何かLUCKYなことがあるかも・・・・

なお、「福虹」については昨日の記事を参照してください。
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