国立近現代資料館で開催されている「みんなで創る方法 吉阪隆正+U研究室」の展覧会に行きました。
研究室にいた頃を思いだしなつかしく、時間を忘れてつい長居をしてしまった。
油土で創られた大学セミナーハウスと吉阪自邸の模型が素晴らしく、みとれてしまった。
また、DVDで放映された、吉阪先生の関係者による吉阪先生を語る話が面白く、ずっと聞いていた。
息子さんたちから「吉阪邸の手すりのない階段から落ちた話、徹夜したU研究室のメンバーが、いつのまにか自分の部屋で横で寝ていた話」など、鈴木恂(まこと)さんから「吉阪先生がル・コルビュジエのもとでユニテ・ダビタシオンの設計に従事していた時、その隣で他のメンバーがロンシャンの設計を行っていて、なるべく隣を見ないようにしていた話、不連続統一体の概念はベニス・ビアンナーレにコンペに参加した時、大勢のメンバーで協同して設計した時に思いついたこと、セミナーハウスはピラミッドをひっくりかえし、日本列島を上下逆転して展示したりした(先生の反転の考え方)」、戸沼さんのセミナーハウスの設計に携わった話、樋口さん、富田さんの「プレハブ時代のU研究室の常識を超えた設計のありかた」の説明がとにかく面白かったです。
私が覚えている吉阪先生の授業は人生論みたいなもので「ここにコップの水が半分入っている。それをもう半分しかないのかと考える人とまだ半分も残っているのかと考える人がいる」、「トイレに入るときはいくつかならんでいる小便器のなかで真ん中でしなさい」(どこでも、堂々としていなさいということ)こんなたとえ話を山ほどされた記憶がある。
先生の思い出話は後日、このブログで紹介します。
カメラを忘れてスマホで撮った写真です。写りがイマイチですが。
(なおこの展覧会は、3月13日で終了です)

吉阪自邸。人工地盤、ピロティなど、コルビュジエの影響が強いです

大学セミナーハウス 大勢の人が長い年月かけて設計に携わった珍しい建築
研究室にいた頃を思いだしなつかしく、時間を忘れてつい長居をしてしまった。
油土で創られた大学セミナーハウスと吉阪自邸の模型が素晴らしく、みとれてしまった。
また、DVDで放映された、吉阪先生の関係者による吉阪先生を語る話が面白く、ずっと聞いていた。
息子さんたちから「吉阪邸の手すりのない階段から落ちた話、徹夜したU研究室のメンバーが、いつのまにか自分の部屋で横で寝ていた話」など、鈴木恂(まこと)さんから「吉阪先生がル・コルビュジエのもとでユニテ・ダビタシオンの設計に従事していた時、その隣で他のメンバーがロンシャンの設計を行っていて、なるべく隣を見ないようにしていた話、不連続統一体の概念はベニス・ビアンナーレにコンペに参加した時、大勢のメンバーで協同して設計した時に思いついたこと、セミナーハウスはピラミッドをひっくりかえし、日本列島を上下逆転して展示したりした(先生の反転の考え方)」、戸沼さんのセミナーハウスの設計に携わった話、樋口さん、富田さんの「プレハブ時代のU研究室の常識を超えた設計のありかた」の説明がとにかく面白かったです。
私が覚えている吉阪先生の授業は人生論みたいなもので「ここにコップの水が半分入っている。それをもう半分しかないのかと考える人とまだ半分も残っているのかと考える人がいる」、「トイレに入るときはいくつかならんでいる小便器のなかで真ん中でしなさい」(どこでも、堂々としていなさいということ)こんなたとえ話を山ほどされた記憶がある。
先生の思い出話は後日、このブログで紹介します。
カメラを忘れてスマホで撮った写真です。写りがイマイチですが。
(なおこの展覧会は、3月13日で終了です)

吉阪自邸。人工地盤、ピロティなど、コルビュジエの影響が強いです

大学セミナーハウス 大勢の人が長い年月かけて設計に携わった珍しい建築
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