港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区の情報、まちづくり情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

京都旅行その6 書の森展など

2022-10-13 09:51:55 | 日本の街から
八坂神社、知恩院などを見て知恩院和順会館で開催中の書の森展に行く。書の森展はギャラリー高輪AOで萩原多恵子さんと二人展を開催されたことがある書家中川萌翠さんの書が展示されている。和順会館の展示スペースは広く、いろいろなスタイルの書が展示されていた。中川さんの書は、抽象と具象の中間位のスタイルで書の持つ意味を表現されていた。
その後、中川さんのお招きで、築107年という京都の町家中川さんのご実家を見学。典型的な町家造りで外観は虫籠窓や格子があり、内部土間、座敷、高い吹き抜け、坪庭などがあり、太い梁や柱で構成されている。
近年、京都の町家は急速に減っており、その対策として京都市は平成29年11月に制定した「京都市京町家の保全及び継承に関する条例」があり、取り壊す場合、事前届け出を出す必要があり、保存、活用に努めている。中川さんの町家は広く、書道教室や会合スペースなどにも使われているとのこと。町家はできるだけ残してほしいが、所有者はその使い方に苦労されているようでした。
夜は、中川夫妻と本格的は日本料理で会食。どの料理もおいしく、松茸は今年初めていただきました。料理店のご主人は伊那の舟屋のご出身で奥様は陶芸家で器は奥様の手作りの作品でした。
温かいもてなしのある会食でした。


八坂神社

知恩院

和順会館「書の森展」

会場の様子

中川さんと中川さんの書「燦」「戦」
京町家の外観(中川さんのご実家)

京町家

太い梁のある吹き抜け

座敷 会合や教室に使われている

坪庭

中川さんの書

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京都旅行その5 嵐山周辺 | トップ | 松ヶ丘会防災勉強会会場と時... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本の街から」カテゴリの最新記事