港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

区長と区政を語る会が開かれました

2012-11-18 08:06:28 | 高輪地区のできごと
区長と区政を語る会が11月17日、高輪総合支所4階会議室で開催されました。
テーマは「絆~高齢者が安心していきいきと暮らせる地域づくり」です。
 公募または要請されて出席した区民は9名でした。安藤は町会長という立場で要請されて出席しました。
 区長以外に、高輪地区総合支所長、高輪地区総合支所副支所長、高輪地区総合支所協働推進課長、まちづくり担当課長、区民課長、本庁から福祉支援部高齢者支援課長が出席しました。私がお願いしたのは以下の4つのことです。
1 旧宮内庁宿舎2号棟跡地計画について
 この辺りでお年寄りが集まり憩う施設がありません。
 高輪いきいきプラザは、やや遠く帰りに急な坂道をのぼらなければなりません。
 旧宮内庁宿舎2号棟跡地の計画は、子どものための施設の計画とうかがっています。
 できたら、これと併設してお年寄りが気楽に集まり、憩うスペースができないかという意見が町会の役員会の話題にもなりました。これについての要望書も高輪地区総合支所にも提出しております。ぜひ、お願いしたいです。
 近隣の方から事前に建物の配置、高さ、ランドスケープなどについてご相談ください。
また、災害の時に飲み水を供給できるタンクを地下に設置できないか。
2 バス停の整備について
 ちいバスはいつも便利に利用しています。
 お年寄りや足に障害のある方にとって、ほんとにありがたい交通手段です。
 しかし、バス停の整備が十分でなく、待つ間、座る椅子や屋根がないバス停が高輪地区には多く見られます。椅子や屋根のあるバス停の整備をお願いしたい。
高輪地区のちいバスのバス停22カ所のうち、屋根があるものが2カ所、ベンチがあるものが2カ所だけです。
3 町会の助成金について
 町会に対する区の助成金は、町会の貴重な財源になっています。
 助成金の額は、主に会員の世帯数によって決められています。
 会員の世帯数が同じであれば、あまり活動しない町会も熱心に活動する町会もほぼ一律です。活動内容に対応して、助成金の額に反映するとか備品を支給するとか何かの支援をしていただければ、町会活動もより活発になるのではないでしょうか。
4 CC大学卒業生の集まり場所の確保
 高輪地区はCC大学の卒業生が多く、交流も多く比較的まとまりがよいです。
 特別養護老人ホームで歌を歌ったりするなど、様々なボランティア活動や交流活動を行っていますが、集まり場所を探すのにいつも苦労しています。
 いつでも使える集まれる場所ができるとよいなあといつも話題になっています。
 また、区との協働事業などもできればと思っています。

区長の回答は、いろいろお話しますが、なかなか断言しません。回答からその背後にある考え方を推し量らねばなりません。
1については、これから地域の方とご相談をしながら計画を進めていきたい。
 比較的実現可能性が高い回答といえます。
2については、「ちいバス」は高輪地区の利用率が高いことなどの説明をしましたが、バス停については歩道が狭いところは椅子や屋根の設置は難しいことを説明。
あまり前向きな回答ではありませんでした。
3については、活動の内容を評価することは難しいので、イベントなどの支援は検討したいとの回答がありました。
4については、1とまとめたような回答で特に具体的な話はありませんでした。

 他の方の発言では、開発で失われていく緑の問題、要災害援護者登録制度で登録者が少なく、あまり活用されていない、窓口業務の職員の対応が悪い、子どもがいろいろな年代層と交流が図られることが必要で、欧米では保育所、幼稚園がまちづくりの中心となっているなどの意見が出されました。
 開発に対する絶対高さ制限についても、区長の方から話をだし近いうちにその内容を公表するような回答でした。
 なかなかずばりの回答を引き出せませんでしたが、お願いする趣旨は主張できたと思います。
 会の運営として、参加者一人一人の意見発表が長すぎるため、全体で懇談する時間がなく、各担当課長などが発言する時間はありませんでした。それでも予定時間を30分も過ぎていました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 松ヶ丘会フリーマーケットは... | トップ | 松ヶ丘会フリーマーケットが... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

高輪地区のできごと」カテゴリの最新記事