Macで数式を
せっかくなのでメモっとくよ。
数式を出力したいという需要がありました。MS Office入ってんだから数式エディタでも使っとけばって思ったけど、TeXを使いたいらしい。
というわけで、MacでTeXを扱うには今どきはどうなのか、というわけで。
欲しいのはいわゆる数式なので、日本語が通る通らないはとり合えず無視すると、MacTeX を入れるのが一番簡単なようです。現状の最新は5/30版らしいし、メンテナンスもしっかりされている印象でしょうか。ダウンロードサイズが2.3GBもあります。がんばって落としてインストーラからインストールしてやります。
続いて必用なのはLaTeXiTです。こちらはまさに画像として数式をとりだして数式の入力が不便なソフトに渡してやる事を目的としているようです。こいつはいろいろなツールを連携させるフロントエンドとして動作するようで、そのいろいろなツールがMacTeXを入れると必用なものがとり合えず全部入るという仕掛けです。
LaTeXiT自体はドラッグアンドドロップで入るアプリケーションです。それを起動すると、もしかしたら必用なツールが見つからないという警告が出るかもしれません。特に、Mountain Lion環境ではX11が入っていないので、それで怒られます。怒られるのが嫌な人は,あらかじめXQuartzを入れておく必用がありますな(必須な物なので、入っていない人はどの道入れる必用があります)。
その上で、LaTeXiTの設定です。環境設定のプログラム内で必用なツールが全て選択されているならそれでOKです。

ちなみに、この /usr/texbin/ フォルダ以下はMacTeX を入れることで出来上がっているようです。んで、GhostscriptがX11を要求しているようでした。
ここまで出来ているなら、後はLaTeXの書式で数式を入れてやってLaTeX it!ボタンを押してやれば数式が出来上がってきます。

なお、この図の式はMacに付属するGrapherから出力したものです。サンプルで入っているTorus-Knotってやつなんですけど、数式部分を右クリックしてやるとLaTeX式をコピーってコマンドが出てくるんすね。コピーされた物をLaTeXiTにペーストするだけなんで、素人(俺だw)はGrapherでまず式を作ってからLaTeXiTに持ち込むと良いのかもしれません。

日本語を入力したい時はJIS X0212 for pTeXで配布されているDrag & Drop UpTeXに入っている(パッケージ内にある)ツールを利用してやるとよいようです。LaTeXなら
/Applications/UpTeX.app/teTeX/bin/platex
dvipdfなら
/Applications/UpTeX.app/teTeX/bin/dvipdfmx
的な。
ところでTeXで適当なフォントを指定するのってえらくハードルが高いのですね。
日本語フォントのセットアップ [TeX Live を使おう──Linux ユーザと Mac OS X ユーザのために──]
TeX Wiki
うーむ、なかなか大変そうです。
…といいつう、これ以上追求する気もありませんが(^^;
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