90年代、フロッピーディスクは現役だった
断捨離です。
こんな感じのフロッピーディスクが二ケースほどありまして、中のデータを取り出してディスクを捨てようかなと思い、だいぶ前に購入していたフロッピーディスクドライブを接続しました。メールの履歴確認して見たら2016年に815円で購入してましたな。その時からバックアップ取ろうと思いつつ放置していたわけです。
んで、デバイスとしては無事認識されたのですが、なんということでしょう、フロッピーディスクがマウントされないじゃありませんか。ウィキペディアで調べると、HFS(MacOS標準フォーマット)のサポートはSierra以降終了しているのだそうで。なんてこったって感じです。
幸い、Parallels Desktop上で動作するLion環境がありまして、そちらに繋いだらマウントしてくれました。
ということで、二ケース分の中身をいそいそとコピーして先ほど全部終わりましたですよ。50MBもない総容量のコピーに1時間弱ぐらいかかったかね。驚いたのはエラーもなく全部読み込めたこと。CD-RやDVD-Rなんかより耐性がありそうな印象です。
中に入っていたファイルのタイムスタンプは1996年。LZHファイルが多くて、The Unarchiverにてそれは伸長できたものの、中に入っていたファイルの拡張子がDOCだったりPICだったりGIFだったりJPGだったりで、一部読むのが難しそうなフォーマットだったり開いてみたら開けなかったり。古のネット上の画像を集めたディスクだったわけですが、古すぎてフォーマット乱立状態の時代っすね。PICについてはPICTかなと思ったら一緒に入っていたドキュメント(拡張子DOC。Wordファイルじゃなくて単なるテキストファイル)によるとx68kの標準画像フォーマットっぽく、これを見るビューアって今現在Mac上にあるのか?
と言いますか、当時これらファイルを何で見ていたのかというとPixelCatで見ていたわけですが、だいぶ昔にMac OS X 環境に対応したものの、まだ64bit化していません。ってことでやっぱりParallels Desktop上で動くSierra環境に入れてみたらですね、
Rosettaかー。つまりはMacOS 9以前の実行環境で開ってことっすね。これはiMac G5を蘇らせないといかんか……
ともあれ、こうしてうちからフロッピーディスクを読み込む用事がなくなりました。ドライブを維持していく価値が今後あるのだろうか。あとMOが数枚あるんだよねー。これはどうするかね。
ちなみにですが、HFSでフォーマットされたフロッピーディスクはFAT32でフォーマットしなすとCatalina環境でもマウントされました。新品のフロッピーディスクを購入することが難しくなっている現在、だからなんだって情報ですけど、まだまだ使えますよ?(exFATでもフォーマット可能みたいだし)
…
あー、GIMPにはもしかしてPICやらMAGやらのローダーがあるんか?
GIMP関連 [狼どもの熱き砂漠]
GIMP入れてみましょうか。…、
上記リンク先から落としたPythonファイルを~/Library/Application Support/GIMP/2.10/plug-ins に入れてやって ファイル→開く/インポート... から見事開かれましたですよ(時間はかかるけど)。ということでJPEGで書き出してやりました。iMac G5を頑張って稼働させる必要はなくなりそうです。
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |