日々適当

hibitekitou

Lagoaでのシミュレートのキャッシュ

xsi |2010-11-10
SI 2011 SAPの機能強化部分としてキャッシュマネージャの搭載とか、キャッシュ周りがあるみたいですけど、LagoaでくんだICE Treeをそんな通常の作り方でキャッシングしたものを読み込むと、SIが固まるのですよ。あるいは落ちる。

なんでかなぁ、と思ったら、マニュアルにこう書いてありました。
Creating a Cached Lagoa Cloud
1. Select a point cloud that has a Lagoa effect.

2. If you have not already written cache files for the cloud, do so now by choosing Particles > Simulation > Save Cache on Selection from the ICE toolbar.

3. Choose Particles > Simulation > Load Cache from Selection.

A new point cloud is created and set to read from the original cloud’s cache files. The original cloud is hidden automatically.

そういえばSPH時代もそんな感じだったなぁ。

ということでやってみました。

Lagoaを使ったICE Treeが設定されたオブジェクトを選んで



Save Cache on Selection を実行。
そうするとキャッシュが作られます。この時、ビューポートは更新されないので、結果を視認できないから、時間がかかるシミュレートの時は賭け率がすごく高くなりますね。



で、キャッシュが作られたら読み込みます。



特にキャッシュファイルの指定とか無いので、キャッシュは決めうちで名前が付けられている感じですね。

なんで俺はPhotoshopでの文字うちで打ち間違えるんだろ。「もともとものも」じゃなくて「もともとのもの」ね

その結果、この場合はキャッシュが適用されたPointCloudとそのモーションを格納したアニメーションミキサーができ上がり、アニメーションミキサー上にキャッシュが配置されて、スクラブ再生が出来るようになるわけです。



この方法は、たぶん、Lagoaじゃなくても使えるんでしょうね。特にLagoaってコマンド名になっていませんし。ただ、書きだし時に適切なオプションで書き出してくれるって事なのかなぁ。そうすると、Cache Managerを使った時なんかも、書き出しオプションを適切に選んでやれば良いのかもしれません。そしたらちゃんとキャッシュファイルをバージョン管理して保持できるし。

ともあれ、とりあえずはこの方法で書き出せるようになりました。
コメント ( 2 )|Trackback ( )
 
コメント
 
 
 
Unknown (通りすがり)
2010-12-05 04:33:54
なるほど。
SPHのツールバーにあったものがSIに標準装備されたんですね。
こっちの方がパッと確認できるし普通のにも使いたいなと思っていたのでありがたいです。

自分はSPH使い始めの頃、何度か計算しているうちに計算がえらく重くなって何でだ?
と思ったら、ミキサーに今までのキャッシュが全部残っていまして;
キャッシュのPointCloudを消せばキャッシュ自体も消えるのだと勘違いしていた
経験がありますw
 
 
 
Unknown (m4g)
2010-12-05 15:36:11
ただ、このやり方だと、あんまり融通が利かないんですよね。
あくまでも外部プラグインだからってことでしょうけど、次のバージョンではキャッシュ周りも共通になったらいいな、って思いました。

キャッシュをミキサーで扱うっての、僕はSPH触って初めて知ったのですけど、知らないとそんなふうに思っちゃいますよね。
この辺、なれていないととても煩雑に感じてしまいます(^^;
 
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