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mount_smbfsが非推奨になったので mount -t smbfs を試している

mac |2017-12-19
ターミナル上から(というかPythonあたりから)Windowsの共有領域をマウントするとき、mount_smbfsを使っていたのですけど、High Sierra の10.13.2で自身の環境だと明確に不安定になってきまして困っておりました。
で、ググっていた時に知った情報。man mount_smbfs をすると
Note: You should always use the system mount command and never call mount_smbfs directly.
と書いてあります。mountコマンドを使え、と。

という事で、mountコマンドでsmbで共有している領域にアクセスするには

mount -t smbfs //ユーザー名:パスワード@ホスト/共有フォルダ マウントポイント

というコマンドになります。
これやると、問題が起こっている環境では Key 'signing_required' defined before section ってメッセージを発してくるけどマウントされました。しかし、新たな問題が。

例えばWindows上でShareTESTって名前で共有しているフォルダに対して、~/Desktop/MountTest/ParallelsVolume って所にマウントしようとしますと

mount -t smbfs //ユーザー名:パスワード@10.211.55.10/ShareTEST ~/Desktop/MountTEST/ParallelsVolume
(10.211.55.10がParallels Desktop上で動いているWindows 10のIPアドレス)

ってなります。
で、マウントされるんですけど、Finder上から見えるフォルダの名前が ShareTEST なのですよ。Windows上の共有フォルダの共有名になっちゃうんですね。mount_smbfsだとこれがMac上で指定したマウントポイントのフォルダ名が維持されます(この場合 ParallelsVolume)。

Finderとか普通のアプリのオープンダイアログとかではマウントポイントのParallelsVolumeじゃなくてWindows上の共有フォルダ名のShareTESTって名前でみえているってのは前述した通りなのですが、しかしターミナルからlsすると、マウントポイント名でちゃんと存在していることが確認できます(この場合、ParallelsVolume)。
つまり開くアプリによってパスの不整合が生じているわけで(Mayaだとターミナルと同じパスを示し、PhotoshopだとFinderでたどる階層と同じになる)。

利用している環境ではサーバー上の共有フォルダは割とシンプルで一般的な共有名にしているもので(共有フォルダ名自体は全てのサーバーで同じと思ってもらっていい)、結果としてFinder上で区別がつかなくなるって問題があったために、積極的にmount_smbfsを使いマウントポイント名で区別するようにしていたのに〜って感じです。

どうしたもんでしょう。
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