日々適当

hibitekitou

90年代、フロッピーディスクは現役だった

mac |2020-05-18

断捨離です。

こんな感じのフロッピーディスクが二ケースほどありまして、中のデータを取り出してディスクを捨てようかなと思い、だいぶ前に購入していたフロッピーディスクドライブを接続しました。メールの履歴確認して見たら2016年に815円で購入してましたな。その時からバックアップ取ろうと思いつつ放置していたわけです。

んで、デバイスとしては無事認識されたのですが、なんということでしょう、フロッピーディスクがマウントされないじゃありませんか。ウィキペディアで調べると、HFS(MacOS標準フォーマット)のサポートはSierra以降終了しているのだそうで。なんてこったって感じです。
幸い、Parallels Desktop上で動作するLion環境がありまして、そちらに繋いだらマウントしてくれました。

ということで、二ケース分の中身をいそいそとコピーして先ほど全部終わりましたですよ。50MBもない総容量のコピーに1時間弱ぐらいかかったかね。驚いたのはエラーもなく全部読み込めたこと。CD-RやDVD-Rなんかより耐性がありそうな印象です。
中に入っていたファイルのタイムスタンプは1996年。LZHファイルが多くて、The Unarchiverにてそれは伸長できたものの、中に入っていたファイルの拡張子がDOCだったりPICだったりGIFだったりJPGだったりで、一部読むのが難しそうなフォーマットだったり開いてみたら開けなかったり。古のネット上の画像を集めたディスクだったわけですが、古すぎてフォーマット乱立状態の時代っすね。PICについてはPICTかなと思ったら一緒に入っていたドキュメント(拡張子DOC。Wordファイルじゃなくて単なるテキストファイル)によるとx68kの標準画像フォーマットっぽく、これを見るビューアって今現在Mac上にあるのか?
と言いますか、当時これらファイルを何で見ていたのかというとPixelCatで見ていたわけですが、だいぶ昔にMac OS X 環境に対応したものの、まだ64bit化していません。ってことでやっぱりParallels Desktop上で動くSierra環境に入れてみたらですね、

Rosettaかー。つまりはMacOS 9以前の実行環境で開ってことっすね。これはiMac G5を蘇らせないといかんか……

ともあれ、こうしてうちからフロッピーディスクを読み込む用事がなくなりました。ドライブを維持していく価値が今後あるのだろうか。あとMOが数枚あるんだよねー。これはどうするかね。

ちなみにですが、HFSでフォーマットされたフロッピーディスクはFAT32でフォーマットしなすとCatalina環境でもマウントされました。新品のフロッピーディスクを購入することが難しくなっている現在、だからなんだって情報ですけど、まだまだ使えますよ?(exFATでもフォーマット可能みたいだし)

あー、GIMPにはもしかしてPICやらMAGやらのローダーがあるんか?

GIMP関連 [狼どもの熱き砂漠]

GIMP入れてみましょうか。…、

上記リンク先から落としたPythonファイルを~/Library/Application Support/GIMP/2.10/plug-ins に入れてやって ファイル→開く/インポート... から見事開かれましたですよ(時間はかかるけど)。ということでJPEGで書き出してやりました。iMac G5を頑張って稼働させる必要はなくなりそうです。

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