日々適当

hibitekitou

オール・ユー・ニード・イズ・キル

movie/anime |2014-07-21
公式サイト

これは日本での公開初日に観に行きました。先行上映で一週間早くはじまっていましたけど、そっちを見なかったのはIMAXでの上映を待ったから。さすがIMAXという上映を楽しむことが出来ました。

日本以外でのタイトルは Edge of Tomorrow ですけど、たぶん、そっちの方が正しいかな。物語は原作から見ると、そーいう改変を受けています。それが悪いわけじゃなくてね。

しかし、死んではやり直しというループを短いカットでつないで次々とやっていく部分は、当然シリアスな展開のはずなんだけど、思わず笑いが漏れていまいました。
ギタイの表現なんかは個人的にはけっこう好みの動きで良かったです。たぶん、日本で例えばアニメ化という道が選ばれたらパワードスーツのデザインはもっとスマートになって、もっとスマートな機動を見せていたと想像します。小説を読んでの想像するリタは(そして成長した主人公は)非常に華麗な動きでしたし。そんな意味ではそこはちょっと残念。

全体的にはとても楽しんで観れましたよ。

さて、来週はIMAXでゴジラだ。
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ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!

movie/anime |2014-07-21
25日に発売されるブルーレイのイベント上映です。都内は4ヶ所、神奈川2ヶ所、千葉・埼玉・茨木それぞれ1ヶ所ずつ、関東以外はあとは静岡と大阪と京都と兵庫と名古屋という非常に少ない劇場での公開のようでした。上映時間も40分程度だったし、だからチケット代もお安めです。観てきたのは平日でしたけど、それなりにお客さんは入っていた模様。公開初日あたりでは観客動員数が全体で11位だったというから土日祝日はお客さんがいっぱいだったんでしょうなあ。



劇場に足を運んだ特典としてフィルムが配られるわけですけど、まぁその辺はいつも自分には期待しないのでどうでもいいんですが、ほぼ風景という内容にはちょっとガクッときますな。いや、いいんだけど。

つーわけで、この話は第7話「次はアンツィオです!」の中で、15秒に収まるわずかな尺で表現された戦いの結果に至る過程を描いたものですな。でもってその最後の戦車の配置にどのように至るかを描いたものでした。当然ながら結果を知った上で見ている人が大部分なわけで、その過程を描くのもなかなかに大変だったんじゃないかと思います。しかしてその甲斐あって、だと思うけど、とても楽しんで観ることが出来ましたよ。

というわけでブルーレイが届くのを楽しみに待ちまする。
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思い出のマーニー

movie/anime |2014-07-21
公式サイト

ジブリ最新作。19日から上映が開始されまして、早速観てきました。



アリエッティに続く米林宏昌監督の監督第二作目といっていいのかな。ウィキペディアを見ると、短編映画の監督もやってないみたいだから2作目なんでしょう。原作はイギリス児童文学だそうです。それを現代の北海道を舞台に落とし込んで構築された映画となっています。と書いたものの、原作を読んだことはありません。ちなみにiBooks Storeでは上下巻に分かれてそれぞれ700円で売っております。さて、買って読もうかちょっと迷っているところ…。

というわけで原作云々は分かりません。非常に美しい舞台で繊細に繰り広げられた物語と感じましたが、原作はどうなんでしょう。繊細な物語を彩る絵は決して派手ではありませんが、さりげなく非常に高度に洗練された物だと感じました。実にこまやかな演技が人物・背景問わず行われています。それは決してうるさくなく(ゆえに「さりげなく」と書きました)、実に自然に物語に視聴者を誘ってくれていると思います。全体から細かいところまで、余すところ無く集中してみることが出来ました。

正直ほとんど期待していなかっただけに、とてもうれしい誤算です。


(多少ネタバレ…)


杏奈は物語当初、前髪を下ろしていました。予告編見ると髪留めをしているカットがあることが分かりますけど、つけはじめたのがどの辺のタイミングなのかなぁって気になっていました。杏奈の気持ちの変化にたぶん連動しているんだと思います。一応、おじさん・おばさんちに滞在中に髪が伸びて、それでつけたって設定なんだと思うんだけど、最初のうっ屈した印象からずいぶんと明るくなったという事を感じられる描写です。でも、その気持ちの変化のようなものが直接杏奈の口から語られることはありません。最終的に久子さんに頼子を紹介する時に使った言葉に至る過程は、本当に注意して観ていかないと分からないかもしれないって思ったりしています。なんつうか、主人公の表情の変化が小さすぎ(笑)。ただし、これぐらいのキャラクター表現の場合、これぐらいが個人的には好みです。あまり大げさなのは好きじゃない…。そういえばセリフ回しがずいぶんと芝居がかった大仰な印象を持つ部分を多く感じました。そこももうちょっと自然な言い回しにしたほうがいいのか、こっちの方がいいのか。なかなか難しいですね。

どうでもいいことなんですけど、劇中、七夕祭りに行くシーンがありますが、そこの神社の境内とかですかね、そこで浴衣来た子供がやけにモダンな踊りを踊っていたように見えるのですが、今どきはあんな感じなのでしょうか? その周辺でかろうじてその町の子供たちがからんできますが、基本的に彼らは物語に噛んできません。杏奈のごく近しい周辺と湿っ地屋敷の関係者でのみ繰り広げられる物語であり、舞台も湿っ地屋敷の周辺、ごくごく狭い範囲に限られています。そんな意味ではアリエッティのような広がりのない世界を感じかねない(そういえば、このブログでアリエッティの感想書いてませんでしたな)わけですが、そこいら辺の問題を感じることはありませんでしたな。それは何でなんだろうなぁ。時代をまたいでいたからかな?

まぁそんなわけで、個人的にはとっても満足度の高い映画となりまして、来週にゴジラ、再来週にるろうに剣心、その翌週にドラえもんとトランスフォーマーと宇宙兄弟が無ければまた観に行きたいですな。
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