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hibitekitou

dsclでトラブったのでメモ

mac |2013-11-16
MavericksでNFSのテストをしていてトラブったのでメモです。
これはMavericksでNFSの設定の仕方を記したものではありませんので念のため

ディレクトリユーティリティを使ってNFSクライアントの設定を行う方法が Mountain Lion ではあります。ディスクユーティリティで行えてたNFSマウントの設定が出来なくなったので、代わりにそれでやりましょうという手法ですね。ディレクトリユーティリティは

/System/Library/CoreServices/

にFinderからは不可視の形で置かれていたりします。それを起動させるやり方はまぁいろいろありましょうが、たとえばターミナルからopenコマンドで起動させるなんて方法がありますな。で、ディレクトリエディタで値を書き込んだのですけど、うまく動かないのでその値を削除しようとしたわけです。Macを使っていれば一目瞭然な削除するためのボタンを押してやるわけですが、消えないのですね、これが。



それと同じことをするコマンドが dscl ってコマンドのオプションです。



エラーで削除できません。ググると、どうもMavericksでは問題を抱えているようなのです。

Unfortunately, Apple decided to release OS X 10.9 with significant issues that may affect networking features. If you are upgrading from a previous release of Mac OS X or OS X to OS X Mavericks and you have stored NFS automount entries in the local directory node “/Local/Default”, it might not be possible to edit or delete these entries after the upgrade, because Apple's Open Directory plug-in for this node is not working correctly.
[NFS Manager: Description]

ということで、この設定を保持しているファイルを削除する事にしました。なお、ターミナルを使って行うこの作業は、たぶん本来はやっちゃいけないたぐいのものなんだと思うので自己責任を肝に銘じてやることとします。
えーと、やることは簡単です。この設定を保持しているっぽいファイルは

/var/db/dslocal/nodes/Default/mounts/

にあるので、そのなかのplistファイルを削除するだけ。その後再起動するとディレクトリユーティリティからもdsclからもその値はいなくなりました。これがシステムに対し影響を与えないやり方なのかは自信はありませんけど、とりあえずはそんなメモでした。
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Parallels Desktop 9 にMountain Lionをインストールした

mac |2013-11-16
事情としては、Vue 2014がMavericksで起動するように改善したバージョンがリリースされ、インストールを行い、無事に起動をしたもののアクティベートが出来ないってことがあります。その理由は、Vue 11.5を僕が過去にインストールしたことが無かったから。もう少し詳しく書くなら、Vue 2014のアップグレード版はVue 11.5がアクティベートされている事を条件にアクティベート出来るということみたいで、FAQにも書いてありました。
Vue 11を11.5にあげるには、Vue 11を起動してメニューバーから該当コマンドを実行する事になるわけですが、残念なことにMavericks上でVue 11は起動しません。つまり、11.5にあげることも出来ず、アクティベートも出来ないというわけです。
そこで、Parallels DesktopにVueが動く環境を構築して、11.5のアクティベーションだけしてしまおうというわけですな。

そんなわけでMountain LionをParallels Desktop上で動くようにインストールを行いました。

あらかじめ、App StoreのアプリからMountain Lionのインストーラをダウンロードしておきます。



Parallels DesktopにOS Xを入れる場合、リカバリー領域を利用してインストールを行う選択肢がありますが、それだとMavericksになってしまうので却下です。だからDVDやdisk imageからインストールを行うためのボタンを選びます。
それで開くウインドウでImage fileを選び、ウインドウ下部分にMountain Lionのインストーラをドラッグ&ドロップすると下図のようにインストールの準備が整います。



最後にインストールを行うディスクイメージを保存する場所を選択したらインストール開始です。非常に簡単。



以降は普通のOS Xのインストールと同じだし、インストールしてMountain Lionが起動した後にParallels ToolsをインストールするのはWindows他のParallelsに対応したOSを入れた時と同様です。以上を行ってから、Vue 11をインストールしました。で、問題なく起動し、Vue 11.5へのアップデートを実行します(Vue 11のバイナリには11.5が含まれており、アクティベートすることにより11.5として起動するようになるという仕組みです)。



こうして、Vue 11.5のアクティベートが完了し、Vue 11.5も起動しました。



Vueを終了し、Mountain Lionをシステム終了し、Parallelsを終了します。
後、Vue 2014のアクティベーションも無事終了しました。

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