日々適当

hibitekitou

InterBeeに行ってきた。

mac |2013-11-18
今年も行ってきましたInterBee。先週の話ではありますけど…

仕事に直接絡む部分の興味はともかくとして、それ以外のはMac系の話題で、そのなかでもThnderbolt系の内容にくいついております。その一つ、動作するThnderbolt 2対応機器の実機がひとつ展示されておりました。それが、Pegasus2 R8っすね。8発積み。



8発積みでThnderbolt 2だから、1GB/sオーバーを期待したりするわけですが、800MB/s辺りだそうです。ただ、説明の人はRAID6とおっしゃっていました。それで800MB/s出るんだから、やっぱりたいしたもんという気がします。

Pegasus2 シリーズ [PROMISE]

展示されていたThunderbolt 2ソリューションってのはこれともうひとつぐらいでしたかね。まぁ事実上、対応しているマシンがMacBook Proのみだから仕方はないでしょう。Mac Proが市場に出てきたら状況は変わるだろうし、来年のNABあたり(4月?)でどうなっているかねぇ。

でもって、映像方面のプロが使用するThunderbolt機器って、PCIeカードを利用するためのボックスが非常に重要になるはずです。で、興味深いのがこれ。NA-211TB-LDってのっすね。



デモではSSD 4発をSATAカードをさしてそれに繋いだ構成でしたが、850MB/sを越えるリードライトな速度を見せておりました。
ストレージスペースを用意しているのなら、そのようなカードを必用とせずに利用させてもらいたいなぁと微妙に思ったりはしますけど、この箱は11万円程になるんじゃないかって事です。
ストレージとPCIeカードが入る箱。そのような構成のセンスのいい箱の登場は、たぶんMac Proが市場に出るようになると、ユーザから強力に求められるようになるんじゃないかって思いますね。



こちらはMagmaのThnderboltのPCIeボックス。既に市販されているものですけど、中に入っているのはRED Rocketです。お高いカードですけどMac ProにPCIeスロットが無くなる以上、このようにして動作させざる得ませんが、ちゃんと動いている様子をデモしています。で、このRED Rocketの次世代のモックアップが展示されていましたが、その実機もREDの本国ではThnderboltのボックスでテストされているみたいな話は聞きました。…まぁ縁のないカードなんですけどね。

WindowsやLinuxのPCでも利用されることを考えると、メーカーはやっぱり製品をThunderbolt対応の箱に機能を詰め込むより、PCIeカードで出してくる率が高いでしょうし、この辺の機器は重要です。だからThnderbolt 2への速やかな対応も期待したいですな(Sonnetの新商品はThnderbolt 2へのフリーアップグレードを約束しているものもありました。これはちっこいカードを無償で交換してくれるというものだそうです)。

というわけで、Mac系のInterBeeの話題は

InterBEE 2013 まとめ [Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)]

によい感じでまとまっているようなので、そこを見とくと良いですね(^^;

このInterBeeの展示会の性格上、去年ぐらいまではまだFinal Cut Pro 7の姿を見ることが多かったような気がしますけど、今年はPremiereにずいぶんと塗りつぶされていて、FCP 7は全く見かけなかったように思います。FCP Xはキヤノンの4Kワークフローの所でちょっと見かけたかなとかそれぐらいで、あまり姿を見た記憶がありません。何となく、AppleがMac Proのリリースと共に出すらしいFCP Xの新バージョンを失敗したら、一気に存在感を失ってしまうんじゃないかって思ったりします。ホント、がんばってくださいよ、Apple。
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