日々適当

lucy.ply。
The Stanford 3D Scanning Repositoryにて配布されている巨大なメッシュデータです。plyファイルはMeshLabで開く事が出来ますが、そこで表示されるオブジェクトの情報はイカの通り。



そして、MeshLab 1.3bから書き出されるobjファイルのサイズはイカの通り。



なんとなく、巨大なファイルである事は想像つきましょう。

modo 401では開く事が出来ませんでした。
modo 501 Carbon版でも同様でしたね。



ということで、Cocoa版での出番です。64bitアプリ～。まだちょっと挙動が不審なんだけど、でも64bit。やつならやってくれるに違いない。

と思ったけど、データは読み込んだみたいだけど、そこから先、たぶん面を張って操作可能な状態に持っていくところで落ちました。
メモリ使用量（実メモリ）の値は14GBを越え、スワップも12GBを越えたけど、ダメでした。

それではってんで、modoともっとも相性がよさそうなlwoならどうだろうと思ったわけです（あくまでイメージ的に、ね）。

まず、lucy.objをSoftimageに読み込みます。その後、SIのPointOvenを使ってlwo書き出し。で、modoで読み込みっすね。

ダメでした。objの時と同じように、読み込み中に落ちてしまいました。modo的にはメモリが足りないってことなんですかね。

ちなみに、Softimageではlucy.objを読み込めたわけですけど、その時のメモリ消費量は4GB程度です。これがSoftimageが誇るギガポリゴンコアによる恩恵なのか分かりませんけど、Blenderでもmodo同様メモリをガッツリ消費して（16GBメモリ搭載のマシンでは）読み込めなかったので、大量の面が張られたポリゴンオブジェクトを展開するための手法に明らかな差があるんでしょう。

もうちょっとがんばって欲しいかなぁ。

そいえば、Vueではどうなんだろう。今度試してみよう。

<追記>
Vue 9に読み込んでみました。9005575っていうベータ版ですけど最新バージョン。
lwoファイルから読み込んだのですけど、読み込めました。読み込み中はメモリ消費量14GBオーバーでスワップもしまくっておりましたが、読み込み終わってからの消費量は7GB弱と言ったところ。
ただ、読み込めたはいいけど、と～～～っても不安定です。パラメータを触ることがほぼ出来ない。落ちます。一度などカーネルパニックを起こしマシンごと持っていきやがりました。ともあれ読み込めたことは事実で、後は安定して取り扱えるようになってくれたいいですな。でないと、超ハイポリなモデルを外部からVueに持ち込むことが出来ないし。


</追記>