日々適当

hibitekitou

雲のむこう、約束の場所

movie/anime |2004-11-20
Other voices-遠い声-
公式ホームページ

さっそく見てきたり…。
本日公開分は全部舞台挨拶があったそうな。んで、僕が見たのは13時45分からの回。監督と作画監督の舞台挨拶という、(商業アニメとしては)ちょっと変わった組み合わせです。

劇場は303席あるそうだけど、ほぼ、満席状態。舞台挨拶も終わり、本編が始まりました。

結論から申し上げまするに、見て損は無い一作となっています。

僕がこの映画を観に行くことにしたキーワードはただ一つ。「新海誠」の新作ってことだけであり、そんな人もあるいはたくさんいるんじゃないかと思われます。そうすると、91分という尺をもち、ために多数のスタッフがかかわる、まぁつまり商業アニメ化してその新海度が薄まるんじゃないかと危惧している人がいるかもしれません。が、その心配は全く不要でした。むしろクオリティーアップし、より濃厚にそれを感じることが出来るんじゃないでしょうか。

全く、見事な絵の密度、というか光の密度でした。

とか書くと、絵だけが素晴らしいと思いがちだけど、新海度ってのは当然ながらその世界観というか空気にもあるわけで、でもってそいつを構成するストーリーあってのこと。お話も気に入っております。個人的にはシーンをつなぐのに一度黒に飛んで、って表現が実はあまり好きじゃなく、それがちょっと気になったぐらいで、話に引き込まれました。

南北分断された日本。その国境のむこうにそびえる謎の塔。それがあこがれの目標から徐々に物語の核心の目標になり、そしてクライマックスに至ってゆく。

んー、もう一回見に行きたいかも。

ちなみにパンフレットは500円。お買い得です。ついでに、帰りにタイミングがよければハウルでもはしごしようかと思ったけど、案の定満席のようで、なかなか見ることが出来ないようなのであきらめました。

新海監督の最新作「雲のむこう、約束の場所」がついに公開![コンプティーク.com]
「雲のむこう、約束の場所」プレミア上映 in 札幌レポート
コメント ( 0 )|Trackback ( )
  ・