日々適当

hibitekitou

InterBEE 2004

etc |2004-11-18
今更いうまでも無く、HDってのが一つのキーワードだったような気がするけど、そんなことは関係なく、興味のあるところだけを眺めてきた。

CineWaveで、どーしてもコマ落ちが発生するんだけど、なんで?、って聞いたら、こっちの身元がばれた(笑)。原因は調査中とのことで、宿題にさせてください、と言ってた。

Totsu Sangyo co.,Ltdってところの、Gonzalez HD Dual-Linkって製品を見せてもらったけど、これについては、WSD/HDがあればいいかな、という感じ。SANでシステムを構築して、グループワークを使用とするときに威力を発揮しそうではあるけど、このPowerMac G5をベースとしたシステムは全部で1千万弱とのことで、ちょっと手を出しづらいかなぁ、という印象を持った。

ダイキンに行ったら、もうすぐ、Softimage XSI 4.2がDL可能になるって話を伺えた。これは楽しみ。現在起こっている問題が解消されているのかが個人的焦点である。問題といえば、Softimage 3DのXPにおける動作の問題について話を聞いたところ、レンダリングにおける問題を解消するためのパッチをもって来週伺うと言ってくれたので助かる。
ちみに、そこでデモされていたモーションキャプチャシステムは、全部で200万あればおつりがくるという物であり、安くていいなぁ、とは考えた。けど、肝心のキャラクター仕事が無いから、あっても宝の持ち腐れだよなぁ、と思いつつ説明を聞いていたのはダイキンの人には内緒です。PV STUDIO 3Dというソフトね。

でもって本日の個人的目玉である、BlackmagicのブースでDeckLinkの話を聞いてきた。デモの人が盛んに値段を強調していたけど、破格のお値段でHDを扱うシステムを構築できるとあっては真剣に聞かざるえない。とか思っていたけど、ホント、どっかの通販みたいな感じのデモだった(笑)。聞いた限りだと、業務に十分使えそうな印象を持った。ポイントは2点。まず収録。CG側で制作したムービーをそのまま収録できればいい、という場合、BlackMagic Codecで出力したQuickTimeムービーをDeckLinkのRAIDにコピーし、それをFinal Cut Pro HDのタイムラインに並べれば、そのまま収録することが出来るとのこと。つまり、再レンダリングを行い、ムービーを最適化するような手間がいらないということであり、場合によっては現在職場で使用されているディスクレコーダーよりも効率が良いことも考えられる。続いてキャプチャだが、うちの職場の業務に多い、静止画を取り込む、という用途にを考えたとき、しかし静止画を直接取り込むことは出来ない模様。ただ、タイムコードの情報を持ったクリップとして取りこめるので、指定されたフレームをそのクリップから抜き出すということは出来る、というお話だった。バッチキャプチャが可能であるから、キャプチャ効率もいいかもしれない。ということで、テラバイト単位のUltra320SCSIのRAID構成込みで300万あればおつりが来るというシステムはかなり魅力ある物なのではないか、という気がしてきている。


最後に、Appleブースを見てきた。Motionのデモをはじめて見たが、そのパフォーマンスは素晴らしく、同時にリソースを限界まで使うソフトウェアであることが実感された。その後のShakeのデモで、Motionのプロジェクトをオンザフライで扱うことが出来る、というので、簡単な素材をMotionで作成し、Shake上でより高度な合成を行う、という用途もありだなぁ、との感想を持った。ただ、Motionはモーショングラフィックス的仕事の多そうな場所にこそ有用な感じがするし、HDはさすがにきついソフトであろうので、ちょっと僕の仕事にはあわないという気もする。
FinalCut Pro HDは、HDVに対応したバージョンのテクノロジープレビューを行っていた。そんな状態のものなので触らせてはもらえず、開発をしています、ということを示すためのデモとのこと。話を伺うと、HDV、つまりMPEG2のまま素材として読込み、そのまま編集することを目標としているそうだ。マシンパワーがえらい食いそうだけど、会社にあるVictorのビデオカメラにも対応予定とのことなので、その資産が生かせる環境が出来るのかもしれないと思うとちょっとうれしくなる、かな?。や、あまりビデオカメラで素材撮りをするなんてことしないから、あんまり実感無いのだけど(^^;

以上、会社への報告のメモとして。
コメント ( 0 )|Trackback ( )
  ・