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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



大阪の住宅地価格ランキングでは、阪神間の山の手を走る阪急神戸線沿線がトップ、次に阪急宝塚線沿線と箕面あたりと言われているので、阪急沿線の住民にはリッチな人が多いようである。



その住民が大阪市内に買い物に来るとなると、わざわざ地下鉄に乗り換えて心斎橋の大丸、そごうまで足を伸ばすのは面倒なので、駅から近い阪急百貨店に向かうのは自然なことなのであろう。

その阪急百貨店梅田本店は、建築後80年近くが経過したために、耐震性を高めた複合ビル(新梅田阪急ビル)として全面的に建て替えることが決定され、店舗の北側半分を残す形で建て替え工事が行われている。



2006年7月より南側部分の取り壊しが始まり、2012年春に工事完了とされているが、建て替え後は地上41階(高さ187メートル)、延べ床面積が25万2千平方メートルの巨大な建物となるようである。

阪急百貨店梅田本店は、新ビルの低層階部分(地上13階~地下2階)に再入居することで、営業面積が6万平方メートルから8万4千平方メートルへ拡大し、これによって日本最大級の百貨店になるらしい。



2011年には、すぐ隣のJR大阪駅北側に伊勢丹と統合した三越が、売場面積5万平方メートルで進出することが既に発表され、JR大阪駅南側の大丸梅田店も増床して売場面積が6万4千平方メートルに拡大するので、三社のサービス合戦が楽しみである。

三越の入る大阪駅ビルの建設現場



一方、阪急に統合された阪神電鉄の子会社である阪神百貨店は、1940年に阪神マートとして現在地に移転し、1963年に現在のビルが開業している。

阪神百貨店



阪神百貨店は、今年10月阪急百貨店と経営統合をして、阪急百貨店がグランドオープンする2012年にはビルの全面建替工事をスタートするという。

10月になれば、具体的な計画が発表されるのであろうが、先に南隣の新阪急ビル(1962年完成)を建替え、阪神百貨店を一時そのビルに移転してから現在の店舗を大型超高層ビルに建替するという案もあるらしい。

新阪急ビル



そのためには新阪急ビルを解体し、新「新阪急ビル」の建築を2012年までに完成させなければならないが、最終的には大阪梅田に巨大なデパートが4店も並立することになる。


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