野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



昨日の記事にもちょっと出ていましたがMFのユリカモメ(全長40cm)の幼鳥です。

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によればユリカモメはユーラシア大陸から西ヨーロッパ、北アメリカ東部で繁殖。・・・水中の獲物を見つけダイビング。

<冬鳥として日本全国の海岸、干潟、河口、湖沼、河川などに渡来するカモメの仲間>・・・獲物にクチバシは届いたのか?

<日本で見られる小型のカモメは、ズグロカモメを除き殆どがユリカモメでその他のカモメは迷鳥>・・・その直後に全身ダイビング。

残念ながら採餌は不成功。・・・ズグロカモメのクチバシは黒く短いですが、こちらは基部が淡黄色、かつ長いので識別は容易です。

翼上部の雨覆に暗褐色斑があり、次列風切と尾羽の端部が黒いのは第一回冬羽のユリカモメ。

成鳥の脚は橙色から赤ですが、第一回冬羽の脚は橙黄色です。

この夏に生まれたばかりの幼鳥ですが、MFでズグロカモメのカニを横取りしようとしていました。

ユリカモメもズグロカモメに劣らず飛翔能力の高い野鳥ですね。・・・MFのアシ原で獲物を探すユリカモメの幼鳥でした。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




早朝のマイフィールド(略してMF)で、冬鳥のズグロカモメ(全長32cm・英名saundar's gull)がカニを咥えながら飛んでいました。

ズグロカモメは環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定種で、図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば世界的な個体数は5000羽程度とか。・・・左からやや大きいユリカモメの幼鳥(全長40cm)がカニを狙って接近。

図鑑に<ズグロカモメは干潟への依存性が強く、カニを主食とする>とある通り、飛びながらカニを探していました。

図鑑には<ズグロカモメは中国渤海沿岸と朝鮮半島西岸で繁殖、日本の関東以西、中国南部、台湾で越冬>・・・獲物を見つけたズグロカモメ。

中国の図鑑でsaundar's gullを探すと<渤海沿岸から長江口までの限られた場所でのみ繁殖する>・・・カニではなく小魚でした。

<アジサシに似て飛翔能力は高く、他のカモメ類の群れと混泳する>

<飛翔する範囲は潮汐線を維持し、体を翻しながら垂直に落下して獲物を獲る>

<狙った獲物の捕獲が外れると泳ぐことなく、すぐに空中に飛び立つ>という飛翔能力の高いカモメの仲間でした。

初列風切(P10~P6)の端部が黒く、その先端が白いのは成鳥のようです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




MFのミサゴが獲物を持って帰ってきました。海水に生息する魚や生物ばかり捕食する野鳥は余分な塩分をどう処理しているのでしょうか。・・・<・・・>部が本からの引用です。

<ヒトの場合、余分な塩分は腎臓の働きで排出しますが、野鳥では腎臓と共に目の上にある塩類腺で塩分を濃縮してクチバシにある鼻腔から排出しています>

<この塩類腺の発達程度は同じ種でも採食場所の塩分条件によって異なります>

<オオハクチョウでは淡水域で採食する群れと海水域で採食する群れを比較すると、海水域の採食個体は塩類腺の発達によって眼の上に膨らみができ、顔つきが悪く見えます>

<この塩類腺という排出器官は淡水を飲まなくても海水の約2倍、尿の塩分濃度の15~20倍という濃い塩水を排出することができます>

<眼の上にある塩類腺は,スズメの仲間以外の鳥類には全て備わっていますが、特にカツオドリ、アホウドリ、ペンギンなどの海鳥と塩湖に生息するフラミンゴの仲間で発達しています>

<塩類腺で濃縮された塩水は最後に鼻孔から排出され、海鳥のくちばしの先からポタポタと鼻水のように垂れたりします>

<なかにはミズナギドリの仲間のように,チューブ状になった鼻孔から霧状の塩水を勢いよく噴出させる鳥もいます>

塩類腺や体内熱交換器など、2億5千万年もかけて進化してきた野鳥の能力はすごいですね。

参考文献:知って楽しいカモ学講座 嶋田哲郎著 緑書房



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




これから一段と寒くなってゆきますが、最近読んだ本から野鳥の保温についてMFのヘラサギ過去写真と一緒に紹介しましょう。

<殆どの鳥ではクチバシと足には羽毛が無いので、そこから体温が逃げてゆきます>

<そこで野鳥(ヘラサギ、ガンカモなど)は保温性を高めるために頸を後ろに回してクチバシを背中の羽毛の中に入れます>

<また休む時には片脚で立ち、一方の脚を脇腹の羽毛の中に入れますが羽毛の無い脚は冷たくないのでしょうか>

<鳥類学者が捕獲調査の際に野鳥の脚を触ると、恒温動物なのに脚が意外と冷たいので驚きます>

<その理由は野鳥の脚に哺乳動物には無い熱交換器があり、体内の熱が足先に逃げてゆかないような構造となっているからです>

<足に流れる体内の暖かい血液は、熱交換器を通ることで温度を下げ、冷たい血液となって脚に流れてゆきます>

<一方、脚に流れる冷たい血液は、熱交換器で温度を上げて体内へ戻ってゆくのです>・・・脚に流れる血液量は全体から見ると少ないので全身に影響は無いのでしょう。

<つまり野鳥の足先に近いほど冷たい血液が流れている訳で、脚が低温の水や氷上にあっても、それに触れている脚との間に大きな温度差が無く、冷たさを感じていないと考えられています>

参考文献:知って楽しいカモ学講座 嶋田哲郎著



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




オシドリのオスが水面を蹴って飛び出しました。

翼のストロークアップ時、三列風切部に銀杏羽が見えます。

ストロークダウン。次列風切に淡い翼鏡、その端部に目立つ白斑。

胸の紫色、側胸部にある2本の白線も目立ち、腹部は白。

クチバシの赤と目の周りには白いアイリング

カモの仲間で最も美しいのはこのオシドリでしょう。

初列風切上面に淡い青色の構造色が見えるメスの飛行姿も掲載しておきます。

メスの次列風切端部には目立つ白斑があり、その上にも少し白い部分が見えています。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に出かけると、ミサゴが獲物を探してホバリングしていました。

暫くみていると、獲物を見つけて急降下。・・・露出をプラス補正したまま追いかけたので露出オーバーに

すぐに浮上して

翼を大きくストロークダウンしながら水から飛びだし。

右足で掴んだ獲物を引きずっています。

飛びながら、掴んだ獲物を見ていますね。

足首を前に曲げ、魚の種類をしっかり確認。黄色い尾びれと膨らんだ白い腹はフグに間違いなし。

折角キャッチした獲物を放り出しましたよ。・・・食べるとフグ中毒となることを知っているのかも?

捉まったあと、すぐに腹を膨らませて見せたフグの戦術は功を奏したのでした。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に年中いるカルガモ(全長61cm)の飛行姿。

カルガモなどカモの仲間には、太陽光を受け青、緑、青紫色などに光る次列風切(翼鏡)を持つものがいます。

カルガモ(東アジア、インドに分布するがヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オーストラリアにはいない)の翼鏡はカモの仲間の中でも良く目立ちます。

二本の白線に挟まれた青紫色の翼鏡の面積が比較的広いのもカルガモの特徴でしょう。

マガモ(下の写真前から2羽目)にも2本の白線に挟まれた紫色の翼鏡があります。

マガモ(下の写真前から2羽目)の翼鏡が青紫色に見えますが、翼鏡は太陽との角度によって色調が変化する構造色です。

構造色なので色彩のある部分が一部となったり、翼鏡全部が黒く見えたりもします。

(下の写真、後方から2羽目の)カルガモの翼鏡も黒く見える範囲が広いですね。

飛行するカモを追い続けると、翼鏡が次々変化する様子を見ることができます。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




往復交通費380円で行くことができる池のオシドリが羽ばたく姿を紹介しましょう。・・・ピンボケですが白と紺の肩羽、次列風切端部の白、翼鏡の青緑色、三列風切部の銀杏羽も見えています。

こちらは横から見たオシドリの羽ばたき。胸の紫色と側胸部の白線、三列風切部の銀杏羽も少し見えています。

正面からは胸の紫色と側胸部の2本の白線、腹部の白、赤いクチバシ基部から頭頂部へかけて緑から紫に変る構造色の帯が。

正面を向いて羽ばたくと、丸い腹部の白が目立ちますね。

オシドリは水面採餌ガモですが、上手に潜水し池の底に落ちたドングリを咥えて浮上してきます。

翼の基部、三列風切部に橙茶色の銀杏羽が見えています。

銀杏羽は何枚か重なっているように見えますが、どうなんでしょう。

翼をダウンストロークした際の銀杏羽の外側は肩羽でしょう。

頭上から後頭部には茶色から黒緑色に変化する冠羽があり、頬から伸びている栗色で筋状の羽は自由に動かせるようです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に飛来してきているダイサギ(全長90cm)とアオサギ(全長93cm)

全長は図鑑(日本の野鳥590・平凡社)からですが、このダイサギは明らかにアオサギより大きいですね。

前後に並んだダイサギ同士を詳しく見てみると、足の関節の上(脛)の色と長さが明らかに違います。

脛の上部が白い中央と後方の2羽は、大陸から越冬するために渡ってきたダイサギ(通称・大ダイサギ)のようです。

大ダイサギの繁殖地、中国の図鑑(john mackinnon guide to the birds of china)には、全長95cm、脛は淡色と記載されていました。・・・下の写真の両側はコサギ

英国の図鑑(collins  birds guide )のダイサギを見ると、全長85-100cm個体差が大きいようです。

但しその脛の色は黒でなく淡色でした。・・・MFでの普通ダイサギ(脛が黒い)は年中見かけますが、脛が長く淡色な個体は大陸から渡来した大ダイサギでしょう。

以前MFに来ていたチェコ人バーダーがダイサギを熱心に撮影していたのは、チェコにダイサギが渡来することが無いからでしょう。・・・大ダイサギとコサギの大きさ比較

ダイサギは英国では迷鳥とされ、年間たまに観察される程度とか。イギリス人バーダーが見たら喜ぶでしょうね。・・・コアオアシシギと大ダイサギの大きさ比較



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)のミサゴが池にダイビングしています。

ダイビング瞬間は間に合いませんでしたが、魚を持って飛び上がりました。

やや大きな魚だったので、急上昇はせず水面を水平飛行。

魚を良く見ると、全身に大きな斑がありますね。

足爪の架かりが気になるのか、飛びながら獲物を見ています。

大きく左旋回したので、やっと魚の全身が見えてきました。コショウダイ(別名:コロダイ)でしょう。

右足だけでキャッチしたため、左足も使って持ち直すよう。

セビレ先端部を左足でガッチリ掴み、右足はコショウダイの頭に置いて。

ミサゴは魚の背中を上に頭部を前に、まるで魚雷を抱えた雷撃機のような姿(魚雷持ちとも言う)で飛行してゆきました。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に例年通りヘラサギ(全長83cm)が渡来。・・・右から2羽目

仲の良いアオサギの横で採餌していました。

魚を咥えたアオサギの隣でヘラサギのクチバシがこちらに向きました。・・・クチバシ先端部の黄色い部分に注目。

羽繕いをはじめるとクチバシがハッキリ見え、先端の黄色い部分(向かって左側)に小さな黒点が。

過去写真を探すと今年1月13日に撮影したヘラシギに同じ黒点が。・・・同じ個体が渡来してきたのでしょう。

過去の撮影記録を見ると、今年の冬に6回ほどMFに飛来してきていました。・・・1月29日には、近くから撮影できたことも。

以下今日のヘラサギ、アオアシの隣で羽繕い。

ヘラサギが獲物をキャッチすると、アオサギが横取りしようと接近してきます。

カワウ集団の中で寛ぐヘラサギ。・・・MFでは今年の1~2月、最大8羽渡来してきたのでこれからが楽しみです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に先日からときどき姿を見せている冬鳥の猛禽類ノスリです。

ビル群を背景に飛行を続けるノスリ(英名common buzzard・全長オス52~メス56cm)

遠くから次第に近づいてきました。    

ノスリの幼鳥は光彩が暗い黄色ですが、この個体は暗色なので成鳥でしょう。 

ノスリが獲物を探し始めると、MFを縄張りとしているハシボソガラス(全長50cm)2羽がモビングを仕掛けます。

カラスのモビングをかわしながら逃げるノスリ。

猛禽類(タカ科)ノスリの足指には立派な爪がありますが、それを使っての防戦はなし。

ハシボソガラスが(短い爪の)足指を前に出して攻撃するもノスリは逃げるだけ。

ということで、このノスリはMFから追い出されてしまいました。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に時々飛来する小型の猛禽類ハイタカ(オス32cm、メス39cm)です。

獲物(小さな野鳥)を探してMFのアシ原を飛行していました。

ハイタカの体上面は青灰色、同色の尾羽には4本の濃灰色の横線があり、尾羽の末端は白ですね。

NETでハイタカの写真を見ると、翼下面と腹部が写った写真が多いようです。・・・猛スピードで滑空するハイタカを追い続けますが、ファインダーに入れ続けるのが難しい。

ハイタカを横から撮影できる場所が少ないからでしょう。・・・翼を少しアップストロークすると、橙褐色の横斑が見えました。

翼をやや下ろし、そのまま飛行を継続するハイタカ。

再び翼のアップストローク。初列風切P5~P8には黒褐色の先端部の下に5本の横斑が見えますね。

NETに上がっているハイタカの写真には、その背面と翼上面が写ったものが少ないようです。・・・アオサギのいる池を高速で横断するハイタカ。

ハイタカは、体上面の色から灰鷹と呼ばれるようになったのかも(鳥名の由来辞典の記述とは異なります)。・・・アオサギの前、目立つ白い下尾筒を見せながら飛ぶハイタカ。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




自宅から片道交通費190円で行くことができる公園にオシドリ(全長45cm)が渡来してきていました。

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図によれば、越冬地は日本と中国南部。

都道府県別1月のオシドリ渡来数調査記録(環境省)によれば、北海道は0、東北地方は2桁、西日本への渡来数が多く大阪府は4桁の渡来数です。

中国の図鑑(john mackinnon guide to the birds of china)にはオシドリ(mandarin duck:直訳すれば中国ガモ)のもっと詳しい分布図が記載してありました。

それによれば繁殖地は中国中部~北部、北海道、ロシア沿海州の南部。

中国中部~南部、北海道を除く日本、韓国南部、、ベトナム北部で越冬し、台湾では留鳥。確かにオシドリは中国に広く分布しているようです。

図鑑(日本のカモ識別図鑑・誠文堂新光社)に<オスは極彩色で装飾性が高い>とあり、これを見ることができるバーダーは幸せですね。

オシドリのオスで最も目立つのは、三列風切の最内側にある銀杏羽。これが立派なほどメスに持てるのでしょう。

ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアには分布していないので、欧米人バーダーがオシドリを見ると喜ぶこと間違いなし。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に渡り鳥ツルシギ(環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定)が(時期外れですが)渡来してきていました。

最近読んだ本に「渡り鳥の渡り」を説明していたので紹介しましょう。<・・>が引用部・・・下写真のアカアシシギとよく似ていますがクチバシの形状が少し違います。

<複数の世代を含む群れで渡るのはガン類やハクチョウ類、ツル類などのわずかなグループだけで、それ以外のほとんどの鳥類は親など成鳥の助けを借りずに渡りを行う>・・・ツルシギのクチバシは細く長い、下クチバシの基部が朱色、先端部がやや下向き。

<鳥の渡りという進化の原因は、抵抗力の弱いヒナのリスクを低減するため、食物が豊富だが病気にかかりやすい熱帯地方から逃れるためだったという説がある>・・・アカアシシギのクチバシは上下ともに基部が朱色で直線的でやや短い。

<渡る鳥たちはある方向へ、ある一定の時間、1年のある時期に飛ぶように遺伝的に決定され、夜の北極星、昼の太陽の動き、人の眼には見えない偏光、数百キロに渡る揮発性物質のにおい、地球の磁場などを利用している>・・・ツルシギが飛びそう

<鳥が地球の磁場を利用して方向を判断していることは1950年代から知られていて、1960年代には確認された>・・・ツルシギの飛び出し

<その働きをしていいたのは意外にも視覚だった。鳥は地球の磁場を視覚化していると考えられている>・・・ツルシギが飛行する際の翼上面は全体が褐色

<渡り鳥の眼の中(網膜の中の複錐体と呼ぶ視細胞)には、地面に対する鳥の体の位置あるいは地球の磁力線に対する角度によって変化するシミができる>・・・アカアシシギの翼は次列風切が白色

<渡り鳥には頭の中に地図を描くことで方角と進むべき道を知る(磁力を利用した)能力があり「生物学的機能の不明な第二の磁気感覚」を持っていることが判っている>・・・アカアシシギが飛ぶと翼後方の白が目立つのでツルシギとの識別が容易にできます。

参考文献:世界を翔ける翼(渡り鳥の壮大な旅)スコット・ワイデンソール著



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ