鶴居村のタンチョウの群れの中には、頸から上が薄茶色をした幼鳥が混じっていました。(株)北海道撮影社の「タンチョウのくらしのページ」HPからタンチョウの幼鳥のことを紹介しましょう。<・・・>が引用部
<タンチョウの寿命は、飼うと40年ほどですが、自然界ではせいぜい20~30年>とか。・・・頸の茶色い幼鳥でも背が白くなった個体(左)と、背まで茶色の個体(後方2羽)がいます。
<卵から孵えって約100日でヒナは飛べるようになります>よちよち歩きから3か月ちょっとで空が飛べるとは驚きです。・・・下は背まで茶色い幼鳥。
<3才までは、翼などに残る黒班で、ある程度年齢を推測できますが、確実とはいえず2才で成鳥と同じ翼になるなど個体差があります>・・・こちらは背がほぼ白くなった幼鳥
<性成熟は満3才くらいですが、野外で実際に雛を育てるのは4・5才からが多い>・・・集団が同じ方向に向いて停止すると、まもなく飛行のための助走が始まります。徒競走の「位置について、ヨーイ」の合図を聞いたランナーのよう。
<ペアを組むのは2才くらいからで、夫婦は一生添い遂げるといわれます>・・・競争開始の号令(ドン)があったかのように、群れが体勢を低くして走り始めます。(手前の2羽は別グループ)
しかし<番いの証明の「鳴き合い」は、2、3才から始まりますが、実際に繁殖を始めるまで、相手を代えるのも稀でありません>・・・まず成鳥(左端と左から4羽目)が先に走り、幼鳥2羽が重なって続きます。(手前の3羽は別グループ)
成鳥の初列風切は末端まで白ですが、幼鳥の初列風切先端部は黒。(ヘラサギやクロツラヘラサギと同じ)
幼鳥の初列大雨覆先端の黒はヘラサギやクロツラヘラサギ幼鳥と同じですが、彼らには尾羽先端部の黒色部分がありません。