野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近所の公園の池にセイタカシギが渡来してきました。

セイタカシギは、環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類に指定された野鳥です。・・・ダイサギが前を通過

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)にはセイタカシギの足と虹彩は赤いとありますが、虹彩の色までは良く判りません。・・・アオサギが通過

後方をカイツブリが通過

コサギが威嚇したせいか、翼を立てて逃げる体勢に。

カルガモが接近しましたが、カツガモには安心しているよう。

針のように細いクチバシですが、ちゃんと上下に分かれています。

クチバシを開いたまま首をかしげています。

セイタカシギの足は長く、アメリカの図鑑には跗蹠(下の写真の足と腹でできた三角形の長辺部分)は10~13.7cmと出ていました。



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Amazonプライムビデオの新着映画『エル・プレシデンテ ~南米・チリ サッカー界の闇を知る男~』は、実際にあったFIFA汚職事件をドラマ化したものです。FIFA汚職事件をスイレンの花と一緒に紹介しましょう。

ウイキペディアによればFIFAは、2016年ブラッター前会長(スイス人)ら3人が2015年までの5年間にわたって日本円でおよそ83億円の裏報酬を得る契約を業者と締結していたことを明らかにしています。一人当たり何と28億円です。(1年間で5億5000万円)

一方アメリカ司法当局は、サッカーの南米選手権「コパ・アメリカ」(2013年~2014年)の放映権をめぐって、総額1億1000万ドル、日本円にして、およそ136億円の賄賂を南米サッカー連盟幹部に支払う契約があったと公表。映画にもその場面が出てきます。南米サッカー連盟加盟国は10か国、会長10人で割れば一人13億6000万円です。(たった1回の大会の金額です)

「サッカーの国際試合を見たいと熱望している世界中に楽しみを届けているのが我々で、それに伴う報酬を受けるのは当然」というセリフが映画に出てきます。「麻薬を熱望している世界の人に麻薬を届ける仕事をして、それに伴う報酬を受けるのは当然」というコロンビアの麻薬王(大金持ちと知られています)の考えと同じ発想なので驚きます。

アメリカ人の元FIFA理事は、映画でミスター10%(贈賄額の10%で副会長に仲介する人物)として登場しています。ミスター10%は、2011年までに総額25億円の不正な資金を得て、フロリダやバハマのリゾートに高級な住宅を所有、移動はプライベートジェットを使用していたとされています 。(25億円が10%なら、副会長は250億円を得たことになる計算)

南アフリカで行われた2010年FIFAワールドカップでは、南アメリカ側からFIFAのジャック・ワーナー元副会長側に1000万ドル(およそ12億円)の賄賂が渡っていたことが明らかになっています。

ブラジル警察は、マネーロンダリングの容疑でテイシェイラ元ブラジルサーカー連盟会長が2009年から2012年の3年間に、およそ4億6500万レアル(日本円でおよそ181億円)を海外銀行口座とブラジル口座間で資金の移動(マネーロンダリング)を行ったと発表しています。

映画には、FIFA元会長アヴェランジェの豪邸が出てきますが、ブラジルサッカー連盟元会長兼FIFA元理事のテイシェイラは、アヴェランジェの義理の息子に当たるようです。

サッカー王国ブラジルの英雄的存在だったアベランジェFIFA元会長は2016年に100歳で亡くなっていますが、その後継者テイシェイラの収賄疑惑にブラジル警察はどこまで迫れるのでしょうか。



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Amazonプライムビデオの映画『エル・プレシデンテ ~南米・チリ サッカー界の闇を知る男~』には国際サッカー連盟(FIFA)の第7代会長を1974年から1998年まで12年間務め、ゼップ・ブラッターを後任の会長に指名したブラジル人「ジョアン・アヴェランジェ」とその豪邸も出てきます。ハイビスカスの花と一緒に紹介しましょう。

アヴェランジェは、国際オリンピック委員会のメンバーでもあったため、IOCがFIFA会長時代の不正について調査を進め、IOC理事会で追放を含めた厳しい処分を下すはずでしたが、本人が辞任を申し出た為に処分は見送られています。

2015年7月、FIFAのジェフリー・ウェブ元副会長(英国とケイマン諸島の二重国籍)は、収賄額の一部1000万ドル(12億円)の保釈金を納め釈放されています。元会長アヴェランジェの収賄は、当然それ以上だったのでしょう。

2015年12月、スイスは、南米選手権やFIFAワールドカップ予選の利権に絡んで賄賂を受け取った疑いでFIFA副会長だった南米サッカー連盟会長のフアンアンヘル・ナポウト(パラグアイ)、北中米カリブ海サッカー連盟会長アルフレド・アウィト(ホンジュラス)の2人を逮捕しています。

また同月、ペルー警察は、ペルーサッカー連盟のマヌエル・ブルガ元会長を逮捕、マーケティング会社からFIFA関係者に渡された賄賂やキックバックは2億ドル(日本円でおよそ245億円)を超えるとされています。

2015年12月、アメリカ司法省はウェブFIFA元副会長(英国とケイマン諸島の二重国籍者)やスポーツ関連企業幹部など8人が収賄を認め、50億円分の資産の没収に同意したことを明らかにしています。

同月、スイス司法当局はFIFAの賄賂の受け渡しに使われたスイスの銀行口座情報をアメリカ司法省に提供、賄賂に使われた13の口座の資産(96億8000万円)を凍結しています。

2016年12月、アルゼンチンの大手スポーツ代理店がアメリカのニューヨークの連邦裁判所に、FIFA贈収賄にからむ罰金1億1280万ドル(およそ130億円)の支払いを合意しています。アルゼンチンの会社からFIFA幹部への贈収賄は明らかでしょう。アルゼンチンだけで130億円、他の国を合計すると一体いくらになるのでしょう。

2016年、FIFAはワールドカップの開催国を決める投票で、当時のFIFAの理事らに渡った金銭は、最低でも数千万米ドル(日本円で数十億円)になると発表。FIFAワールドカップの招致で票の買収が行われていたことを認めています。映画には「サッカーの国際試合を見たいと熱望している世界中に楽しみを届けているのがFIFA幹部で、それに伴う報酬を受けるのは当然」というセリフが出てきます。



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神戸どうぶつ王国のバードパフォーマンスショーではシベリアワシミミズクのパフォーマンスを見ることができます。

シベリアワシミミズクは、飛行中に羽ばたき音を出しません。

翼開長は2mとも言われている大型のフクロウです。

尾羽根を水平尾翼のように広げていますね。

カメラは高速で飛行するシベリアワシミミズクを追いかけていますが、後方のお客さんにピントがきています。

低空飛行するシベリアワシミミズクにピントが合いました。

これは近づき過ぎてピントが甘くなったショット。カメラのオートフォーカス機能が追いつきませんね。

シベリアワシミミズクの美しい翼

翼を広げると威圧感がありますね。



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アリス・メイベル・ベーコンは、27歳で教師として来日した際の様子を10年後にアメリカで出版していますが、その中に天長節(明治天皇33歳の誕生日)に臨席したときの様子が描かれていましたので、長居植物園のモンシロチョウと一緒に紹介しましょう。<・・・>が引用部

<明治17年(1884年)11月3日、朝7時半に津田梅子(当時21歳)と車(人力車)で大山捨松(大山陸軍卿の妻・当時25歳)の家に迎えに行き、青山練兵場で行われる観兵式の式典会場に向かいました>

<役人や華族たちは金モールのついた大礼服を着て、金のモールの縁取りの帽子を被って式典会場に急ぎ足でやってきます。友人のお陰で、他の人たちのように会場の隅っこで立ち止まることなく、兵隊たちがうやうやしく並んだ通路を通って大山陸軍卿のところに連れてゆかれました>

<(顔見知りの)大山陸軍卿(当時43歳)は、沢山の勲章やメダルがついた豪華な制服を着ておられ、私たちにとても親切で私と優しく握手して下さり、天皇陛下のテントの隣に案内してくれました>

<しばらく待つと次第に人が集まりだし、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、外交官たちに囲まれて混雑しはじめましたが、私はすばらしい席に着けたことを感謝しました>

<やっと、馬のひづめの音が聞こえ、人々は前へ前へと押し合いを始めましたが、幸いなことに私たちは(陸軍卿の計らいで)前の席(最前列)に坐っていたので、観兵式式典をよく見ることができました>

<ほどなく豪華な馬車がやってきて、私たちのすぐ前で止まり、中から天皇陛下が下りてきました。天皇は神の子孫であり、天の子として国民に崇拝されているのですが、私には普通の日本人となんら変わらないように見えました>

<日本人男性としては背が低く、外国人たちから、天皇は日本人にしては色が黒いと聞いていましたが、私にはむしろ色白に見えました。天皇のお顔立ちは彫りが深くどっしりとしています>

<天皇のすぐ後から、大山陸軍卿を先頭に将官たちが続いてやってきて、会場を一回りしてから私たちのすぐ側に戻ってきました。あまりにも近くだったので、もし私が天皇にお声をかけたいと思えば大きな声を出さなくてもお話しすることができたほどでした>



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コロナによる非常事態宣言で、ひっそりとした公園の階段にこちらを向いている目立たない野鳥がいました。・・・よく見ないと判りませんね。

背中も地味ですが、腹部に黒い斑点があるので越冬地(中国南部など)から渡来したばかりのクロツグミ(全長22cm)のメスでしょう。

クロツグミは殆ど日本だけで繁殖する夏鳥です。このときは比較的近くに寄ってきてくれましたが、非常に警戒心の強い野鳥でした。

従って来日する欧米のバーダーには人気があると思います。・・・少し離れた場所にクロツグミのオスがいました。

但し、クロツグミは明るい場所には殆ど出てくれないので、その姿を見るのは簡単ではありません。

白い腹部にある黒い斑点の形は様々でトランプカードのスペード?ハート?ダイヤ?

やっと発見しても近づくとすぐ飛び去るので大きく写すのが難しい。・・・これは風切り羽が黒茶色なので若い鳥でしょう。

下の写真のアカハラ(全長24cm)は大阪では留鳥、同じツグミ科なのでクロツグミと良く似ています。

こちらシロハラ(全長25cm)も同じツグミ科ですが、冬鳥なのでもうじき繁殖地の大陸(沿海州など)に飛去するはずです。



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世界の生息数5千~6千羽程度と推定されるマナヅルの羽ばたき写真と一緒にウイキペディアの記事を紹介しましょう。<・・・>がその引用

<鹿児島県出水市荒崎地方に飛来するマナヅルとナベツルは、既に1921年(大正10年)に天然記念物法により保護を受けている>

<さらに1952年(昭和27年)には、国の特別天然記念物「鹿児島県のツル及びその渡来地」としての指定も受けている>

<マナヅルの繁殖地のロシアでの野火、中国では開発による乾燥化などの影響によって、その生息数の減少が懸念されている>

<また電線に衝突することによる事故死や、渡りの途中にある韓国では農薬を用いた密猟での死亡例もある>

<越冬地の出水市では水田の乾田化やビニールハウスの設置による土地の変化・交通量増加や道路建設などによる影響が懸念されている>

<ナベヅルなど他種も含め、多数の個体が出水市に飛来し過密状態になっていることから伝染病の感染による大量、食物の不足も懸念されている>

<2010年12月には出水平野で高病原性トリインフルエンザにより7羽が死亡。出水平野へのマナヅルの渡来は2001年に3,555羽・2007年に1,059羽と変動はあるが数は漸増傾向にある>

なお今年のマナヅルの渡来数ですが、2月26日の北帰行数2835羽とあるので、3000羽程度が渡来してきていたようです。



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リストバンド(500円で購入)を示すことで格安特別メニューが楽しめる「サンタバル」が12月4日から8日まで開催されていましたので参加してきました。

今回は旧歌舞伎座裏にある3店で格安特別メニューを頂き、4店目は三津寺通りのバーで締めというコース。・・・最初の店は肉バルGAM

肉バルGAMの特別メニューは、牡蠣肉と赤身肉の寿司とドリンクで900円(通常1320円)

2店目は座裏ブタマル

座裏ブタマルのカウンターで頂いたのは、おまかせつまみ3点盛りと煮込みと1ドリンクで800円(通常1360円)

3店目は「華」

カウンターの1階ではなくテーブル席がある2階で前菜3種盛りと1ドリンクを900円(通常1400円)で頂きました。

腹が一杯となったので旧歌舞伎座裏から道頓堀を越え、最後のバーがある三津寺筋まで移動しました。

BARサンクでカラオケとウイスキーを3杯頂き、完全にできあがって帰宅しました。



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平成28年6月に環境省 自然環境局 野生生物課から「日本で繁殖するチュウヒ保護の進め方」という資料が公開されているのでその一部を紹介しましょう。<・・・>がその引用

<日本で繁殖しているチュウヒは、早春に越冬地(日本国内や中国南部から東南アジア)から日本国内にある繁殖地に渡来する(越冬地から遠く移動せずに繁殖を行う個体もある)>

<2月下旬にはつがい(以下番)を形成、その後造巣をはじめ、4月下旬に抱卵を開始して抱卵5週間ほどでヒナが孵化する>

<ヒナは孵化後6075 日齢で親から独り立ちする。チュウヒは基本的に一夫一妻制であるが、各地で一夫二妻の事例が確認されている。繁殖終了後、親鳥と一部の幼鳥は繁殖地から姿を消し、成鳥は越冬地に渡り、幼鳥は分散する>

<越冬地では、ヨシ原等において、多くの場合、越冬のための集団のねぐらを形成するが、一般にチュウヒの生息地、特に営巣場所を公表した場合、カメラマン、観察者等多数の人々が営巣場所の近辺に集合、出入りを繰返し、チュウヒの繁殖を阻害することがある>

<したがって、営巣場所の位置情報や背景から場所が推定できる写真等は、原則として行政機関の自然保護部局等、チュウヒの保護及び保全措置に携わる関係者や研究者以外には非公開とする>

<チュウヒは渡り鳥であるが、海外の越冬地から渡来して日本で繁殖するもの、繁殖地及び越冬地がともに日本にあるものなど、渡りの動態は必ずしも明らかではない>

<また、チュウヒの越冬地・中継地での生態研究も途上である。チュウヒの生態等については、依然情報が不足していることから、今後いっそうの研究が求められる>

<また、チュウヒに関する生息調査等は、幅広い主体によって実施されていることから、それらの調査等によって得られた情報を収集し、有効活用を図ることが求められる>



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今回の東北旅行初日は好天に恵まれ、訪問した中尊寺の紅葉が見事でした。一昨日、昨日に続き中尊寺の歴史と綺麗な紅葉を紹介しましょう。

源義家のひ孫、源義朝(11231160)の九男として生まれた牛若丸(後の源義経・11591189)は、11歳で鞍馬寺へ預けられますが、 僧になることを拒否して鞍馬寺を出奔、1174年に奥州の藤原秀衡を頼って平泉に下っています。・・・京都から平泉まで徒歩で移動したのでしょうが距離を考えると凄い

1180年兄・源頼朝(11471199)が伊豆国で挙兵すると、義経は平泉を出て、富士川の戦いで勝利した頼朝と黄瀬川の陣で対面を果たし、頼朝は、義経ともう一人の弟の範頼に遠征軍の指揮を委ねています。

しかし、平家滅亡後に義経と頼朝が対立、1185年、頼朝が軍を率いて義経追討に向かうと、義経は奥州藤原氏(かつて先祖の源義家が援助)の藤原秀衡(11221187・父源義朝と同年配)を頼って奥州へ入り、1187年から平泉(衣川の館)に居住しています。

秀衡は頼朝からの義経引渡を拒み続けていましたがほどなく死去、4代となる藤原泰衡(11551189)は、親の遺言を無視して義経の衣川の館(中尊寺表参道東南東500メートルの丘陵)を襲い、義経は自害するのです。

奥州藤原氏も同じ年に鎌倉軍の攻撃で滅亡しますが、中尊寺は「鳥羽法皇御願」の寺であったため、源頼朝の庇護を得て存続しています。・・・中尊寺の紅葉が綺麗なのは、東北の気温のせいでしょう。

しかし南北朝時代(1337年)にあった火災で金色堂を残して中尊寺の伽藍は焼失、江戸時代になって仙台伊達氏の庇護を受けて堂宇の再建・補修があり、1665年には江戸・寛永寺の末寺となっています。

松尾芭蕉は1689年(奥州藤原氏が滅亡してから500年後)に中尊寺を訪問、そこに寂しく夏草が茂る風景を見て「夏草や 兵どもが 夢の跡」と詠み、続いて金色堂を参詣「五月雨の 降り残してや 光堂」と詠んでいます。

明治になってから中尊寺の本堂が再建(1909年)され、それから約100年を経た2011年、中尊寺はユネスコの世界遺産リストに「平泉仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として登録されています。・・・中尊寺本堂



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藤原清衡(10561128)が本拠地の平泉に1105年に創建着手、1124年に完成した中尊寺と奥州藤原三代の歴史を中尊寺の鮮やかな紅葉と一緒に紹介しましょう。

藤原清衡や子の基衡(11051157)孫の秀衡(11221187)が朝廷や藤原摂関家に奥州で産出する砂金や馬などの献上品を続けたため、奥州は源平合戦(11801185)中も独自の政権と文化を確立しています。

また基衡は、陸奥守として下向してきた藤原基成(11201190?・院の近臣という実力者)と親交を結び基成の娘を後継者秀衡の妻に迎え入れています。院の近臣が京都から平泉まで転勤してきていたとは驚きました。

そのため初代清衡は朝廷から陸奥押領使、2代基衡は奥六郡押領使、出羽押領使、3代秀衡は鎮守府将軍、4代泰衡(11551189)は出羽、陸奥押領使となり、軍事指揮権を公的に行使することが認められていました。

また、奥州にある摂関家の広大な荘園の管理も奥州藤原氏に任されていたようで奥州藤原氏の滅亡時、平泉には陸奥、出羽の省帳、田文などの行政文書が多数あったといいます。

奥州藤原氏は北宋や沿海州などと独自に交易していて、マルコ・ポーロ(12541324)の東方見聞録に登場する黄金の国ジパングの記述は、奥州の豊富な砂金と金色堂を見た中国人交易業者からの伝聞という説が有力です。

奥州藤原氏は清衡、基衡、秀衡、泰衡と4100年に渡って繁栄を極め、平泉は平安京に次ぐ日本第二の都市となり、平安末期の戦乱が続く京を尻目に発展を続けていました。

平泉の経済文化を支えた金鉱山は北から今出山(岩手県大船渡市)、玉山(岩手県陸前高田市)、鹿折(宮城県気仙沼市)、大谷(宮城県気仙沼市)など、平泉から東方に位置する三陸海岸沿岸に並んでいます。

そのなかの大谷鉱山は最盛期の昭和10年代に年間約1トンの金を産出していたといいます。・・・中尊寺の紅葉が綺麗なのは、東北の気温差のせいでしょう。

つづく



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今の季節、大阪市内の干潟にはハマシギの群れがやってきます。

朝日を浴びながら、干潟の上を餌を求めての集団飛行は見事です。・・・真横から

左に方向転換する際には、黒い背中と黒い翼にある白帯が綺麗です。・・・右端上を飛ぶのは小型のトウネン

左に旋回してこちらに向かう途中に見える、腹部の白色がまぶしいくらいです。・・・最上部はトウネンか

腹部の白飛びを避けるため、ややアンダー気味にすると、頭部が薄い茶色ということが判ります。

カモが泳ぐ水面のすれすれを、こちらに向かって飛行を続け

さらに方向転換したので、もういちど真横から

これがハマシギの集団飛行という写真

下の写真中央下部、水面に近いところを飛行しているクチバシの短い小型の個体はトウネンでしょう。



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 2019年大阪市長杯世界スーパージュニアテニスで、女子シングルスの準優勝選手EALA(エァラ・フィリピン・第4シード)を紹介しましょう。

東洋的で温和な表情をしているエァラ選手ですが、試合中の表情は一変します。

バックハンド側に来たボールを見つめる大きな眼

フォアハンドでのサーブリターンの構え

左利きのエァラのサーブ(ボールインパクトの直後でしょう)

エァラのバックハンドの構え

やや高いボールをしっかりと見つめる大きな眼

インパクト直前の視線は、狙ったポイントに打球が飛ぶかどうかを確認しているのでしょう。

準決勝戦ではドイツのグース(左・第15シ-ド)を破って決勝に進出しています。両者とも試合直後には穏やかな表情をしていますね。



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昨日紹介したロシアのボンダレンコ(第9シード)に準々決勝戦で勝ったのはドイツのGUTH(グースとします)です。

グースは、かつて女子テニスの女王と呼ばれたグラフによく似た表情をしていますね。

ジュニア選手としては恵まれた体型をしていてショットもグラフと同じようにパワフルです。

このグースは第15シードながら、三回戦では第2シードの日本人選手、川口夏実を破っている実力者です。

ボンダレンコ(ロシア・第9シード)とのこの試合では最初のセットを取られましたが、見事に逆転勝利しました。

試合中、感情的になることは無くグラフ同様、常に冷静にプレーしていました。

眼は最後までボールを追いかけて

上半身を急速回転させ、ボールにパワフルなインパクトを与えています。

ストロークエースを決めてしてやったりの表情



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靱テニスコートで開催されている2019世界スーパージュニアテニスの女子シングルス第一シードは、フランスのPARRYです。

そのPARRYの躍動する姿を紹介しましょう。サーブインパクトの瞬間

目はサーブボールを追いかけていますね。

サーブでジャンプして着地したためポニーテールが立っています。

相手のリターンを待ちかまえる姿

フォアハンドのテークバック

2m前まで来たボールをしっかりと見ています。

1m前まできたボール

瞼が閉じ気味ですが、眼はボールを見ていますね。



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