近くにある大阪府営公園のアオサギがウナギのようなものを咥えていました。
ヌルヌルしているうえに、暴れるので呑み込むのに難儀しています。
頭の部分を強く嚙んで弱らせているように見えました。
アオサギが咥えているのはどうやらタウナギのようです。ウィキペデアによれば<タウナギにはウロコが無く、1m前後になることもあるが、通常は40cmほど>・・・このタウナギも40cmくらいでしょう。
<背側は茶色あるいは緑褐色で、腹側は淡黄色あるいは薄茶色をしている>・・・アオサギの咥えたタウナギにも当てはまります。
<夜行性で、小魚や水生昆虫などを食べる捕食者である。あぜや用水路に穴を掘るので灌漑に障害を与える例がある>・・・ここで弱ったタウナギを頭から呑み込むようです。
<冬季は泥に深くもぐって冬眠し、土が湿っていれば、水がなくても生きていられる。そのため、東南アジアでは冬に水を抜いた水田を掘り起こしてタウナギを漁獲する>・・・アオサギはやっと呑み込みましたが、喉の入り口部分が膨らんでいるのでタウナギが暴れているのでしょう。
<日本に分布するタウナギは、中国に分布するものと同じ系統に含まれるため、中国大陸から人為的に移入されたものである可能性が高いとされる>・・・タウナギは、なかなか下がらないようで難儀しています。
<血液が多いために肉は独特の黒い色で、日本ではほとんど食べる習慣がないが中国大陸や台湾では美味とされる>・・・アオサギのクチバシからタウナギの尻尾の先端が舌のように出ていました。