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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近所の公園の池にホウロクシギが渡来しています。右はアオアシシギ

ホウロクシギの2019年秋の渡来数は172羽、オグロシギの129よりも多いようです。・・・好物は干潟に生息するカニです。

ホウロクシギ(63cm)カルガモ(61cm)との大きさ比べ

ホウロクシギが尾羽根を広げて飛び出しました。この角度ではその枚数がよく判りません。

これも不明瞭

着水する寸前にも尾羽根をしっかり広げてくれました。これなら12枚あることがよく判ります。

カモの仲間は尾羽根の枚数が14~18枚と多いようですが、シギはタシギ等を除くと12枚が普通のようです。・・・水が深かったのか尾羽根を畳んで再度上昇

少し遠いですが、翼の裏側の複雑な模様が何とか確認できます。

かなり遠い場所に着地してしまいました。



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近所の公園にオグロシギが渡来してきました。

環境省の2019年秋の全国一斉調査記録によれば、オグロシギの渡来数は全国で129羽・・・ここからオグロシギの水浴びシーン

環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定のオオソリハシシギの2019年秋渡来数は438なのでオグロシギの3倍以上です。

従って日本ではオオソリハシシギよりも絶滅の危機が3倍も高いシギなのですが、レッドリストに記載がありません。

アメリカの図鑑(SHOREBIRDS)のオグロシギ(bluck-tailed Godwit)のページを見ると、中央アジアからヨーロッパという広い地域で繁殖しているようです。

その越冬地も、アフリカ中部からインド、東南アジア、オーストライリアと非常に広く、恐らく世界的には絶滅の危機という状況では無いのでしょう。

オグロシギの翼には、他のシギには見られない目立つ白い翼帯があります。

シギ達が水浴びした後は、必ず羽ばたいてくれるので(写真を撮ることで)翼の表面と裏面をしっかりと見ることができます。

私はオグロシギがシギの仲間では最も美しいと思うのですが、



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近所の公園の池にセイタカシギが渡来してきました。

セイタカシギは、環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類に指定された野鳥です。・・・ダイサギが前を通過

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)にはセイタカシギの足と虹彩は赤いとありますが、虹彩の色までは良く判りません。・・・アオサギが通過

後方をカイツブリが通過

コサギが威嚇したせいか、翼を立てて逃げる体勢に。

カルガモが接近しましたが、カツガモには安心しているよう。

針のように細いクチバシですが、ちゃんと上下に分かれています。

クチバシを開いたまま首をかしげています。

セイタカシギの足は長く、アメリカの図鑑には跗蹠(下の写真の足と腹でできた三角形の長辺部分)は10~13.7cmと出ていました。



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近所の干潟に渡来してきた大型シギがアオアシシギと一緒に飛行してきました。

この時点ではチュウシャクシギのように見えます。後ろ姿となった大型シギと、横向きのアオアシシギ。

大型シギの翼裏側の複雑な模様が見えていますが、チュウシャクシギの特徴である背中中央の白い部分がありません。

それがないのであれば、この大型シギはホウロクシギでしょう。

但し、このホウロクシギはクチバシが短いのでチュウシャクシギと間違ってもおかしくありません。その理由を説明しましょう。

アメリカの図鑑(SHOREBIRDS)には、ホウロクシギのクチバシの長さ12.8cm~20.1cmとあり、この個体は最短サイズ(幼鳥か)と思われます。

その図鑑にはチュウシャクシギ(全長最大46cm)のクチバシの長さは最大9.9cm(クチバシ比率21.5%)と記載してあります。

ホウロクシギ成鳥の最大全長66cmに対しクチバシ長さ20.1cmなら、クチバシ比率は30.5%となります。クチバシを除いた体長(46cm)が、幼鳥も同じと仮定してみます。

クチバシを除いた体長を46cm、クチバシを最短の12.8cmと仮定すればその全長は58.8cm。クチバシ比率は21.8%、チュウシャクシギの21.5%とほぼ等しくなるのです。



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近所の公園の干潟にシギの仲間では大型のオグロシギ(全長38.5cm)が渡来してきました。

環境省の全国一斉調査記録(コアサイト48か所+一般サイト65か所)によれば、オグロシギの2019年秋の渡来数は129羽。

この数は、環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定のアカアシシギ126とほぼ同じで、日本への渡来数はかなり少ないようです。

近くにいたコサギ(全長61cm)がオグロシギとアオアシシギ(左)を威嚇、オグロシギが干潟から飛び出した瞬間。

この写真にオグロシギの翼の裏側の模様が明瞭に写りました。

米国の図鑑(SHOREBIRDS)には、よく似たhudsonian godwitが記載されています。

北アメリカで繁殖し、南アメリカで越冬するhudsonian godwitの翼裏側模様は図鑑のイラストで詳しく紹介されています。

一方、アメリカに生息していないオグロシギの翼裏側の模様は、なおざりな記載となっていました。・・・黒い尾羽根がやっと写りました。

オグロシギ翼表面の白い翼帯は目立ちますが、hudsonian godwitの翼帯はこれほど明瞭ではないようです。



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近くの干潟に渡来するシギが少なくなったなあと思っていたら、シギを襲うハヤブサの出現がその原因でした。・・・突然のハヤブサ襲撃にパニックとなるシギ

ハヤブサは鋭い爪のある足指を広げ、今にも襲いかかりそう。シギは必死で逃げようと前のめりとなっていますね。

シギが逃げる水面にはハヤブサの影が黒く映っていて、その接近はシギの目にも入っているのでしょうね。

下手に上昇するとハヤブサの餌食となるため、姿勢を低くしながら浅瀬を必死で走っています。

ハヤブサはすぐ近くまできていて、ここで下手に上昇すると捕まってしまいますね。

猛禽類の襲撃から逃げようと、姿勢を低くしたまま全力疾走しているシギの姿を初めてみました。シギの口が開いていますが人間ならタスケテー!と叫んでいるはず。

ここまで素早く走れない野鳥ならハヤブサの爪に掛かるはずですが、このアオアシシギはまだ走っています。

シギの走りが速いのでシギとハヤブサとの距離がやや開きました。シギのクチバシはカメラのフレームから出ていますね。

ここでシギはフレームアウト。結局このハヤブサ襲撃は成功しませんでしたので読者の皆さんご安心下さい。



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近くの公園の枯れ木にムクドリ(24cm)の群れが止っていました。

よく見ると、中央やや左側にコムクドリ(19cm)が1羽だけ混じっています。

ムクドリは留鳥(漂鳥とも)ですが、コムクドリは渡り鳥です。・・・ムクドリと一緒に飛び出してゆきました。

コムクドリの翼には白斑がありますが、右上のムクドリに白斑はありませんね。

コムクドリは夏鳥として本州中部以北に渡来して繁殖します。・・・ムクドリとコムクドリの翼の内側比較

秋になると、越冬地(フィリピン、ボルネオ北部)へ渡る途中、大阪市内に立ち寄るようです。・・・もっと近い枝にも来てくれました。

留鳥のムクドリとは生息状況が異なりますが、同じムクドリ科の仲間として親和性を感じているのでしょう。・・・真横から見たコムクドリ。頬が茶色なのでオス。

体長の小さいコムクドリだけに、比較的大型で常に集団を形成しているムクドリの中にいると安心できるのでしょう。・・・猛禽類に狙われないよう周囲を警戒しています。

そして危険を察知したのか、すぐに飛び出しました。



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近所の干潟に来るダイゼンが、意外と近くまで歩いてきてくれました。

左斜め前からのダイゼン

ダイゼンの後ろ姿

正面から

真横から

アオアシシギとの大きさ比べ

餌を探すダイゼン

これも真横

右斜め前から



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近所の公園に来たタカサゴモズが止っていた枝から飛び出すシーンを紹介しましょう。

こちらに向かって飛び出した直後、翼を大きく広げています。

翼の上にある白い翼帯は、モズの仲間に共通なのでしょうね。

翼を広げたまま、さらに飛行を続け

さらに羽ばたき前進。ここからピントが合わなくなりました。

次の枝に写ったので、再度タカサゴモズの飛び出しを狙ってみました。

こちらの法がやや近いようで、今度は横からのショットです。

真横から見た翼の裏側は明るいグレーですね。

ここでピントが外れてしましました。高速で飛行する野鳥の撮影はアマチュアカメラマンには難易度が高いと思いました。



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近所の公園でシギチドリを見ていると、ミサゴが獲物を抱えてやってきました。

ミサゴが獲物を運ぶ際には、雷撃機が魚雷を吊り下げたような空気抵抗の少ない姿(一般に魚雷持ちと呼ぶ)をしています。

このミサゴの魚雷は、くの字に曲がっていて、空気抵抗が大きそう。

獲物を食べる場所を探していましたが、持ち方が不安定です。

獲物はこの付近でよく見かけるボラのようです。

翼のタカ斑(タカの仲間に特徴的な模様)がきれいですね。

上空から適当な場所を探していますが魚の持ち方が安定しないようです。

獲物に掛かる左足の爪が2本浮いているので、安定しないのでしょう。

結局ミサゴは公園に降りるのをあきらめ、獲物を持ったまま遠くに飛び去ってしまいました。



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近所の公園にやってきたモズの(メス)です。

暫くすると同じ木の枝にタカサゴモズがやってきました。上の写真と比べると体色がかなり違うことが判ると思います。

黒覆面をしているような顔でこちらを見ていますね。

地面にいる昆虫を探しているようです。翼と背中の色がはっきりしないので、夏羽から冬羽に生え替わっている途中なのでしょうか。

正面から見ると、尾羽根の先端がかなり摩耗していることが判ります。

尾羽根も冬羽として生え替わるのでしょうね。

モズと同じように尾羽根をせわしなく動かしていました。

かなり近かったので大きく写すことができました。

さらに大きくなるようトリミングしてみました。モズの仲間らしい精悍な表情をしています。



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近所の公園に行ってみるとイソシギが4羽も並んでいました。

米国の図鑑(SHOREBIRDS)によると、イソシギの英語名はCOMMON SANDPIPER(普通のシギという意味か)です。

アメリカ大陸にはSPOTTED SANDPIPERという、やや小型の近縁種がいてイソシギと非常によく似ています。

米国の図鑑には精密なイラストで、翼表面の翼帯と裏の模様が両者で違うと記載されていました。

そこで、実際にイソシギ(COMMON SANDPIPER)の翼の裏側を撮影してみました。

イソシギの翼裏側を撮影してみると、翼裏側模様は米国の図鑑と少し違っています。

イソシギ翼裏側の白い線は、図鑑のイラストよりも幅が狭く、米国のSPOTTED SANDPIPERと非常によく似ていました。

まあイソシギは米国にはいないので、米国では簡単に確認出来ないこともあって、ちょっとしたミスだったのかも。

翼表面の白い翼帯が羽ばたくとよく判りますが、こちらは図鑑のイラスト通りでした。



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タカサゴモズ(全長25cm)よりやや小さいイソヒヨドリ(全長23cm)のメスが枝から飛び出すまでの連続撮影の紹介です。

飛び出す方向に視線を向けて

姿勢を低くして飛び出す寸前

ためていた体を伸ばして

枝を蹴って飛び出し

枝から離れましたが、まだ翼は広げていません。

まだまだ翼は広げていません

ここで翼を持ち上げて

やっと羽ばたき。枝から離れたのでピントが外れてしまいました。



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近所の公園の干潟でシギチドリを見ていると、すぐ近くにアオアシシギの仲間が飛んできました。

アイアシシギより小型でクチバシが細いのでコアオアシシギでしょう。

コアオアシシギの2019年秋渡来数は、環境省の全国92か所のサイト調査で僅か58羽とか。・・・スマートな体型の2羽が揃って着地しました。

全国的にコアオアシシギを見ることができる場所は非常に少なくなっているようです。・・・3羽目のコアオアシシギも飛来

3羽のコアオアシシギを威嚇するように大型のアオアシシギが飛来してきました。

左からもクチバシの太いアオアシシギが接近し、左右から挟み撃ちに。

アオアシシギとコアオアシシギは非常によく似ていますが、並ぶとその違いがよく判ります。

アオアシシギがクチバシを広げて餌場からコアオアシシギを追い出しにかかりました。

小型のコアオアシシギは軽量級なので、重量級のアオアシシギの攻撃を身軽にかわせるようです。



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近所の公園にタカサゴモズが渡来してきています。

大阪府の鳥として知られているモズよりも一回り大きな野鳥です。

モズの仲間なので、モズ同様に止りながら尾羽根を上下に振っていました。

正面から見ると、黒い覆面をしたようなツリスガラ(オス)の顔に似ています。

枝の向こうにいたタカサゴモズが翼を広げて飛び出しました。

モズと同じように、空気抵抗を減らすために足を畳んでいますね。

羽ばたきながら高速移動

以前紹介したモズの飛び出しとよく似ています。

逆光なので、目がよく判りませんね。



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