先日の東京旅行では、JR上野駅からほど近い国立西洋美術館に行ってきましたので、公式HPからその概要を紹介しましょう。<・・・>がHPの記事・・・現在シャセリオー展が特別展示されています。
<国立西洋美術館はフランス政府から寄贈返還された松方コレクション(印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)を基礎に、西洋美術に関する作品を広く公衆の観覧に供する機関として、1959年4月に発足しました>・・・西洋美術館の入り口、一般展示ゾーンだけなら65歳以上の人は無料です。
<以来、広く西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館として、展覧事業を中心に、西洋美術に関する作品および資料の収集、調査研究、保存修復、教育普及、出版物の刊行等を行っています>・・・彫刻作品と内部のスロープ
<これらの事業のうち、展覧事業に関しては、本館(ル・コルビュジエ設計、1959年)・新館(前川國男設計、1979年)において、当館設立の趣旨である松方コレクションの作品および創立以来毎年購入しているルネサンス以降20世紀初頭までの作品および寄贈・寄託作品を常設展として年間を通して開催しています>・・・国立西洋美術館では、ごく一部の作品を除いて展示作品の写真撮影が許可されています。但し、フラッシュ・ストロボ撮影は禁止です。
<また、企画・特別展専用の展示室として1997(平成9)年度竣工した企画展示館において欧米の美術館等からの借用作品によって当館の自主的な特別展を年1回、さらに新聞社等との共催展を年2回程度開催し、西洋美術の紹介に力を注いでいます>・・・始めて中に入りましたが、レベルが高い収蔵作品の数々に驚きました。
<さらに、2001年4月からは国立美術館4館が一つの独立行政法人国立美術館に移行し、国立西洋美術館は独立行政法人国立美術館が設置する美術館の一つとなりました>・・・この日は土曜日でしたが、そんなに混雑していません。
国立西洋美術館は2007年、国の重要文化財に指定され、前庭・園地も2009年に国の登録記念物(名勝地関係)に登録されています。・・・右の壁の最奥にコルビジェの絵画作品が展示されていました。(ジャンバー姿の男性が見えてる作品。数少ない撮影禁止作品)
<2016(平成28)年7月、国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品—近代建築運動への顕着な貢献—」が、世界遺産一覧表に記載されました>・・・新館への入り口。新館内はすべて撮影禁止となっていました。
現在は松方コレクションに加えて、ルネサンス期より20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品の購入を進め、常設展示しています。・・・国立西洋美術館の中庭
エントランスの外に設置されている彫刻作品