ヨーロッパに青い鳥はいませんが、『青い鳥』はベルギーのメーテルリンクによる戯曲で、幸せの青い鳥を探しに旅に出る兄妹の冒険物語です。物語のあらすじ(前編)をMFの青い鳥コルリの姿と一緒に紹介しましょう・・・あらすじは小学館HugKumのHPから
貧しい家の兄チルチルと妹のミチルへ、見知らぬおばあさんが訪ねてきて「幸せを呼ぶ」という青い鳥を探している、ここに青い鳥はいないかい?と聞いてきます。
チルチルがうちにいるのは白い鳥ですと言うと「では青い鳥を探してきておくれ」と言い、チルチルにダイヤモンドのついた帽子をかぶせます。
「帽子に付いたダイヤモンドを回すと魔法が起こるよ」と言われ、チルチルが回してみると、突然目の前がぱあっと明るくなり、たくさんの妖精たちが現れます。
妖精はここは「思い出の国」だと言い、そこで青い鳥を見つけてカゴに入れますが、思い出の国を出た途端、青い鳥は真っ黒になってしまいした。
そこでダイヤモンドを回して「夜の国」へ行くと、お花畑で青い鳥がたくさん飛んでいました。喜んだ二人は、捕まえて夜の国を出ますが、青い鳥は全部死んでしまいます。
次の「森の国」でも青い鳥を見つけるのですが、その国を出た途端に、青い鳥が違う色になってしまったり、死んでしまったりしてしまいます。
最後の「未来の国」でも青い鳥を見つけますが「時の番人」に見つかり追い出され、気が付くとそこは自分たちの家でした。
二人が手元の鳥かごを見ると、なんとたった今まで「未来の国」で青かった鳥が今度は真っ赤になっているのです。
つづく