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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたシギとチドリが飛行中。後方の大型シギ(チュウシャクシギ・全長42cm)以外の識別は難しい

横からなら識別可能・・・腹部に黒斑があるのがハマシギ(全長21cm)、それ以外はメダイチドリ(全長20cm)

全長の長いハマシギ方がメダイチドリより小さく見えるのはクチバシの差(クチバシの長さは全長に含まれます)

左で旋回し手前の干潟(カキ礁)前を通過・・・カメラの前の草で盛大な前ボケが

草の右に出るとややピントが甘く

すぐ近くを高速で飛ぶシギチドリにピントを合わせるのは大変

飛行するシギチドリ集団

少しピントが戻ってきたか

ハマシギ(後方の3羽)とメダイチドリ(その前と下の3羽)の違いが判るようトリミング



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたホウロクシギ(全長63cm)が着陸するまでを連続撮影してみました

飛行する際にはクチバシが短く見えます

やや足を下ろして着陸準備態勢に

着陸寸前、アップストロークした翼下面の細かな模様が美しい

広げた尾羽の下面にも細かな褐色斑がありますね

足が地面に届くと尾羽は閉じられ

尾羽が濡れないよう下尾筒で持ち上げていますね

両足が地面に届くと翼で制動(ブレーキ)しています

アップストロークした翼をやや後方に傾けて着陸完了



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたツバメ(全長17cm)が飛行する姿を追いかけてみました

頭部から上尾筒までと翼が黒紺色・・・グリーンバックとなった草地を飛ぶ尾羽両側が長いオス

ツバメの額と喉から胸上部は赤褐色・・・メスはその赤褐色部がやや明るい

眼先は黒、胸に細い黒帯、下尾筒までの体下面は白

翼下面の風切と尾羽は黒、・・・尾羽が短いメスか

額と喉から胸上部の赤褐色が濃く、尾羽が長いのでオス

尾羽を開くと内弁の中央に白斑が並ぶ

尾羽両端の長さと尾羽の白斑の大きさがメスを引き付ける要素(ツバメの秘密・長谷川克、森本元著・緑書房)

背中の黒地に青の金属光沢もメスを引き付ける要素(ツバメの秘密・長谷川克、森本元著・緑書房)とか



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたセイタカシギ(全長37cm)が飛ぶ姿を追いかけてみました・・・足指の先から水滴が落ちている

翼のアップストローク

ダウンストローク

次のアップストローク時・・・上に挙げた脚がやや下がる

ダウンストローク・・・・・・脚が上向きに揃って

アップストローク・・・脚がほぼ水平に

ここからは着地シーン・・・脚を下ろし

脚の跗蹠を曲げて着地に備え

脚を伸ばして着地



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ベルギーのメーテルリンクによる戯曲「青い鳥を探しに旅に出る兄妹の冒険物語のあらすじ」の後編をMFの青い鳥オオルリの姿と一緒に紹介しましょう・・・あらすじは小学館HugKumのHPから

悲しむ二人に、光の妖精は「きっと本当の青い鳥は違う場所にいるんですよ」と励まして消えてしまいます。

「二人ともいつまで寝ているの? 今日はクリスマスよ、起きなさい」お母さんの声で、はっと気が付くと二人はベッドの中でした。

するとドアを叩く音がし、あのおばあさんがまた訪ねてきました。「病気の娘がお宅の鳥をぜひ近くで見たいと言っているので、貸してもらえませんか」

チルチルが鳥かごを取りに行くと、なんと白いはずの鳥が青くなっているのです。・・・こんな感じでしょうか

おばあさんの娘は、青い鳥を見たおかげで病気が急によくなり、お礼と一緒に鳥を返しに来ます。

チルチルとミチルは、その娘を見て驚きました。なぜなら光の妖精にそっくりだったからです。

娘が鳥かごをチルチルに渡そうとしたときに鳥かごの扉が開いてしまい、青い鳥が空へ飛んで行ってしまいます。

慌てる娘に、チルチルが「大丈夫、青い鳥はどこにでもいるんです」で物語は終わります。・・・実はメーテルリンクの住んだベルギーを含むヨーロッパに青い鳥(オオルリ、コルリ)は分布していません。



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ヨーロッパに青い鳥はいませんが、『青い鳥』はベルギーのメーテルリンクによる戯曲で、幸せの青い鳥を探しに旅に出る兄妹の冒険物語です。物語のあらすじ(前編)をMFの青い鳥コルリの姿と一緒に紹介しましょう・・・あらすじは小学館HugKumのHPから

貧しい家の兄チルチルと妹のミチルへ、見知らぬおばあさんが訪ねてきて「幸せを呼ぶ」という青い鳥を探している、ここに青い鳥はいないかい?と聞いてきます。

チルチルがうちにいるのは白い鳥ですと言うと「では青い鳥を探してきておくれ」と言い、チルチルにダイヤモンドのついた帽子をかぶせます。

「帽子に付いたダイヤモンドを回すと魔法が起こるよ」と言われ、チルチルが回してみると、突然目の前がぱあっと明るくなり、たくさんの妖精たちが現れます。

妖精はここは「思い出の国」だと言い、そこで青い鳥を見つけてカゴに入れますが、思い出の国を出た途端、青い鳥は真っ黒になってしまいした。

そこでダイヤモンドを回して「夜の国」へ行くと、お花畑で青い鳥がたくさん飛んでいました。喜んだ二人は、捕まえて夜の国を出ますが、青い鳥は全部死んでしまいます。

次の「森の国」でも青い鳥を見つけるのですが、その国を出た途端に、青い鳥が違う色になってしまったり、死んでしまったりしてしまいます。

最後の「未来の国」でも青い鳥を見つけますが「時の番人」に見つかり追い出され、気が付くとそこは自分たちの家でした。

二人が手元の鳥かごを見ると、なんとたった今まで「未来の国」で青かった鳥が今度は真っ赤になっているのです。

つづく



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いつも野鳥撮影しているMFの干潟にメダイチドリ(全長20cm)の群れが渡来

方向展開する際に見せてくれる胸の赤茶色と腹部の白

体の上面は地味な灰褐色

正面から見ると翼が長い(長距離を渡る野鳥特有のアスペク比が高い)全部で41羽くらい

この集団に他のシギチドリ(トウネンやハマシギ)は混じっていません

最も接近したメダイチドリ

胸部の褐色味が濃いのがオス、薄いのはメスでしょう

日本の伝統的デザイン、千鳥格子の元となったのはこの飛行姿かも

この日は尾羽を広げていませんでしたが、次回は尾羽を広げた姿を撮りたいと思います



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたコルリ(全長14cm)です。オオルリ(全長16cm)と違って藪の中にいて、なかなか姿を見せません

幸福の青い鳥を探しに行くメーテルリンクの童話は、「青い鳥」がヨーロッパに存在しないから成り立つと書きましたが、当然コルリもいません・・・やっと藪から出てきました

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見ると、越冬地は東南アジアと中国福建省、繁殖地は本州中部以北から樺太、沿海州辺り

東南アジアの野鳥図鑑でコルリ(英名siberian blue robin)を検索すると<全長13.5~14.5cm、北ミャンマー、カンボジアを除く東南アジアに冬鳥として渡来>

<標高1830mまで(主に900m以下)のマングローブ林や公園の地面やその近くに生息>

その他に<スマトラ島全域とボルネオ島北部にも分布、フィリッピンでは稀>

中国の図鑑では<標高1800mまでの森林に(越冬期に)季節限定で生息しています>

さらに<密林の中で地面またはその近くに留まります>とあるので、MFと同じような状況で見ることができるのでしょう

折角なので青い鳥コルリを拡大。コルリの体の青はオオルリより鮮やかと思いませんか?



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたオオルリ(全長16cm)の飛行写真です。この機会に世界のオオルリ(英名flycatcher)の仲間となる青い鳥を探してみました。

まずヨーロッパの野鳥図鑑にあるflycatcherの仲間は、オジロビタキのような上面が灰褐色か、濃い灰色の鳥ばかり。

ヨーロッパの野鳥図鑑で青い色の野鳥はカワセミくらいですが、カワセミは腹部の赤褐色が目立つので青い鳥とは言いにくい。

幸福の青い鳥を探しに行くというメーテルリンクの童話は、「青い鳥」がヨーロッパに存在しないから成り立つのでしょう

一方日本の野鳥図鑑にはオオルリ、コルリ、ルリビタキと青い鳥が3種記載され、日本に青い鳥は実在します

ちなみに東南アジアの野鳥図鑑で青い鳥と呼べるflycatcherは20種以上、熱帯、亜熱帯地域ではごく普通の野鳥です

北アメリカの野鳥図鑑で青い鳥と呼べるflycatcherの仲間を探してみましたが記載はありませんでした

しかしホオジロやツグミの仲間に体色が青い鳥が数種類いるので(青い鳥は存在しないという)メーテルリンクの童話は北米では成立しないかも

オーストラリアの野鳥図鑑ではムシクイの仲間とされる青い鳥が記載されていましたので、やはりメーテルリンクの童話は成立しないようです



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いつも野鳥撮影しているMFの水たまりに小さな野鳥が藪から歩いて出てきました。

一番小さい浅い水たまりに入って水浴びを開始

拡大してみるとヤブサメ。図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によるとヤブサメの全長は11cm

上記の図鑑によれば日本で一番小さな野鳥はキクイタダキ(10cm)次がミソサザイ(11cm)とヤブサメ・・・すぐ近くの草地に別個体が登場

図鑑の分布図を見るとタイ、インドシナ半島北部、台湾、中国南部で越冬、日本、朝鮮半島、沿海州で繁殖

ヤブサメの英名はasian stubtail(直訳:アジアの短い切れ端のような尾)。東南アジアの野鳥図鑑でasian stubtailを見ると全長は9.5-10cm・・・9.5cmなら日本最小ですが

中国の野鳥図鑑でもasian stubtailの全長は10cm。越冬地では全長が小さくなるのか?・・・下尾筒より少しだけ長い尾羽

越冬地となる東南アジアでの生息地は標高2285mまでの広葉樹林の下草(東南アジアの野鳥図鑑)

中国の野鳥図鑑でもヤブサメは標高2100m以下の低木林の地面に近い場所、どちらも容易に見つけられないのではないでしょうか



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたキビタキ(全長14cm)です。オオルリに続いて飛び出して飛行する姿を追いかけてみました

オオルリ(全長16cm)より小さいキビタキは人に対する警戒心が強く、背景のスッキリした場所を飛んでくれません

また、人から距離を取る方向に逃げるので、後ろ向きの飛行姿ばかりとなります

キビタキの英名はnarcissus flycatcher(直訳:黄色水仙の色をした虫を食べる鳥)こちらは横向きの飛び出し

枝かぶりの横飛び出し

翼のストロークダウン。初列風切は濃茶色

散り始めた桜を背景に初列次列風切を扇形に広げて飛び出すキビタキ

珍しく手前に向かって飛び出しました

カメラの方向に向かって飛び出すキビタキですが、残念ながらピントが甘かったようです



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたホウロクシギ(全長63cm・環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定)が干潟から飛び出す姿を追いかけてみました

世界最大のシギ(オーストラリアの野鳥図鑑)ホロクシギは助走することなく飛び立ちます。1回目のストロークアップ

続くストロークダウン(1回目)で足が水面から離れています

ホウロクシギの英名はfar eastern curlew(直訳:極東の大型シギ)2回目のストロークアップ

2回目のストロークダウン

3回目のストロークアップの途中

3回目のストロークアップ完了

3回目のストロークダウン

4回目のストロークアップの途中



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今年は桜の開花が遅かったので桜の花を背景としたオオルリ(全長16cm)の飛行姿が撮影できました

翼を1回ストロークダウンすると足が枝から離れます

2回目のストロークアップでさらに上昇、足指はまだ下を向いたまま

オオルリの英名はblue-and-white flycatcher(直訳:青と白の虫を食べる鳥)2回目のストロークダウンで前進

3回目のストロークアップで足指が内側に畳まれ

3回目のストロークダウン、体がほぼ水平になっています

4回目のストロークアップで足指の上(跗蹠)が見えなくなり

4回目のストロークダウン、初列風切は外弁が紺色、それ以外は淡黒色

素早く飛行を続けるオオルリがフレームに入ったのはここまででした。



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MFのミサゴ(オス54cm・メス64cm)が獲物を食べていると、魚を狙ったアオサギ(全長93cm)が出現。

食べかけた魚を持って慌てて飛び出すミサゴ

ミサゴは落とさないよう一旦両脚でしっかりと魚を持ちますが

相手を威嚇するためか片方の脚を魚から離します

武器となる鋭い爪のある片脚をスタンバイ状態にしているのかも

それを見た体の大きなアオサギは、ミサゴへの接近戦を躊躇しているよう

アオサギが空中でホバリングしている間、ミサゴが距離を取り

ミサゴは高度を上げて飛行し続けますが、アオサギが後から追跡

しかし飛行スピードはミサゴの方が速く、両者は次第に離れてゆくのでした



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いつも野鳥撮影しているMF(マイフィールド)に渡来したハシビロガモ(全長50cm)です。

オス成鳥の頭部は、光沢のある深い緑色と濃い青紫色をしています。

翼にる中小雨覆の青灰色が他のカモに無い色なので目立ちます

止まっている時に雨覆は見えませんが、羽ばたくと特有の青灰色が見えてきます

手前にいるハシビロガモを見ると肩羽は、緑色光沢のある黒で大雨覆が白。

胸から脇羽にかけては白、腹部から脇の下までは濃い赤茶色

大雨覆の白色帯と翼鏡の紫色が見えはじめ

紫と緑色の混じった翼鏡が少し見えていますね

ハシビロガモが羽ばたく際に近くから見ると、色彩が豊かなカモということが良く判ります。



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