昨日大阪港に停泊していた軽航空母艦「いずも」が出港する姿を撮影してきました・・・艦尾側から見ると乗組員が右舷甲板に勢ぞろい
「いずも」は全長248.0 m、艦首から艦尾まで全通式の飛行甲板を備え、満載排水量は26,000トン、速力30ノット(時速54km)・・・艦首を大阪港の出口に向けて変える間、乗組員は左舷に移動
旧海軍の航空母艦(正規空母)「蒼龍」の全長227.5 m、満載排水量20,295トンを上回る大きさ・・・立っている自衛官を数えてみると100名以上いるようです
乗員は520名(うち司令部要員50名)ですが、艦内には乗員以外に450名の長期宿泊が可能な装備があるようです。ちなみに海外メディアではヘリ空母と呼称・分類されているとか・・・トリミングしてみると女性自衛官も混じっていますね
「いずも」には2020年度防衛予算で甲板などの改修費31億円と搭載するF-35Bを42機購入することが決定・・・天保山の大観覧車と「いずも」
ちなみにF-35Bはアメリカ海兵隊のSTOVL(短距離離陸・垂直着陸)戦闘機・・・艦首が出口を向くと、整列していた乗組員は解散
F-35Bが垂直離陸時する際には、エンジン後方のノズルを下方に曲げ、機体前方下部のリフトファンを駆動・・・舞洲清掃工場の煙突を背景とした軍艦旗
また主翼中央下面にエンジンからの圧縮空気を利用した姿勢安定装置も使用するとか・・・大阪港出口(大関門)を通過する「いずも」
「いずも」の艦内にある神社には艦名にちなんで「出雲大社」が勧請されています・・・ちなみに旧海軍の戦艦大和は奈良県の大和(おおやまと)神社