野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



昨日に続いて、離水飛行するオナガガモの写真です。

他のカモやオオバンなどの上空を通過

5羽の集団飛行  

向こうに葦原が見えてきました。

オナガガモも、他のカモ同様に翼上面に翼鏡という斑があります。

葦原の手前まできました。

5羽が葦原バックで編隊飛行

海上を飛行するオナガガハモ

オナガガモの繁殖地は大陸のシベリアなど。そこから海の上をこうして飛行してきたのでしょう。



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近所の公園の池からオナガガモが飛び立って飛行を始めるまで連写してみました。

助走無しで空中に飛び出せるオナガガモもいるようです。

一方、水面を蹴って助走するオナガガモも

前方の2羽はオナガガモのメス、後方の4羽はオス

前方の1羽の高度が下がったのか、水面を蹴っています。

水面スレスレを飛行しています。

羽ばたいた翼の先端が水面に届きそうです。

スピードが上がると、次第に水面から離れてゆくようです。

オナガガモのオス4羽の拡大



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早朝、近所の池に行ってみると、大阪では留鳥とされるカルガモが飛行していました。

朝日を横から受け、気持ち良さそうに飛行しています。

北海道のカルガモは夏鳥で、冬期には南に渡るようです。・・・池の向こうは海

大阪市内の池では普通に見ることができるカルガモですが、その飛ぶ姿を撮影するのは大変です。・・・翼の裏側は美しい

北国のカルガモは長距離の渡りをするので、飛ぶ姿は他のカモ達と遜色無いようです。

短めの翼を上手く使って飛行していました。

翼の上面にある翼鏡の色は青

翼鏡の色は構造色なので、角度によって黒くみえます。

真横から見た飛行中のカルガモ



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フライングキャッチとは日本語で「飛翔捕食」のことで、飛びながら獲物の虫などを捕らえる様子ですが、アオジのフライングキャッチを目撃しました。・・・虫を見つけて飛び出し

クチバシの先端を延長すると、空中に虫(黒い点)が見えます。

かなり近くなって、クチバシが大きく開いていますね。

虫をキャッチする寸前

虫を咥えたまま失速した体勢

そのまま下降

拡大してみると、クチバシで虫を挟んでいるようです。

枝に向かってさらにスピードアップ。

枝に止る寸前のアオジ、広げた翼が美しい。



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バードリサーチニュース2014年2月号にマガモの繁殖についての記事がありましたので近所の池のマガモの飛行写真と一緒に紹介しましょう。<・・・>がその引用

<マガモは越冬期に複数のオスがメスを取り囲むようにしてディスプレイを行ない、まず,オスは頭から体を振りながら伸び上がる「前触れ身震い」を行ない,嘴を水につけて細かく開閉した後,メスの方向に水を跳ね上げて伸び上がる「水はね鳴き」を行なう>

<この際,笛を吹くような「ヒイッ」という音声を出す.一旦通常の姿勢に戻った後,頭と尾を高く持ち上げて近づける「反り縮み」を行ない,首を伸ばして頭を高く上げたままメスの方向に体側面を向け静止する>

<その後,首を水面と平行に低く伸ばして群れから離れる。メスも同様に首を伸ばし,オスの後を追うことでつがいが形成される>

<マガモは雑食性で、秋から冬は主に収穫後に残された穀物やその他の植物の種子などを採食し,春から夏にかけてはユスリカの幼虫,カワゲラなどの昆虫類や甲殻類,時には両生類や魚など動物質の食物の割合が増加する>

<総個体数は1900万羽以上と推定されているが,生息地の破壊や湿地管理手法の変化などのため減少しており,IUCNのレッドリストではLC(軽度懸念)となっている>

<東アジア個体群は約150万羽と推定され、国内の飛来数は減少している。減少の要因として採食環境の変化が挙げられており,石川県加賀市の片野鴨池では水田の乾田化が要因の一つだと考えられている>

<国内の水田では、収穫後に稲株や稲わらの分解を促進するために土を耕す「秋起こし」で水を抜くことが多いが,秋起こしを行なうと落ちモミが地中に埋没するためカモ類が利用できる食物量が減少し,また水を抜くと採食地として利用できなくなる>

<そこで水面採食性カモ類の保全のため,冬期も水田に水を張る「ふゆみずたんぼ」が1996年度から実施され、マガモやトモエガモの利用が確認されている(中略) 農地で採食するカモ類の保全には農家の協力が不可欠である>



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近所の公園に池に飛来するミサゴですが、杭に止るまでの姿を連写してみましたので紹介しましょう。

広げた翼をやや立ててスピードダウン

足を前に持ち上げて

杭の先端をしっかり見つめていますね。

止る寸前です。・・・翼の裏側には、タカ科特有の複雑な鷹斑が見えます。

着杭。・・・翼を広げてバランスを取っています。

ここから翼を畳みかけましたが・・・

ちょっと足下が不安なのか、片足を外し

杭の先端部を掴み直して落ち着いたようでした。



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バードリサーチニュース2012年12月号にオナガガモの繁殖についての記事がありましたので、飛行写真と一緒に紹介しましょう。<・・・>がその引用

<オナガガモはマガモ属に分類されていて,この属のカモ(マガモなど)はつがい形成時に重要な役目をするディスプレイがよく似通っている。オスがオナガガモ特有の羽色をしていても,メスの中には間違って(マガモなど)のオスを選ぶものがいて、異なる種と交雑して生まれた個体も見られる>

<オナガガモのつがい形成は,1羽のメスを数羽以上のオスが取り囲んで追う「囲み追い」によって始まる。その中でオスはさまざまなディスプレイを行い、メスは囲み追いが始まると,数秒か数分のうちにお目当てのオスを決める>

<(東京上野)不忍池では12月下旬頃から,次々とつがいが出来る。つがいは給餌場周辺の群れから少し離れて過ごすことが多い(中略)つがいになると混雑した不忍池を離れて移動を開始するようだ>

<不忍池に飛来したオナガガモが,どのように池を利用していたかを調べた結果,不忍池のオナガガモの中には関東一帯のカモ飛来地を移動しながら、不忍池を越冬中の活動の場の一つとしていたものや,南下や北上の移動の中継地として利用するものがいた>

<よく餌付いていても,不忍池にいるオナガガモたちは,居座っているわけではなく,周辺の水辺との間を行き来しながら不忍池を利用していたようだ>

<「オナガガモは繁殖地から,ある年は日本へ,また他の年はアメリカ中南部に渡るというずぼらなコースをとる」という報告があるが>

<実際,不忍池で行なった標識調査によって,1977年に放鳥した成鳥のオスが1985年にカリフォルニア州北部の湿地で回収され、また,アラスカ州南部のベーリング海沿岸で1990年に放鳥された幼鳥のオスを1992年に不忍池で捕獲したことがある>

<このような渡りをすることで,アジアと北アメリカのオナガガモ越冬群の間で遺伝子に共通する部分のあることが調べられている>



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近所の公園の池にヒドリガモが飛来してきました。

ヒドリガモ・メス2羽とオス1羽(下)の飛行

ヒドリガモのオスは、翼上部の雨覆いが白いので他のカモと容易に識別できます。

翼上部に白く見える部分は、雨覆いだけでなく三列風切り羽も含まれるようです。

フェリーを背景に飛行するヒドリガモ。

フェリーのマストの前を通過

フェリーの赤い煙突が見えてきました。

煙突の前を飛行するヒドリガモ。

煙突前を通過して飛び去ってゆきました。



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バードリサーチニュース2013年2月号にオオバンの渡りについての記事がありましたので、近所の公園のオオバン飛行写真と一緒に紹介しましょう。<・・・>がその引用

<オオバンの東・東南アジア個体群の渡りについては,ロシア極東のハンカ湖で足環を装着して放鳥された個体がベトナムと佐賀県で見つかっている。また,茨城県・北浦で冬季にウイングタグを装着した個体が,その後,茨城県,千葉県,栃木県,宮城県,岩手県,青森県で見つかっている>

<そのウイングタグの目撃情報や足環回収記録から,おそらく東北・北海道で繁殖していたオオバンは、関東で越冬し,九州・四国で越冬していたオオバンはロシアや中国などの大陸で繁殖する個体と考えられる>・・・大阪で越冬するオオバンも大陸繁殖型か?

<1980年代に入ると,中部・近畿・中国地方でも少数のオオバンが越冬するようになり,近畿地方や中国地方,九州でも繁殖が報告され始める。そして,1990 年代,2000 年代になるにつれ,西日本各地で越冬するだけでなく,越冬地が東北地方へと北上している(近年は,北海道でも少数の越冬個体が見られる)>

<1990年代後半以降,各地でオオバンの越冬数が増加する湖沼がみられ(中略)現在,1千羽を超えるオオバンの越冬が見られるのは,青森県・小川原湖(2千羽を超える年も),茨城県・霞ヶ浦(2千羽から4千羽程度),滋賀県・琵琶湖(5万羽超)の3か所程度であるが,中小規模の湖沼や河口等でも越冬を始め,数が増えている>

<なお, 2007年のピーク時には2377羽にも達した静岡県・浜名湖で,その後急速に数を減らしているのは、この30年間で国内の繁殖分布が拡大しているためであろう>

<近畿地方に冬期に渡来するオオバンの繁殖地がどこであるのか,まだわかっていない。また,琵琶湖の5万羽を超えるオオバンの越冬数は,国内での繁殖分布域の拡大だけではとても説明がつかないほど多い個体数で>

<特に西日本での増加については,国外(ロシア・中国)でのオオバン繁殖数が増加していることによる可能性が強く,ロシア沿海地方のハンカ湖周辺ではオオバンの繁殖地が増えているという情報もある>

<温暖化によって繁殖域が北上している可能性も考えられる一方,中国でこの数十年間でオオバン越冬数が大きく減少した湖沼があることがアジア水鳥センサスでわかっており,中国で越冬していたオオバンの群れが西日本(琵琶湖など)に越冬地を変えたために増えている可能性も考えられる>



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11月になると日本で越冬するハマシギが渡来してきます。

やや明るくなりかけた早朝の干潟で採餌していますね。

ハマシギの越冬地は日本や朝鮮半島、中国沿岸部までの近場で、他のシギのように遠い東南アジアやオーストラリアなどへは渡らないようです。

朝日が当たり始めました。

ハマシギの中にいるのはコガモ。

シギとカモとは仲が良いみたいですね。

シギ特有の長いクチバシを使って何かを食べています。

こちらは密集して餌を食べるハマシギたち

時々、何かに驚いて一斉に飛び立ちますが、すぐに戻ってきていました。



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逆光の池の上、下の水鳥を狙ったチュウヒが飛来してきました。

逆光の葦原の上を飛行

逆光なのでオートフォーカスが上手く作動しないようです。

翼をV字型にしたまま飛行を続けています。

カラスとチュウヒ

露出を補正してみました。

露出を補正するとISO感度が上がり、ピンボケ写真のようになってしまいます。

ISO感度が極限まで上がった下の写真は、細部が潰れて絵画のよう。

これも同じで、絵画のような写真となりました。



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ジョウビタキ・メスの飛び出しです。

足が離れた瞬間

翼の上面に目立つ白斑があります。

枯れ木からの飛び出し

足首を曲げ、腰を落とし

翼を広げて

飛び出しの直前、足はまだ枯れ木に残っています。

足が離れた瞬間

翼と一緒に尾羽根も広げて



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環境省レッドリスト準絶滅危惧(NT)指定のマガン5羽が飛行しています。

こっちも環境省レッドリスト準絶滅危惧(NT)に指定されているオオヒシクイ5羽。クチバシの色が違いますね。

腹部に黒色の斑があるマガンの全長は72cm。下はマガン7羽

マガンよりも大きいヒシクイの全長は85cm。

マガンとカモの混合飛行

ヒシクイの腹部にはマガンのような黒色の斑がありません。

カモ目カモ科でマガンと良く似たカリガネは、ライチョウなどと同じ絶滅危惧ⅠBに指定されています。

カリガネを斐伊川河口で見る機会は希になっているようです。・・・ヒシクイ

カリガネは、かつて日本に多数渡来していた雁で、その鳴き声から「雁が音」と呼ばれたとされています。・・・これもヒシクイ



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11月14、15日の記事でモズの飛び出し写真を紹介しましたが、今回はそのモズとは種類が違うモズの飛び出し写真です。

止っていた鉄条網を蹴って飛び出しました。この時点で翼は広がっていません。

次の瞬間には翼が広がり、左の初列風切り羽は先端が飛行機のウイングレットのように上向きとなっています。

羽ばたいて前進

翼を持ち上げると、翼の裏側は白、橫腹は薄赤褐色ですね。

翼上側の雨覆いは黒、その端部にやや不明瞭ですが細くて白い線があるようです。

水平飛行中に見える背中も薄い赤褐色

翼を下ろすと翼上面の初列風切り羽の付け根に不明瞭な白斑がみえます。

初列風切り羽の付け根の不明瞭な白斑は、見る角度によっては見えないこともあるようですね。



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斐伊川河口に着水するコハクチョウの連続写真を紹介しましょう。

先頭が足を下ろしはじめ。・・・後方灰色の2羽は、コハクチョウの幼鳥でしょう。

先頭の水かきのある足指が下向きになり。・・・後方にはマガンが多数

先頭の足指が前向きに、2羽目も足を下ろし始めました。

先頭が足指を広げて両足着水し、水上スキーのように水面を滑走しながらスピードダウン。

スピードが出ていたせいで先頭の足が水面から離れました。

3羽がひしめき合って足から着水

後方にいるマガンは、上空でホバリングしながら落ちるように(落雁という言葉がそれ)着水します。

コハクチョウの着水を後方からも見てみました。



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