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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



年末に長谷寺に参詣に行くと、仁王門の前には門松が立ち、新年を迎える準備は整っているようです。



長谷寺では、毎年大晦日の夜になると、登廊の石段の両側と天井に置かれた灯籠に火がともされる観音万灯会という儀式がありますが、その準備も終わっているようでした。



長谷寺の登廊は、クランク状に上、中、下の3つに別れて小初瀬山の中腹にある本堂まで続いているのが特長です。



初期の登廊は99間あったようですが、現在では74間、399段、2間ごとに長谷寺独特の楕円形をした灯籠が吊るされています。



本堂まで上ると、本堂外陣(礼堂)の磨き上げられた床の上に外陣を取り囲むよう灯籠が置かれていました。



舞台に出て本堂を振り返ると「大悲閣」と書かれた扁額が掲示され、正月の本尊開帳法要のための色彩豊かな幕が張りめぐらされていました。



本尊を参拝し、ふと外陣を振り返ると、外に吊るされた幕が床に反射して床が虹のようにも見えました。



本堂から開山堂の前を通って休憩所まで下り、その窓から東の谷を見ると木立の中に中登廊、上登廊の屋根と本堂の舞台が見えます。



休憩所から階段を上った高台にある五重塔は、正面にあるモミジの葉で景観が隠されていますが、冬になると全体の姿が良く判るようになります。



五重塔から西側の奥に進むと、古い墓石が集められた場所があり、その先にも堂宇があるようですが、今回はここで引き返すことにしました。



本坊の前には寒牡丹も咲いていました。



春や秋のシーズンには、観光客がいない登廊の写真を撮るのは到底無理ですが、空いている年末であれば簡単です。


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近鉄長谷寺駅から長谷寺に向かって虫小窓のある民家が続く門前町を歩くと、道は初瀬川に架かる天神橋の手前で二つに分かれます。



橋を渡り直進すると山へ登る石段があり、その先が国の天然記念物に指定されている與喜(よき)山、その中腹に鎮座するのが與喜天満神社です。



菅原道真(845~903年)の先祖、野見宿禰は、この初瀬の出身とされ、遠祖の古里にある長谷寺に道真は何度か参詣におとずれていたようです。



神社に現存する木造神像は、長谷寺に参詣に来ていた道真の御作を890年頃に祀ったものとされています。

本殿前



また、道真の死後となる948年に道真を祀る與喜大明神(與喜天満神社)の神殿が創建されています。

手水舎の石は慶安三年(1650年)の寄進



與喜天満神社の公式HPには、「菅原道真公を祭る日本最古の天神」とありますが、創建を948年とするなら最古とはならないようです。

本殿左右の狛犬は慶応三年(1867年)の寄進



以前のブログで紹介したように、菅原道真を祭神とする天満宮の創建は、園部の生身天満宮(道真が亡くなる前の901年)、大阪福島天満宮(907年)太宰府天満宮(919年)、京都北野天満宮(947年)など、與喜天満神社の948年よりも古いものが現存しています。

本殿の左手



しかし、道真の作とされる木造神像を祀った890年を創建年とすれば、日本最古と呼称しても問題ないようです。

本殿への古い石段



本殿への石段は結構長く続き、與喜山の中腹斜面にある本殿は、高い石垣の上に置かれていました。

裏参道から



さて、與喜天満神社の裏参道を下ると、初瀬川の手前に素盞雄神社(創建は與喜天満と同じ948年)がありました。

素盞雄神社の境内



その境内のイチョウは、樹高40m、目通り周囲約7.15mという奈良県最大の巨樹で、県の天然記念物に指定されています。



この素盞雄神社のある高台からは、川向うにある長谷寺の全景が良く見えるので、長谷寺参詣時には一度足を延ばすと良いでしょう。


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牡丹のメッカ長谷寺のHPを見ると、「寒牡丹が見ごろを迎えております。併せて、冬牡丹を十数株境内随所に入れております。これから、来年1月末にかけて、お花をお楽しみいただけます」とのこと。

登廊(のぼりろう)横の傘に注目



冬に咲く牡丹は、長居植物園で1輪だけ見たことがありますが、長谷寺でも冬の牡丹が楽しめるようです。

傘の中は牡丹の株



そこで、年末休暇を利用して長谷寺に行ってみると、春の混雑がうそのように空いていました。



仁王門を入って登廊(重要文化財)を進むと、右の南向き斜面に傘をかけられた寒牡丹が18株もあり、春の牡丹よりも少し小ぶりですが豪華な花を咲かせていました。



稲ワラで作った傘(藁頭巾)は、降雪で花が痛まないようにとの配慮でしょうか、ここの寒牡丹が大切に育てられていることが良く判ります。



次に本坊まで移動すると、本堂(国宝、大悲閣)を望む前庭にも寒牡丹が開花していました。



こちらの牡丹(12株)にも藁頭巾が被され、その中でひっそりと豪華な花を咲かせています。



なお寒牡丹とは、春と秋に花をつける二季咲きの変種で、春にできる蕾は摘み取り、秋の蕾だけを残して今の時期に開花させるようです。



一方、冬牡丹とは、春の牡丹と同じ品種を冬に開花するよう、手間をかけて調整したもので、1~2月に開花しますが、放置すると春咲きに戻ってしまうとのこと。



春に咲く長谷寺の牡丹は、150品種7000株と多く、豪華な花が一斉に開花するので有名ですが、いつも大混雑するのが難点です。



しかし、この時期の長谷寺は、観光客が少なくひっそりとしているので、ゆっくりと寒牡丹と伽藍を楽しむことができました。



長谷寺観光は、空いている年末がお薦めです。


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今年最後の忘年会は、摂津峡の山水館で開催することになり、JR高槻駅前から旅館の無料送迎バスに乗り込みます。



別のグループと相乗りしたバスに乗って約10分、摂津峡の谷間にある温泉宿、花の里温泉 山水館に到着です。



高槻市の観光サイトには、摂津峡の春は桜、夏は水遊び、秋は紅葉など自然が楽しめるとありましたが、冬は温泉を楽しむのが良さそうです。

山水館のフロント



この摂津峡には、3軒の温泉宿があり、今回利用した山水館は、1972年に料理旅館として開業したようです。

喫茶コーナー



その後、1984年に高質温泉(ラドンを含むアルカリ性単純泉)の掘削に成功し、温泉宿としても知られるようになっています。



山水館の売店では、その源泉を濃縮した入浴用濃縮温泉水やスキンウォーター、天然石鹸などを販売していました。



また、喫茶コーナーの入り口では、冷たい温泉水のサーバーが置かれ、自由に飲めるようになっています。



忘年会の前に、摂津峡の谷の斜面を利用した露天風呂に入ってみましたが、昼間の露天風呂は気分爽快です。



こことは別に1階にも大浴場があり、そこの温泉は露天風呂と泉質が違うそうです。



温泉でしっかり暖まったあとで、12時から会席料理と飲み放題コースの忘年会が始まり、3時の送迎バスの時間までゆっくりと楽しみました。



温泉付きの昼間の忘年会は初めてでしたが、結構楽しめたと思います。


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大阪市内にある癒しスポット、長居植物園は12月28日から1月4日まで正月休みに入るようなので、休みに入る前に園内で咲いている花を見てきました。

大池



この時期の植物園は、正門が閉められていて、正門の右手にある自然の情報センタービルからの入場となります。



さすがにこの季節に開花している花は少ないようですが、とりあえずバラ園を目指して奥に進みました。



バラ園に到着すると、5月のバラ園とは比較になりませんが四季咲きのバラの株がいくつも開花していました。



バラ園を出た場所にあるキダチチョウセンアサガオ(別名エンジェルトランペット)の株は、すでに冬枯れのようです。



その先にあったサンシュユ(別名ヤマグミ)の枝には、小さな赤い実が鈴なりに実っていましたが、この実には強精薬、止血、解熱作用があるようです。



そこから大池に沿って北側のボタン園まで足を延ばすと、ボタンの株はほとんど冬眠状態です。



しかし、たった1輪だけ大正紅という花が開花していて、露地植えのボタンでも管理が良ければ冬でも咲くようです。



大池の西にあるセンダンの枝先には、多くの実が付いていましたが、センダンの実は外用すればひび、あかぎれ、しもやけに効き、また煎液を内服すれば整腸、鎮痛薬として効果があるとか。



大池を一周し、自然の情報センタービル前にあるビニールハウスまで戻ると、ハウスの後ろにヒマラヤ原産とされるヒマラヤザクラが満開でした。



その隣には、ソメイヨシノによく似たコヒガンザクラ(小彼岸桜)の園芸品種ジュウガツザクラ(10月桜)の株もありました。



長居植物園に来たお陰で、年末に桜の花見をすることができてラッキーでしたが、来年は良い年になって欲しいものです。


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来年1月から12月までの会期で開催される平城遷都1300年祭りのメイン建築物、平城宮第一次大極殿正殿の完成が近いようです。



近鉄の大和西大寺駅から東に10分くらい歩くと、広大な平城京遺跡が広がっていて、その中央北部が平城宮大極殿跡です。



この場所は、平城京の正門である羅城門と平城宮の正門である朱雀門を結ぶ朱雀大路の延長上にあり、このうち朱雀門が既に復元されています。

朱雀門



朱雀大路の延長部分は、南から北へ向けて緩やかに傾斜していて、その北側部分が710~740年まで使われていた第一次大極殿院、その中央に復元されたのが大極殿正殿です。(奈良文化財研究所のHPより)



この大極殿正殿は、天皇の即位などの国家儀式、あるいは外国使節の歓迎の儀式がおこなわれた施設で、内部は多くの柱が林立しているだけの間仕切りの無い大空間となっているようです。(奈良文化財研究所のHPより)

正殿の南西側



従って、元日の儀式など冬季に行われる式典では、かなり寒かったのではないかと思いますが、藤原京から遷都を決めた元明天皇(女帝在位707~715年)と次の元正天皇(女帝在位715~724年)が使っていたと想定されています。

正殿の南東側



藤原京より平城京に遷都するに当たって、最高位の左大臣、石上麻呂(640~717年)が藤原京に残り、次席の右大臣、藤原不比等(659~720年)が平城宮内の最高権力者になっています。



平城京第一次大極殿院の東側には、聖武天皇時代の第二次大極殿院跡があり、現在復元された基壇の前に大極殿を示す石碑が建てられています。

第二次大極殿院地区



この第二次大極殿正殿の中心軸は、北側にある平城天皇陵の後円部の中心と合致しているので、三山鎮の思想を忠実に守っていることが判ります。



復元された第一次大極殿正殿の下には、大地震の際の揺れを最小限にとどめることができる免震装置が設置されていて、見た目以上にハイテクな建築物なようです。


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12月1日からスタートした今年の「OSAKA光のルネサンス」は、本日(12月25日)閉幕するようです。

ローズガーデンのツリー



実は、東京のイルミネーションとの違いを見つけようと思い、12月23日(天皇誕生日)に剣先公園会場と、中央公会堂の光絵画を見てきました。

光絵画



夕方5時過ぎに地下鉄淀屋橋駅の改札を出ると、大阪市役所へのルートはすごい人出です。

堂島川



そこで、栴檀木橋を迂回して中之島に入り、そのまま難波橋を潜り、ローズガーデンの先の剣先公園会場を目指します。

剣先公園会場のツリー



バラ園橋は大混雑していましたが、なんとか混雑の中に紛れ込み、剣先公園のローズガーデンに到着しました。



その先にある阪神高速高架下付近では、全国各地の「うまいもん」を集めたグルメ屋台が大繁盛していましたが、そこを素通りしてさらに東に進みます。

動きのあるイルミネーション



剣先の先端に到着すると、川に浮かんだ巨大なアヒルがよく見えていますが、これほど大きなアヒルは東京には無いと思います。



そこからは、フランス・デ・ルミエール会場にある中央公会堂を目指して引き返すことにしました。



中央公会堂までの並木に飾られたシャンパングラス形のイルミネーションが綺麗で、中央公会堂に映し出された光絵画も幻想的でした。



光絵画のイベントは、土日祝日限定で開催されるため、この23日が最終日だったのです。



中央公会堂の光絵画は、東京ではまず見ることができない素晴らしい作品だったと思います。


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ホテルに近い溜池山王から延々と連絡地下道を歩いて国会議事堂前駅へ、そこから地下鉄大手町駅で下りると丸の内イルミネーション会場はすぐそばです。



丸の内では、1999年から2005年までの7年間、東京ミレナリオ(神戸ルミナリエの東京バージョン)が開催されていましたが、2006年以降東京駅周辺の整備工事のために休止されています。

現在も工事中でした



その代わりとして2007年から大手町と有楽町をつなぐ丸の内仲通り沿い(約1,2キロ)で丸の内イルミネーションがスタートし、今年で3回目とか。



今年のイルミネーションは、丸の内仲通りの両側にある街路樹220本にシャンパンゴールドのLED85万個を飾っているようです。



大阪の御堂筋イルミネーションは、全長は同じ1,2キロですが、イチョウ並木360本に100万個のLEDなので、数だけは大阪が勝っています。



しかし丸の内イルミネーションの期間は、11月12日~2月14日の3カ月、12月の点灯時間が17時から24時と長いのが特長です。



一方御堂筋は、イルミネーションの期間が12月12日~1月31日の1月半、点灯時間は日没(17時頃)から23時と短いので、こちらは丸の内に負けています。



また有楽町と大手町をつなぐ丸の内仲通り沿いには、新丸ビル、丸ビルをはじめとする新しい超高層オフィスビルが林立していて、地域全体が高級感に溢れていました。

丸ビルの内部



丸の内仲通りのビルの1階には、ショッピングができる店舗や飲食の店舗が数多く、オフィスビルばかりの殺風景な御堂筋とは違う側面も見せていました。



寒くなってきたので早めに切り上げ、二重橋前駅からホテルに戻ることにしましたが、この駅の先の暗く広がった場所は皇居の森です。



ホテルに戻って高層階にあるラウンジから丸の内方向を見てみると、皇居の森の広さがよくわかります。


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昨日の記事からの続きですが、表参道のイルミネーションを見たあと、明治神宮前から地下鉄で乃木坂駅まで移動し、少し歩くと東京ミッドタウンです。

ミッドタウンプラザのイルミネーション



入り口から21_21DESIGN SIGHT方向にミッドタウンガーデンを進むと、すぐに樹木に飾られたイルミネーションが見えてきます。



ガーデン並木には、シャンパングラス型にデザインされたイルミネーションがあり、これは大阪中之島の「OSAKA光のルネサンス」と同じものでした。



日仏交流150周年を記念して、フランスのシャンゼリゼ・イルミネーションを再現したものだそうですが、シャンパングラスの数は中之島の方が多かったように思います。



シャンパングラスの並木を歩いていると、ときおり雪が降るような動きのあるイルミネーション(スノーフォール)の仕掛けがあり、これは中之島のシャンパングラスには無いものでした。



ガーデンの散歩道をミッドタウンタワービルの前までくると、広い芝生の庭(2000㎡)に銀河をイメージしたブルーのLEDが敷き詰められ、大勢の観客が庭を取り囲んでいました。



この銀河イルミネーションは、全面点灯、部分点灯、全面消灯を繰り返していましたが、長い消灯の後の点灯は感動的で、そのたびに観客の歓声が聞こえてきます。



銀河の中で冬の星座が白く浮かび上がり、ときおり流れ星が流れる演出もあり、完成度の高いショーとなっていましたが、来年は中之島でもこの銀河イルミネーションを採用してほしいものです。



このイベントは、暖かいミッドタウンタワービルの中からも見ることができるのですが、やはり寒くても外で直接見て楽しむべきでしょう。

ビルのアトリウムデッキから



ホテルに帰って高層階にあるラウンジからミッドタウンタワービルを見てみると、庭のイルミネーション(右下部分)はほとんど目立たない存在でした。



隣の六本木ヒルズ森タワーとの中間にちょうど三日月がかかっていました。


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東京に旅行する機会があったので、御堂筋イルミネーションと東京のイルミネーションイベントを比較してみました。

表参道駅地下商店街のキャラクター「エチカ」ちゃん



ホテルのある溜池山王から東京メトロ銀座線の表参道駅で下り、今年11年ぶりに復活したケヤキ並木イルミネーションを見てきました。



表参道では1991年から1998年まで、けやき並木を豆電球で覆うイルミネーションイベントを開催していたようです。



しかし、見物客のマナーの問題などで周辺住民の反対運動が起こり、また資金難や木への負担が大きいことなどから一旦中止となっていました。




今年の表参道イルミネーションは、旅行代理店「エイチ・アイ・エス」が資金を協賛し「表参道H.I.S.イルミネーション ベルシンフォニー」として再開されたようです。



今回は、63万個のLEDが明治神宮入口から青山通りまで全長1キロのけやき並木140本を飾っています。



一方の御堂筋イルミネーションは、100万個のLEDが全長1,2キロのイチョウ並木360本を彩るので、御堂筋イルミネーションを見た人にはスケールの面で期待外れの印象があるかもしれません。



しかし、表参道は賑やかなショッピング街にあるため、並木のイルミネーションだけでなく店舗のイルミネーションがイベント全体を盛り上げていました。



表参道の歩道は、御堂筋の歩道と比べると狭く、見物客が多くて歩き難かったので、予定を切り上げ明治神宮前から地下鉄に乗って戻ることにしました。

明治神宮前交差点付近



そのために表参道ヒルズの中にあるイルミネーションを見逃してしまいましたが、今回のイベントデザインは、表参道ヒルズの空間デザインを手がけている長谷川喜美さんが担当したとか。

明治神宮前から青山通り方向



ケヤキの根本にある低木には、風などで音が出る「ベル」を設置して、光と音を使った複合的なアプローチで「光と音が融合したイルミネーション」を目指しているそうです。


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土佐堀川沿いを東に進み、難波橋の下を潜るとローズライトガーデンと呼ばれるバラ園があり、冬咲のバラとイルミネーションを両方楽しめる趣向となっています。



ローズライトガーデンの夜



ローズライトガーデンに入るとすぐに目につくのが、ウエルカムスノーマンファミリーとイルミネーションツリーです。



ウエルカムスノーマンファミリー



ローズライトガーデン東側にあるバラ園橋の対岸は剣先公園会場ですが、そこへの通路は午後4時まで閉鎖されていて中に入ることができません。



バラ園橋の右にはイルミネーション「アイスドロップ」のツリーがあります



動きのあるアイスドロップ



バラ園橋では、「カラフルブリッジ」というイベントがあるようですが、未だ始まってなかったので代わりにイルミネーションストリートの写真です。



剣先公園に通じるバラ園橋の北側には、フローティングイルミネーションツリーが置かれていました。



フローティングイルミネーションツリー夜



御堂筋イルミネーションも良いですが、今年のOSAKA光のルネサンス会場はパワーアップしていました。

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OSAKA光のルネサンスのリバーサイドパーク横を流れる土佐堀川の水面は意外と高く、そのせいか、(潮汐情報では干潮時よりも140cm高い)護岸の下からかなりの水が流れ出していました。

リバーサイドパークの朝



リバーサイドパークの対岸



護岸の下からの水対策で土嚢が置かれている栴檀木橋の下を潜ると、京阪なにわ橋駅から土佐堀川までのイベント広場があります。

以前は閉鎖されていた通路



この広場のリバーサイドには、展示や出店が少ないようです。



リバーサイド北側にある階段を上がると、京阪なにわ橋駅南側の会場「エールフランスアベニュー」に出ますが、ここにも屋台村が連なっていました。



エールフランスアベニューの夜



エールフランスアベニューと東洋陶磁器美術館との間の道路は、フランス・デ・ルミエールと呼ばれ、夜になると街路樹のイルミネーションがフランスの名産品シャンパンのグラスの形に光ります。



中央公会堂とシャンパングラス



「光のマルシェ」と呼ばれる屋台村には、ホットワインなどフランス食材や料理を楽しめるブース、フランス製グッズの販売コーナーなどもあり、結構な人気でした。

光のマルシェの賑わいと中央公会堂




プジョーの展示場








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先日紹介した御堂筋イルミネーションの東にある中之島では「OSAKA光のルネサンス」が今年も開催され、先週の12日から25日までがメインパーフォーマンス期間となっています。

イルミネーションストリートの朝



イルミネーションストリートの夜



7年目の今年は、京阪なにわ橋駅周辺の公園整備とそれにつながるバラ園、さらにその先の剣先公園の改修整備が終わったことで、昨年よりも規模が拡大されています。



右が京阪なにわ橋駅



そこで出勤前の早朝、そのスケールアップ状況がどんな具合か、散歩を兼ねて見に行ってきましたので、朝と夜のOSAKA光のルネサンスを紹介しましょう。

栴檀木橋から見た市役所とイルミネーションストリート



イルミネーションストリートの人出



大阪市役所の南、土佐堀川の堤防を下りた中之島公園(リバーサイドパーク)には、「ほんまもん」と呼ばれる屋台テント村が新設されていました。



リバーサイドパークの夜



夜のイベントでは、こうした飲食の屋台があるとやはり盛り上がるようです。そのテント村の一番東側には天王寺動物園のPRブースがあり、白クマの一家が置かれていました。



夜になると全身が真っ白に光るのです。



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チョットした用事があって、千里中央から大阪モノレールに乗り、国際文化公園都市(彩都)の彩都西駅まで出かけてみました。



乗り継ぎで下車した千里中央には、巨大なタワーマンションが建っていて、周囲の風景が一変しています。



到着した彩都西駅は、閑散としていましたが、バリアフリー対策が行き届き、人にやさしい駅となっていました。



2007年に彩都西駅が完成開通したため、それ以前からの彩都の住民(現在では2200世帯、人口6500人)はかなり便利になったようです。



また駅の完成と同時に駅前に平和堂系のスーパーを中核とするショッピングセンターができて利便性も良いようですが、当初の計画通りに人口が増えないのでショッピングセンターの経営は苦しいのではないでしょうか。



道路を挟んだ駅の正面には、彩都インフォミュージアムというガラス外壁のモダンな建物があり、中では阪急電鉄グループの街の模型展示や、大画面シアターで街の紹介を見ることができるようです。



この彩都西駅周辺(西部地区)の土地開発はほぼ完了していて、駅の北西丘陵にある戸建住宅用と思われる土地造成も最終段階のようでした。



道路を渡って跨線橋の上から彩都西駅から延伸されるというモノレール線路を見てみると、途中で止まっていました。



このモノレール路線には、彩都西駅の次に彩都中央と彩都東の2駅ができる計画でしたが、中部地区、東部地区の開発はまだ何も進んでおらず、山林のままのようです。

彩都西駅前



また中部地区は武田薬品工業の新薬研究所施設の誘致が失敗に終わったことから、進出を希望する企業がなくなり、開発の方向は不透明なようです。

彩都西駅と千里中央のタワーマンション(写真中央)



その先の東部地区は、2008年に都市再生機構(かつての住宅都市整備公団)が開発からの撤退を表明、その開発は中部地区以上に困難と聞きましたが、巨大な投資は泡と消えるのでしょうか。


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12月に入っても暖かい日が続いていましたが、やっと冬らしい気温となり御堂筋のイチョウもどんどん落葉しています。



難波からの通勤途中にある三津寺前の分離帯には、イチョウの落ち葉が降り積もっていました。



植物の葉に含まれる色素には、緑色のクロロフィル(以下葉緑素)、黄色の「カロチノイド」(カロチン類とキサントフィル類)があります。



通常は、葉緑素が「カロチノイド」よりずっと多いので、葉は緑色に見えていますが、秋になって気温が低くなると葉のはたらきが弱まり、葉緑素が分解されてゆきます。

OPAビルを背景としたイチョウの古樹



そのため、葉緑素にかくされていた「カロチノイド」の色がめだって黄色くなり、やがて離層のところで切り離されて落葉するようです。

御堂筋と長堀通交差点



一方、赤い色素「アントシアニン」ができる性質を持ったモミジなどの葉は、アントシアニンの作用で次第に赤くなりますが、イチョウやポプラは、アントシアニンを持っていないようです。

長堀通りの朝



日当たりの良い場所にあるイチョウの株は、早い時期からカロチノイドの作用で黄色くなり、そのぶん落葉も早いようです。

ほとんど枝だけになった難波神社前のイチョウの株



御堂筋のイチョウは、来年桜の開花とほぼ同じ頃に新しい葉芽を出し、あっという間に緑の並木道となるのです。

伊藤忠ビル前のイチョウ



この寒空の早朝、エトワール心斎橋ビルの外壁では登山のようにロープに吊るされた清掃員が壁掃除をしていました。



もっと安全に清掃できる装置を開発する必要があるのではないでしょうか


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