野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



交尾の時期になると、ウミアイサ(全長55cm)のオス(手前の2羽)は、メス(左奥)に対して特有の求愛ポーズを取ります

頸を長く伸ばしてクチバシを前に突き出し

右の個体が頸を伸ばしたまま胸を水中に沈め

体全体をV字形とし、頸の後ろまで水中に

さらに体を沈め、クチバシを全開に、胴体と尾羽はL字型となって求愛ポーズがほぼ完成

頸のすべを沈めて熱烈な求愛ポーズが完成しました

そのあと窮屈な姿勢をゆっくり戻しますが、メスと隣のオスは知らん顔。

下は、メスを巡ってオス2羽の求愛ポーズ合戦

左の個体はポーズがいい加減ですが、右の個体は(これから交尾しようとするのか)熱烈なアピールをしていました



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




MFのウミアイサ(全長55cm)は魚と共にカニも捕食します。・・・カニを咥えているメス

爪を残したまま呑み込もうとすると、クチバシや舌を挟まれる危険性があるので

爪を咥え、頸を左右に振る遠心力でカニの胴体と爪をまず外します

爪が外れたカニの胴体が水中に沈む前に

回り込んでカニを丸呑みに

下はウミアイサのオスが捕まえた大きなカニ、後ろのメスは横取り狙いか

ボヤボヤしているとメスに横取りされる危険性があるので、オスはカニの爪と足を外すのに大忙し、

カニが大きいせいか、遠心力が不足しているのか時間がかかっています

相当時間がかりましたが、何とかカニを呑み込むことができたよう



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影しているMFのアオサギ(全長93cm)がカニを咥えています。

クチバシをやや開いて丸呑みするのかと、思って見ていると

クチバシの中でカニが暴れています

カニが(右の爪で)アオサギの舌を挟み、痛さでクチバシを開いたアオサギ

痛みに耐えかねたアオサギは、遠心力でカニを落とそうと

カニも必死、アオサギも必死

遠心力で頬の方まで飛び出したカニですが、右爪はしっかりアオサギの舌を挟んでいるよう

舌を挟まれたアオサギが何度も頸を振って

長時間となったので撮影を止めましたが、この後どうなったのでしょう。・・・・カニの挟みで苦痛に喘ぐアオサギ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影しているマイフィールド(MF)に、今年もホウロクシギ(全長63cm・環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定)が渡来してきました。

ホウロクシギの英語名はfar eastern curlewユーラシア大陸東部で繁殖し、オーストラリアなどで越冬するシギの最大種。

よく似たダイシャクシギ(全長60cm・eurasian curlew)は、ユーラシア大陸中部からヨーロッパ等で繁殖、アフリカ、インド、東南アジア等で越冬するなど広く分布しています。

生息範囲の狭いホウロクシギは世界的な希少種とされ、欧米のバーダーが見たらきっと喜ぶでしょう。

但し、ホウロクシギの主要な越冬地オーストラリアに住むバーダーだけは例外

昨年、MFにいたオーストラリア人バーダーに「far eastern curlewがいるよ」と言うと「いつも見ている」と興味を示しませんでした。

これがヨーロッパやアメリカのバーダーなら反応が違ったでしょう。

ホウロクシギの魅力は、長いクチバシ(成鳥はもっと長くなるはずなのでこの個体は若鳥か)と翼の雨覆にある複雑な濃褐色の横斑模様

これほど細長いクチバシと緻密な横斑模様があるホウロクシギを絶滅の危惧から何とか救いたいものです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきているウミアイサのペアが同時に飛び出し、飛行を開始。

同じウミアイサでも、オスとメスでは翼の模様が少し違います。

オスの翼上面にある白色部には細い黒帯が2本、メスには1本

ペアが飛行する際、翼のアップダウンストロークは、シンクロしていました。

ペアが翼を水平に

ここからオスが翼をアップストローク。メスは水平のまま

オスの翼がダウン、メスの翼がアップ

オスは強くダウンストロークしながらメスに接近中

接近し過ぎたオスは、頸を縮めてメスとの衝突を回避。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影しているマイフィールド(MF)にチュウヒが飛来。飛行するチュウヒは常に下を見ています。

チュウヒ(オス48cm、メス58cm・大きさが違うが、どちらか不明)が顔を少し上げてくれました

上目遣い(瞳孔が上にあるので)にこちらを見ながら飛行を続けるチュウヒ

探す獲物は下にいるはずですが、ずっとこちらを見ていますね

曇り空だったのでISO感度が高くなり

画像プロパティで確認してみると何とISOは40000。

使用してるカメラではISO10000程度が限界かも

ISOを下げるためには大口径の明るいレンズが必須です

但し、軽自動車が買える程度のお金が必要となるので、まず無理でしょう。・・・最後のショットはフレームアウト寸前



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影しているMFにヘラサギの幼鳥が渡来してきました。幼鳥は初列風切の端部が黒いので成鳥と識別可能。

ヘラサギはウミアイサのように助走することなく、その場から飛び上がることができます。

翼が少しブレていますが、初列風切P10の黒色部が大きく、初列風切はすべて羽軸が黒、初列大雨覆と初列中雨覆の端部も黒

上の写真と比べると、飛び出す際に足指から滴り落ちる水滴が微妙に変化しています。

よく見ると、次列風切の端部にも少し黒色部があります。

ということで、かなり若いヘラサギの幼鳥でしょう。

若くても、しっかりと翼を広げて飛行することができます。

高度を上げ、海面を背景に飛行を続けるヘラサギ幼鳥。

翼をゆったりストロークアップしながらどこかへ飛び去ってゆきました。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影しているMFのマガモ・ペアが飛行する姿を追いかけてみました。

最初はオスが先行しましたが、メスが追い付き

メスが手前に来たのでメスにピントが。メスの褐色の背には複雑な濃褐色斑がありますね。

飛行時の翼の上下運動(ストローク)もシンクロしています

体を少し傾け、飛行方向を修正する姿勢も同じ。メスの上尾筒は背中と同じ褐色、オスは黒

翼鏡前後の白色帯もよく似ていますが、翼鏡の光沢はオスの方が明るい

オスの翼下面にある雨覆は白。

メスもオスと同じで翼下面雨覆は白でした。メスの下尾筒は淡褐色に褐色斑、オスは黒

最後に下尾筒の模様が良く判るメスの飛行写真



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影しているマイフィールド(以下MF)のウミアイサ・ペアの飛び出し写真の二回目。

いつものようにオスが先に助走を開始

ウミアイサアップストロークした翼下面の次列風切と脇羽は白

翼のダウンストローク

3回目のアップストローク

4回目のダウンストローク

4回目のアップストローク

5回目のダウンストローク

5回目のアップストローク。渡りと繁殖に備えて十分な栄養補給し、大きくなった体はまだ空中に浮いていません。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




MFを縄張りとしてるジョウビタキ(全長14cm)のメス。

手元にある「鳥名の由来辞典」でジョウビタキのメスを調べてみました。・・・翼をストレッチしながら片足で方向転換

江戸時代中期の「百千鳥(モモチドリ)」に「茶ビタキ。これはジョウビタキのメス」・・・尾羽もストレッチ

同辞典には<ジョウビタキのオスは顔、喉が黒く胸、腹が赤褐色で派手>・・・茶色が目立つ尾羽を上げて飛び出しそう

<メスは全身が褐色であるので、メスを区別して茶ビタキとしたのであろう>

また「寛文禽譜」(1794年)には<やぶひたき、ばかひたき、くそひたき>として掲載され

<好みて山椒子を食う。性は愚かにして人を恐れず。故に俗「ばかひたき」と呼ぶ>・・・確かにオスや他のヒタキに比べると人を怖がりませんね。

同辞典で「くそひたき」を見ると<ヒタキ類は姿が美しく声も良いので、飼い鳥とされているものが多い>

<くそひたきは、他のヒタキ類に比べて色も目立たず、声も良くないので軽蔑された呼名>・・・茶色い上尾筒を見せての飛び出し。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




MFのハイタカ(オス・全長32cm)が突然アシ原から出てくると、片足に獲物がぶら下がり。

獲物となった小鳥が翼を広げて暴れていますね。

掴まれた小鳥はタヒバリかオオジュリンか、良く判りません。

小鳥は文字通り必死に暴れていますが。

ハイタカの両足指でしっかり掴まれたせいか、小鳥の羽毛が抜け落ち

抜け落ちた羽毛がハイタカが飛ぶスピードを物語って。

抜け落ちた羽毛を後にハイタカがスピードアップ

ハイタカは下げた翼を小さくアップストローク

そのままMFのアシ原を飛び去ってゆきました。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつも野鳥撮影しているマイフィールド(以下MF)にミサゴ(全長オス54cm・メス64cm)が飛来。

葦原の中の池を背景に、かなりの速さで飛んでくるミサゴ

アシ原の中にあるいつもの着地ポイントに向かうのか、やや視線を上げて上昇姿勢に

翼が上向きとなって、翼の下面が見えてきました

尾羽を大きく開いてスピードダウン

眼はしっかりと着地ポイントを見ています

足が下尾筒の下から離れて

指が閉じた足が前に出て

足指が開くのは着地ポイント(葦原に立つ杭)が目の前だから



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




MFにいるウミアイサのペアが同時に飛び出し・・・オスがやや早く、すぐにメスが続く

ウミアイサなど潜水採餌ガモは、水面を助走しながら飛び出します。

飛び出す姿を後方から見ると、翼上面の模様が良く判る

オスの翼は次列風切と大中小の雨覆いが白、メスは次列風切と大雨覆が白

さらにオスには翼基部を横断する白帯があります。

ウミアイサオスの翼上面白色部にある黒線は2本、メスは1本

ウミアイサに似ているカワアイサのオスにはこの黒線がありません。

MFのウミアイサの飛び出しは、オスが先行するパタ-ンが多いよう

ウミアイサのペアは翼の動きをシンクロさせながら仲良く飛び去ってゆきました。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




MFのハイタカが飛び出す姿と一緒に、「鳥名の由来辞典」からハイタカを紹介しましょう。

<ハイタカは全国の山地の森林に住み、オスはスズメ等の小鳥を、メスはツグミ等やや大きな小鳥を捕食する>・・・オス(全長32cm)

<平安時代から「はしたか」の名前で知られ、タカ狩りに用いられた>・・・はしたかと呼ばれたハイタカのメス(全長39cm)

ハイタカの呼称は「はしたか」の音便(発音しやすい別の音に変わる現象)

<小型のオスは「このり」と呼ばれていたが、大言海によると小鳥に乗りかかるから>

タカの尾羽は矢形尾と呼ばれますが、ハイタカ・オスの尾羽はどうでしょう。

角川古語大辞典によれば矢形尾とは<鷹の尾羽の模様。羽の斑が軸から両側へ八の字のようになっているのを矢羽にたとえていう>

<軸から両側へ八の字のようになって>いないように見えますが・・・

タカの矢形尾とはオオタカに限定されるのかも知れません。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




先日も掲載しましたが、早咲き桜とメジロの飛び出しを撮影した写真が少しが残っていました・・・飛び出す寸前

翼が開きかけた飛び出し

翼を全開にした飛び出しを横から見ました

翼を全開にしたメジロの飛び出しを下から

片方の翼だけを広げたメジロを下面から

片方の翼だけを広げたメジロを背面から

飛び出した直後のメジロ

翼を全開にしたメジロを背面から

翼をダウンストロークしたメジロを横から



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ