6月は多くの野鳥が繁殖のためマイフィールド(MF)からいなくなります。そこで動物園にいる鳥を撮影しその絶滅危惧度を考察してみました・・・ワライカワセミ(全長40~47cm)オーストラリア東部に広く分布し絶滅危惧指定種ではありません。
パラワンコクジャク(全長50cm)フィリピンパラワン島の固有種。ICUN(国際自然保護連合)の絶滅危惧VU指定(絶滅の危惧が増大)
ICUN(国際自然保護連合)の絶滅危惧VU指定(野生絶滅0からデータ不足6まであるレベルのうち3番目の危急的なレベル)・・・パラワンコクジャクの上尾筒には青や青緑色の斑紋あり。
ニジキジ(全長メス60~オス70cm)。カシミール地域北部、インド北部、ネパール北部、ブータン北部で留鳥。ICUNの絶滅危惧LC指定(軽度に懸念される野生絶滅から5番目の危機レベル)
ここからツルの仲間。タンチョウ(中国図鑑の全長150cm・以下同じ)釧路湿原で留鳥。中国の野鳥図鑑には沿海州から中国北部で繁殖、朝鮮半島と揚子江河口~中流域で越冬。ICUNのEN指定(近い将来における野生での絶滅の危険性が高い。野生絶滅から2番目の危機的なレベル)
タンチョウと似ているオグロヅル(全長150cm)中国の野鳥図鑑にはチベット、中国青海省で繁殖、ブータン、雲南省で越冬。ICUNのVU指定(絶滅の危険が増大している。野生絶滅から3番目の危急的レベル)
アネハヅル(全長105cm)ユーラシア大陸中北部で繁殖、インド西部や北東アフリカ、中東で越冬。ICUNのLC指定(野生絶滅から5番目の低く懸念されるレベル)
ソデグロヅル(全長135cm)ユーラシア大陸北東部で繁殖、中国江西省北部、インド北部、イラン北部で越冬。ICUNのCR指定(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い。野生絶滅から1番目の深刻な危機的レベル)タンチョウよりも絶滅危惧度が高い。
オオヅル(全長156cm・ツル科最大種)インド中部~北部、パキスタン北部に分布。ICUNのVU指定(絶滅の危険が増大している種。野生絶滅から3番目の危急的レベル)