野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



佐賀市の東よか干潟で見たクロツラヘラサギ(全長77cm)です。

手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば<成鳥の夏羽は後頭に黄金色の冠羽が現れる>・・・この個体の冠羽は薄黄色

<喉や胸も黄金色を帯びる>・・・黄金色というより薄黄色。これから色が濃くなるのでしょう。

<幼鳥や若鳥は風切の先端と外側初列風切は黒>・・・この個体は風切部が白なので成鳥でしょう。

冠羽が長いのも成鳥の証拠でしょう。

足元には多くのシギ・チドリが休息していました。

この日は風が強く、思い通りのポイントに着地し難いようです。

何度も羽ばたきながら着地点を探していました。

やっと降りた場所にはクロツラヘラサギとセグロカモメが休んでいました



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オオヨシキリ(全長18cm)が濁った声で「ギョギョシ ギョギョシ」と、うるさく鳴いていました。その赤い口の写真と共にバードリサーチの生態図鑑からオオヨシキリの記事を紹介しましょう。<・・・>が引用部

<オオヨシキリは夏鳥として,河口域,河川,湖沼のアシ原に生息する。越冬地(日本のオオヨシキリは主にフィリピン)でも同様にアシ原で過ごす>

<一夫多妻制。オスの20~30%が2~3羽のメスとつがう半面,なわばりを持っても1羽のメスともつがえないオスが15%前後いる>

<最初のメス(第一雌)がなわばり内に入るとオスはさえずりをやめ,メイトガードを行なう。第一雌が産卵を始めるころ(初卵日の前後3日間)に,メイトガードをやめて再度さえずり始め,第二雌を誘引する>

<4月中に渡来したオスは一夫多妻になる傾向が強く,5月中ごろ以降に渡来したオスはメスを1羽も得られないことが多い>

<オスは繁殖ステージが最も進んだ巣のヒナに対してのみ給餌を行ない,それ以外の巣ではメスのみが給餌を行なう>

<オスのヒナが多い巣では雄親の給餌頻度が高かった。給餌頻度を高くすると(メスを誘う)さえずりの頻度を減らさなければならない>それでも給餌するのは

<息子の場合、優秀であれば翌年の繁殖期に多くのメスとつがいになって多くの孫を残してくれることが期待できる。一方娘の場合はその質が息子の場合のように大きな差を生むことはない>

<そのため,オスのヒナが多い場合には,雄親は十分な餌を与えて「良い息子」に育てようとし,逆にメスのヒナが多い場合には,給餌には労力を割かず,さえずることでもう一羽のつがい相手を獲得することに労力を割く>と考えられる



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近所の公園の松の木にハヤブサの幼鳥が止まっていました。かなり遠い場所だったのでピントが甘い。

干潟に渡来してきているシギチドリはハヤブサの姿を見て雲散霧消。3時間くらいシギチドリを待っていましたが諦めて飛び出しました。

いつ飛び出すかわからないハヤブサをカメラのファインダーに入れたまま、待つのは大変でしたが待った甲斐がありました。

しかし、距離があるせいで飛行中のハヤブサのピントは甘い

ハヤブサの成鳥は喉から腹部に至る斑が横斑ですが、この個体は縦斑なので幼鳥でしょう。

ハヤブサの幼鳥には眼の下から頬にかけてヒゲ状の黒斑がありますが、成鳥となると頭部から背までの黒色と繋がります。

成鳥は眼の周りにあるアイリングが鮮やかな黄色となりますが、幼鳥は薄い黄色ですね。

飛びながら干潟の獲物(シギ・チドリ)を探しているようです。以前この干潟でシギに襲い掛かるハヤブサを紹介したことがあります。

いつも渡来してきているシギ・チドリがいなかったので、ハヤブサの幼鳥は遠くに飛び去ってゆきました。



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近所の公園に渡来したキョウジョシギ(下の写真左側)が着地するシーンを紹介しましょう。

周囲にいる小さなシギはトウネン、やや大きいのはハマシギ、右の浅瀬にキアシシギ

キョウジョシギの翼上面は、赤茶色と茶色に白い翼帯、翼の基部にも白斑の縦線がありますね。

上尾筒は黒、尾羽は白、その端部にはやや幅広の黒帯となっています。

周囲にいるトウネン、ハマシギやメダイチドリ(先頭)よりもインパクトのある派手な姿をしています。

着水寸前に出した足の色はオレンジ色

翼下面と腹部は白です。

着地したキョウジョシギの周りに着地しようとするハマシギとトウネンの群れ。

上のキョウジョシギが遠かったので、近い場所で撮影したキョウジョシギとキアシシギも掲載しておきます。



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近所の公園に飛来したキョウジョシギの群れが池の上を飛び回り、降りることなく飛び去ってゆきました。

かなり遠くを高速で飛行していたのでピントの甘い写真となっています。・・・体色は黒、白、褐色、茶色の4色、翼帯と翼基部、背中の中央部などが白。

飛来したのはキョウジョシギ(8羽が写っています)と、トウネン。

下の写真には7羽のキョウジョシギ、手前小さい4羽はトウネン、奥の大きい1羽はキアシシギ

キョウジョシギの群れは手前に方向転換。

正面から見てもキョウジョシギの派手な体色は目立ちますね。

頭部が黒、腹部が白いキョウジョシギ7羽と5羽の小さなトウネン、上はキアシシギ。

池の上を通過する8羽のキョウジョシギ、5羽のトウネン、後方に1羽のキアシシギ。

後方のキョウジョシギが団子状態になり、あっという間に通過してゆきました。



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近所の公園の干潟に翼の下面が白いキョウジョシギ(全長22cm)が渡来してきました。・・・ソリハシシギの上で着地寸前

キアシシギ(25cm)に囲まれているキョウジョシギが頭を掻いていますね。・・・左端はハマシギ

左右の大きな薄茶色のシギはチュウシャクシギ(42cm)、モノトーン(灰色と白)のキアシシギともども派手さはありません。

キョウジョシギの翼下面と脇および体の下部は白。足は橙色。

翼上面には白い翼帯がありますが、近くで飛んでくれないとそれを見るのは困難です。

このとき少し遠かったですが、飛んでくれました。

前にも説明した翼下面と腹部の白。

白い翼帯が目立つキョウジョシギの翼

せっかくなので、近くに来たキョウジョシギも写しておきました。



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干潟にある止まり木(杭)をめぐってチュウシャク(全長42cm)同士が争っていました。その姿と一緒にアメリカ図鑑のチュウシャクシギを紹介しましょう。

アメリカの野鳥図鑑(field guide to the birds of north america)には3亜種のチュウシャクシギが記載してあります。・・・後方のチュウシャクシギの方が頸とクチバシがやや太く、年長のようです。

その3亜種とは北米大陸に分布するhudsonicus種と、ユーラシア大陸北東部のvariegatus種(日本に渡来する)、グリーンランドからヨーロッパに分布するphoeopus種。

アメリカのhudsonicus種の特徴は翼下面がdark(暗色)、ヨーロッパのphoeopus種の翼下面はwhitish(白っぽい)とあり、その差は大きいようです。

一方、日本に渡来するvariegatus種の翼下面は、phoeopus種よりもわずかに暗い色とあり、アメリカとヨーロッパの中間のようです。・・・左のシギの足が右のシギの背中に届きました。

クチバシの細い右のチュウシャクシギは、背中を押されて飛び出しました。

2羽のチュウシャクシギが争うことでチュウシャクシギの翼上面と下面の模様が良くわかります。

左のチュウシャクシギのクチバシが、右のものより太く長いので強いのでしょうね。

結局、クチバシの太さと長さで優る左側のチュウシャクシギが杭の場所を横取りしたのでした。



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近所の公園の干潟にメダイチドリ(日本の野鳥590・平凡社には全長20cm)の群れが渡来してきました。・・・手前にいる1羽だけ仲間外れになっていますね。

少し時間が過ぎてメダイチドリの左側に接近。その個体はメダイチドリより体が大きく、足も長いのでオオメダイチドリ(同じ図鑑で24cm・全長が20%も大きい)でしょう。

ところが英国の野鳥図鑑(collins bird guide)ではメダイチドリ(17~19cm)オオメダイチドリ(19~22cm)と記載してあります。・・・体全体の色が薄いオオメダイチドリが右の方に歩き始めました。

英国の図鑑では両者の差は11~15%です。・・・左がオオメダイチドリ。右がメダイチドリとトウネン。オオメダイチドリの方がクチバシが長い。

写真で見ると、英国の図鑑の方が正確ではないかと思います。・・・大きな石の左側で休憩するオオメダイチドリの背後にメダイチドリがいます。右にはトウネン2羽。

また英国の図鑑にはオオメダイチドリは足の色はpale(青白く)greenish(緑がかった)darker(暗色)・・・左オオメダイチドリ。その前トウネン。右側メダイチドリ3羽の大きさ比べ。

メダイチドリの足の色はdark(暗い)greyish(灰色)とあります。・・・同じ画面に並ぶとオオメダイチドリとメダイチドリの足の色の差が何とか判ります。

チュウシャクシギの前に立つオオメダイチドリ。オオメダイチドリはアメリカ大陸に分布していないのでアメリカの野鳥図鑑には記載されていませんでした。

先月東よか干潟で撮影したオオメダイチドリ、ソリハシシギ、メダイチドリの写真も掲載しておきます。



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近所の公園に足の赤いアカアシシギ(全長28cm)が渡来してきていました。

秋にも渡来してきますが、もっと体の色が薄いようです。

日本の野鳥図鑑(日本の野鳥590・平凡社)には<足は赤い>とありますが、単純な赤では無いと思います。

最近入手した英国の野鳥図鑑(collins bird guide)を見ると、幼鳥の足はyellow orange(黄橙色)とありました。

また、成鳥冬羽の足色は、carrot red(人参のような赤)。

その図鑑には成鳥夏羽の足の色についての注釈はありませんが、イラストはオレンジ色に。但し、今回の写真を見るともっと濃い色(朱色に近い)に見えます。

また英国の図鑑にはアカアシシギの腹部にはdiffusely mottled(まだら模様が広がる)と簡単に表記。

一方、日本の野鳥590・平凡社には<喉からの体下面は白地に黒褐色の縦斑が目立ち脇から下尾筒は横斑状となっている>

アカアシシギの体の模様については日本の野鳥図鑑のほうが英国の野鳥図鑑よりもやや詳しく説明してあるようです。・・・アカアシシギ(上)とアオアシシギ(下)



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環境省レッドリスト2020年版の絶滅危惧Ⅱ類に指定されているズグロカモメ(全長32cm)が近所の公園に渡来してきました。

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)に<世界的に個体数が少なく5000羽程度といわれ>絶滅危惧指定されたのでしょう。・・・尾羽の先端部が損傷していますね。

図鑑には<小型のカモメで雌雄同色。ユリカモメ(40cm)よりも少し小さく、クチバシが短く太めで黒い>

<体のわりに翼が長い。成鳥の冬羽は頭部から体下面が白く、頭頂部を横切る2本の薄い灰色線。耳羽の後方に黒斑がある>

<分布域は日本の関東地方以西から中国東部の沿岸部、台湾など、繁殖地は中国の渤海沿岸と朝鮮半島西岸の一部>

<日本には冬鳥として渡来し、北部九州ではユリカモメよりも多く見られる地域もある>

このズグロカモメは第一回冬羽のようです。ユリカモメとの違いは、次列風切の端部に白色部分があること。

体が小さいぶん素早く飛ぶので、カメラのファインダーに入れるのが大変でした。・・・翼上面に薄茶色部分があるのが第一回冬羽の証拠。

日本でも東北地方や北海道ではなかなか見ることができない珍しいカモメなのですが、ユリカモメによく似ているので損をしていますね。



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近所の公園に体が赤褐色でクチバシのやや長いシギが渡来してきました。

以前紹介した東よか干潟でも見たサルハマシギ(全長21.5cm)の夏羽でしょう。・・・横はトウネン(全長15cm)、手前はメダイチドリ(20cm)

日本の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によればサルハマシギはユーラシア大陸北部で繁殖、アフリカ、東南アジア、オーストラリアなどで越冬とあり、北アメリカは分布域となっていません。

しかしアメリカの図鑑(birds of north america)には、東海岸に稀に(西海岸ではごく稀に)サルハマシギ(curlew sandpiper)が渡来するとあります。

英国の図鑑(collins birds guide)にも記載があり<北極に近いシベリアで繁殖。越冬地はアフリカ>

<地中海地域にはほとんど分布しない。稀に西ヨーロッパ地域を旅鳥として通過する>

2020年も市内の同じ公園でサルハマシギの若鳥(腹部の赤褐色が薄い)を見ましたので、このブログに記載しておきました。

写真が遠かったので、先月東よか干潟で近くから撮影できたサルハマシギを参考に掲載しておきます。

大阪市内では、欧米のバーダー(野鳥愛好家)が、なかなか目にすることができない珍しい野鳥を見ることができるのです。・・・飛び出し



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東よか干潟では多くのホウロクシギ(全長63cm)を見ることができました。・・飛行するホウロクシギの群れ。後方にダイシャクシギ。

ホウロクシギ8羽。着水寸前でクチバシが短いのはチュウシャクシギ(全長42cm)

ホウロクシギ(far eastern curlew・直訳すれば極東大型シギ)のクチバシの長さはシギ類最大でアメリカの図鑑(shorebirds HMC社)によれば13~20cmです。

ホウロクシギの全長が63cmなら全長の三分の一はクチバシとなります。

北アメリカにもホウロクシギとよく似たlomg-billed curlew(直訳すれば長いクチバシの大型シギ)がいますが、ホウロクシギよりやや小さいようなので、ホウロクシギがシギ類の最大種でしょう。

ホウロクシギは(far eastern curlew)と呼ばれるようにユーラシア大陸極東部で繁殖、オーストラリア、ニュージランドなどで越冬します。

従ってバーディン発祥の地とされるイギリスの野鳥図鑑(collins birds guide)には記載されていません。

欧米に在住するバーダー(野鳥愛好家)にとって、このホウロクシギは一度は見てみたい鳥でしょう。

ホウロクシギが多数渡来する東よか干潟は、世界の愛鳥家とって一度は訪れてみたい場所と言えるのではないでしょうか。



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東よか干潟では意外と多くのウズラシギ(全長22cm)を撮影することができました。・・・手前を飛ぶウズラシギ約60羽の群れ

コロナ前2019年度春の環境省シギチドリ類調査によれば、ウズラシギの最大渡来数は100羽でした。・・・上のウズラシギと下のハマシギの群れ

ウズラシギは大きさが近いメダイチドリ(20cm)やハマシギ(21cm)に混じって渡来してくるようです。・・・中央がウズラシギ

従ってハマシギやメダイチドリの集団の中を探すと数は少ないですが見つけることができるようです。・・・ハマシギの群れの中、サルハマシギの右側に3羽います。

メダイチドリの集団の手前に6羽のウズラシギ

左はオオメダイチドリ、右端がウズラシギ、白黒と赤褐色はキョウジョシギ(22cm)2羽。

左はハマシギ、次いでキョウジョシギ2羽、メダイチドリ、ウズラシギ2羽というシギ4種のそろい踏み。

図鑑には<成鳥夏羽は頭頂部の茶色が目立つ。白いアイリングが明瞭。腹や脇の黒い縦斑はV字形>・・・ウズラシギを拡大。

<背からの上面は黒褐色で茶褐色と白色の羽縁がある。クチバシは先が黒く、基部は肉色を帯びる。足は緑黄色>



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東よか干潟で休むシギチドリの群れ。頸から胸が赤褐色なのはメダイチドリ(全長20cm)のオスでしょう。

メダイチドリのメスはオスと同じ大きさで色が薄い。1羽だけ翼をあげていますね。

拡大してみました。メダイチドリのオス3羽とメス1羽。右から2羽目はキョウジョシギ(22cm)

メダイチドリのオス3羽、メス2羽、右はクチバシがやや長いウズラシギ(全長22cm)

メダイチドリの群れ。赤褐色が濃いのはオスの夏羽、薄いのはオスの冬羽。赤褐色が無いのがメスでしょう。

ハマシギ(21cm)の群れの中に、胸と腹部の赤褐色が鮮やかなサルハマシギ(22cm)。その前にいるのはメダイチドリに似たオオメダイチドリ(全長24cm)

サルハマシギ(22cm)は、メダイチドリ(20cm)よりも大きいですがオオメダイチドリよりは小さなシギの仲間です。

左からオオメダイチドリ(24cm)、ソリハシシギ(23cm)、メダイチドリ(20cm)のそろい踏み。

ソリハシが列から外れたので、オオメダイとメダイチドリの大きさの違いがよくわかる場面。



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