野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



昆虫館でツマベニチョウ(開張:85~100mm)の飛翔を撮影してみました。・・・下の2頭はオス

琉球列島から九州南部に生息するツマベニチョウはシロチョウの仲間では世界最大種です。・・・下の写真はメス

ツマベニチョウはアオスジアゲハ(開張80~85mm)よりも一回り大きく、その飛ぶスピードも早いので撮影は大変です。

下の写真の左右はオス。中央がメス。

オスがハイビスカスの蜜を吸いに飛んで来ました。このあとハイビスカスの止った写真も撮しましたが、ありきたりなのでカット。

左のオオゴマダラ(開張130mm)を追い払うツマベニチョウ。

ブーゲンビリアの蜜を吸いにやってきたツマベニチョウ。足は空中にあります。

ハイビスカスから離れるツマベニチョウ。

このツマベニチョウの翅はボロボロでしたが、良いアングルに来てくれました。



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大阪市内の公園に飛来するコアジサシです。

ちょうど子育ての季節なので、ヒナが食べやすい小さな魚を狙ってダイビングしています。

公園に遊びに来た人の前でダイビング開始。

まっすぐ池に飛び込むようですね。このあとクチバシが水中に突き刺さる写真を狙って連写しました。

が、残念ながら1秒間に撮影出来る枚数に限りがあるので無理でした。・・・ちゃんと小魚を咥えて飛び出しています。

空中に浮き上がろうとして尾羽根を一杯に広げていますね。

はばたいて前進。

もう一度、尾羽根を一杯に広げ。

羽ばたいて前進を繰り返していました。



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伊勢神宮の内宮を参拝したあと、おはいらい町に向かいました。

最近はやりの店。若い人には人気があるよう。

伊勢市の観光協会HPには<江戸期から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現されており、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようです>と説明された町並み。上の写真の店はコンセプトと違いますね。

折角なので、酒屋に入り御神酒として「しぼりたて生原酒」を少し頂きました。

スターバックスの店も「江戸時代にタイムスリップ」という観光協会コンセプトを尊重していました。

スターバックス2階客席からの景色。密にならないよう、このテーブルを二人で占有しコーヒーを頂きました。

帰りはバスで伊勢市駅まで移動。ここはJRの駅ですが、よく見ると柱前に「近鉄線のりば」の看板がありました。

改札を入って左手の階段を上がり、長い通路を突き当たりまで歩くと、そこに近鉄のホーム(4,5番線)がありました。

この日は帰りも「しまかぜ」で大阪に戻ることに。やはり社内は空いていて快適な旅でした。・・・近鉄伊勢市駅に入ってきた「しまかぜ」



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緊急事態宣言が解除されたので近鉄電車「しまかぜ」に乗って、お伊勢さんにお参りに行ってきました。・・・近鉄の大阪難波駅ホーム

「しまかぜ」の先頭と最後尾車両は、人気がある展望車両でしたが、密となるのを避けて2号車に席を取ると、他の乗客がいません。

「しまかぜ」は6両編成。座席シートがゆったりしていて豪華で、他の乗客がいない「しまかぜ」は大満足でした。(改札時に聞くと、全車両6両に乗客数11人という日もあったとか)

さて、宇治山田駅に到着。ここからバスで内宮前まで移動です。

宇治橋の鳥居

宇治橋の上からの景色

コロナのせいで参道は空いています。

内宮の拝殿前

お参りを終わって宇治橋まで戻って鳥居を写すと、参拝客が少ないせいで人が写りませんでした。



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昨日のブログでコアジサシとカメラマンの姿を紹介しましたが、コアジサシが小さく写っていましたので、大きく撮した写真を探してみました。・・・横から

ダイビングするコアジサシを背中から

次の瞬間にはクチバシの先端部だけが水中に。獲物に向かっているクチバシがやや開いていますね。

頭部だけが水中に入ったコアジサシ。

水中から飛び出す直前のコアジサシ

翼を左右に広げ

一度大きく羽ばたくと、すぐ体が空中に浮かびます。

そのまま羽ばたきを続けて

いとも簡単に水中から脱出するのです。



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大阪市内にある公園のちょっとした大きさの池にコアジサシが飛来してきます。・・・左上を歩いている人の顔が向いているポイント。

そのコアジサシがダイビングする瞬間を撮影しようと、二人のカメラマンがカメラを構えていますね。・・・ダイビング中のコアジサシが二人の間にいます。

コアジサシのスピードは意外と早く、それをカメラで追いかけるのは大変です。二人のカメラマンは撮影を諦めたのか?

一瞬のうちに上から下にレンズの前を横切って、池の鉄柵の前にきているコアジサシ。

コアジサシは、鉄柵の中央まできていますが、二人のカメラマンは呆然と見送るばかり。

次の瞬間には足下にある石垣の手前にいて、そのまま水中に突っ込むのでしょう。

その姿を追いかけていたら、クチバシだけ水中に入った瞬間が撮影できました。

 

その次は頭だけ水中に入ったコアジサシ。

小さな魚をキャッチしたコアジサシが水中から飛び出した瞬間も撮影することができました。



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ゆっくり飛ぶオオゴマダラが空中停止している写真が撮りたくて昆虫館に行ってきました。

オオゴマダラは目の前を何度も飛んでくれましたが、ファインダーの中央に入れてシャッターを切るのが難しい。

ゆっくり飛んでいるように見えてもオオゴマダラはすぐファインダーのフレームから外れてしまいます。

2頭(チョウの助数詞は頭)が(交尾しようと?)牽制しているタイミングはシャッターチャンスです。

下の写真の左がメス、空中に停止しているのはオスでしょう。

メスに迫ろうとすると、右から他のオスが急接近。

右のオオゴマダラの胴体は、地面に水平となっているのでスピードが出ているのでしょう。

この直後、右下のオスに牽制された左上のオスは飛び去ってしまいました。

空中に停止しているように見えるオオゴマダラ。ファインダーの中央には入りません。



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オオゴマダラが空中を飛行している姿を撮影するために昆虫館に行ってきました。

チョウが止っている写真の撮影は簡単ですが、空中を飛行している姿を撮るのは意外と難易度が高いのです。

小さなチョウの撮影はかなり難しいので、大きなチョウを選ぶことに。

まず、開長(翅を広げた長さ)13cmというオオゴマダラを狙ってみました。

こちらに向かってかなりのスピードで飛んでくるチョウをファインダーに入れてシャッターを切るのは大変です。

しかし、チョウが止まろうとする際にシャッターチャンスがやってきます。

オオゴマダラは飛翔能力が高く、人の頭上を飛ぶことがありますが、その際もシャッターチャンスです。

飛行するオオゴマダラを横から撮ると、背景に植物の濃い緑があった関係で翅が際立ちました。

こちらに向かって飛んで来たオオゴマダラが、頭上を飛び去る瞬間、上手くシャッターを切ることができました。



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餌を求めて水中にダイビングしたコアジサシが水面から飛び出てくる瞬間を狙ってみました。・・・海水が背中から水中に流れ落ちているコアジサシ。

右の水柱ポイントから飛び出し、翼を広げていますが、まだ水滴が落下しています。

頭を振って遠心力で水を落としていますね。

クチバシからも海水が吹き出ているようです。

飛びながら遠心力を使っているので、体が歪んでいます。

下の写真は、獲物を咥えたまま、頭を振って水を落としています。

飛び出し直後、長い翼を垂直に立てたコアジサシ。

暗い背景の前を飛ぶ獲物を咥えたコアジサシ。

コアジサシの後方に写っている細かな水滴は、コアジサシから落ちたものでしょう。



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チドリ目にはチドリ科、シギ科に属する野鳥が多くいますが、日本で見ることが出来るタマシギ科の野鳥はタマシギ(英名:greater painted-snipe)だけです。

2属しかいないタマシギ科のもう1属はオーストラリアの「Australian painted-snipe」、ウイキペディアで検索すれば写真が出てきます。

タマシギは一妻多夫と言われていますが、バードリサーチニュース生態図鑑によれば<抱卵期までの行動観察によれば,メスは複数のオスと同時につがいになることはなく(Komeda 1983),連続して1羽ずつのオスと複数回繁殖を行なうものと考えられる>

<メスは主に夜間にさえずりオスに求愛する。雄とつがいになると1週間程度のつがい形成期間を経て造巣する>・・・造巣作業をオスメス共同で実施しているのをこの場所で観察しました。

<産卵期間を経て,すべての卵を産み終えるとメスは巣を離れ,次のオスとつがいになるための求愛行動に移行し,抱卵と子の世話はオスのみが行なう>

<最大で4羽のオスと7回以上つがいになった例がある。同様な繁殖様式(連続的一妻多夫)はシギ科およびチドリ科の鳥類にしばしばみられるものであり,効率的に繁殖を行なうことができるという適応的意義があるものと推測される>

<抱卵期間は19-20日.ヒナは早成性で,孵化後すぐに巣を離れる。孵化後すぐに標識したヒナで,標識後25日程度で親から独立した例があること,風切羽が伸長中の段階で親が周囲にいないケースも複数あったことから,短い期間で独立する場合が多いものと思われる>

<環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されているタマシギの渡りや移動分散についてはほとんど情報がないが,千葉県では繁殖していると考えられる個体およびその場所で生まれた個体が12月まで同地に留まった例がある>

<湛水休耕田がタマシギの個体群存続にとって重要な役割を担っているが、時代とともに集約化されていく農地の中で,タマシギなどの湿地性鳥類と共存可能な環境をどのように管理していけるかがタマシギ保護の課題となっている>



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大阪近郊の海岸にウミネコ(全長45cm)の集団を見つけましたので、バードリサーチニュースのウミネコの記事を紹介しましょう。<・・・>が引用部分

<ウミネコは、ロシア南東部から韓国,中国東部にかけての沿岸や離島で繁殖する。日本では,北海道,本州,九州,伊豆諸島などの沿岸や離島で繁殖し,多くの繁殖地が天然記念物に指定されている。鹿児島県甑島が繁殖地の南限とされている>・・・島根県の経島も有名です

 <ウミネコは一夫一妻で繁殖する。多くの場合,つがい関係は経年的に維持される。オスによるつがい外のメスに対する交尾行動も見られるが,メスによって拒否されることが多い>

<ウミネコの尾羽には黒帯がある。この特徴は,日本で見られるカモメ類の成鳥の中ではウミネコのみが持つ。青森県八戸市にある蕪島の足環標識個体の回収記録から,繁殖後の移動経路が推測されている>

<蕪島のウミネコは,繁殖終了後,7月下旬から8月上旬頃に島を離れ,10月までは北海道へ北上する。少数だがロシアのサハリンでもこの時期に回収記録がある>

<11月から3月にかけては,三陸海岸から関東の沿岸,さらに東海地方や九州などへ南下する。また,少数だが1月と2月、さらに南方の沖縄,台湾,およびフィリピンで蕪島の標識鳥が回収されている>

<ウミネコの卵の大きさは、産卵順にともなって小さくなる。この兄弟間の格差(競争)を調節するように,卵黄内にホルモンのひとつ,“テストステロン”が,産卵順に応じて規則的に含まれることが知られている>

<ウミネコの場合,成長率や生残率を増加させる効果のある卵黄内のテストステロン濃度は、一腹内で産卵順の遅い卵ほど高くなる>

<ウミネコのメスは,卵黄内のテストステロンを介して,非同時孵化と卵サイズ差によって生じる兄弟間競争を調節し,一腹全体のヒナの生残率を高めていると予想されている>



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近所の海岸で、カワウが飛んでいるところを真横から撮影してみました。

初列風切り羽根が痛んでいますが、飛行には支障が無さそう。

沖の障害灯に止ります。風切り羽根だけでなく尾羽根もかなり痛んでいますね。

しばらくここで翼を乾かしていました。

すると別のカワウが登場。このカワウの足には何かが付いています。

左足は青い足輪、右足には金属の足輪です。

カワウの青い足輪に「712」の番号が読み取れましたので、ネットでカワウの情報を求めているところは無いか検索してみました。

すると大阪市立自然史博物館の HPに「カラーリングを付けたカワウ情報募集」とあったので上の写真を送ってみました。

すぐに<カワウのカラーリング情報ありがとうございます。 この個体は、2019年4月27日に伊丹市昆陽池でヒナの時に標識されています。2 歳ですね>という回答が。ここから昆陽池までの距離は20kmくらい、もっと遠い場所から飛んで来たカワウならロマンがあったのですが・・・



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シロチドリの翼には明瞭な翼帯があります。・・・右の翼を広げるシロチドリのオス

左の翼を広げるシロチドリのメス

後ろから翼を見るとこの通り。初列風切り羽、次列風切り羽根と大雨覆が重なる白い部分

尾羽根の中央部は黒褐色、両端部は白。次列と三列風切羽の末端部も白です。

初列風切り羽の羽軸も白(翼は明瞭でしたが顔が写っていないのが残念)

翼の裏側を見ると、初列風切羽の外側4枚(p7~p10)の先端部は黒

喉、腹部、下尾筒までは白、翼の裏側も白。シロチドリと呼ばれる由縁でしょう。  

初列風切の外側4枚(p7~p10)の先端部が飛行機のウイングレットのように上向きとなっています。航空技術者はこの形を参考にウイングレットを開発したのでしょう。

かなり近くを飛んでくれたシロチドリですが、彼方に飛び去ってゆきました。



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水中の小魚をキャッチするためダイビングするコアジサシを追いかけ撮影してみました。・・・腹部

水面までの距離は6~7mくらいでしょう。

水面までの距離は5~6mくらいか。

水面までの距離は4~5mでしょうか。

水面までの距離は3~4mかも。

足が前を向きかけているので水面までの距離は2~3mほどでしょう。

足が前を向き、体に貼り付いているので水面からの距離は1~2mでしょう。

ここまで来れば、水面からの距離は1m以下でしょう。

水面までの距離は体一つ分(26cm)くらい。



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コチドリよりやや大きいシロチドリ(環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定)をバードリサーチニュースの記事から紹介しましょう。

<シロチドリはアジア,ヨーロッパ,アフリカ,南北アメリカの温帯域で繁殖し,北部地域の個体は,温帯,熱帯域で越冬する。国内に生息する亜種シロチドリは北海道から南西諸島まで留鳥として周年観察されるが,北海道では主に夏鳥>・・・下の写真はメス

<オスの繁殖羽では,過眼線が黒く,眉斑,額は白色で前面でつながっている。前頭部に 黒 斑 が あ り,後 頭部は茶色.頸部は白色.肩から側胸にかけて黒い線があるが,つながらない個体が多 い>・・・オス

 <砂浜や干潟などで停止したり,急に走ったりして,地表にいる餌動物を捕食する。餌となる動物は,コメツキガニ,ヨコエビ類などの甲殻類,ゴカイなどの多毛類,双翅目・鞘翅目の昆虫類,クモ類,貝類など>・・・カニを咥えていますね

 <海岸の砂浜,河口の干潟,大規模河川の中洲,砂州,干拓地などの砂礫地で繁殖し,砂浜海岸,河口の干潟,河川,湖沼などに渡り期や越冬期に生息する。水辺の砂地,砂泥地を好む> ・・・メス

<砂地に窪みを作り産卵する。木片,小石などが敷かれる場合もある。まばらに植生がある環境が多い。営巣密度は,最高で96ペア/haという報告があるが,多くは0.5~2ペア/ha>

<卵数は2~3個で,通常3個。全ての卵を産み終えてから抱卵を開始し,主にオスが夜間,メスが日中に抱卵を行う。抱卵期間は24~27日>

<ヒナは孵化後すぐに歩く(早成性).雌雄ともに育雛を行い,ヒナは27~31日ほどで独立する>

<三重県での1996~1998年の調査によると,孵化巣率(孵化したヒナがいる巣の率)は合計で13.3%(9.1~23.8%)と高くない.しかしながら,東京湾岸でコアジサシのコロニー付近に営巣した場合に,孵化率が約80%の高率になったとの報告が あ る>・・・コアジサシの巣が近いと繁殖成功率が高いのは、コアジサシが外敵に対処してくれるからでしょう。



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