MFでよく目にするトンボはウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉) 。ウイキペディアによれば<全世界の熱帯・温帯地域に広く分布する汎存種>だそうです。・・・以下<・・・>はウイキペディアの記事からの転用
<毎年日本で発生する個体群は、まず東南アジア・中国大陸から発生し南西諸島、九州、四国で4月中旬、本州南部で5〜6月、中部山岳地帯や東北地方では7〜8月、北海道で9月というように徐々に北上する>
<8〜9月頃には、日本各地で大群で飛び回る様が観察できる。しかし、寒くなり始めるとバッタリと成虫が見られなくなる>
<現在のところ、南下をする個体群なども確認されていないので、寒さで死滅すると考えられている>
<トンボの多くは成虫になっても水辺にとどまるが、ウスバキトンボの成虫は水辺から遠く離れて飛び回るので、都市部でも目にする機会が多い。日中はほとんどの個体が地上に降りず飛び回る>
<あまり羽ばたかず、広い翅で風を捉え、グライダーのように飛ぶことができ、長時間・長距離の飛行ができる>
<食性は肉食性で、カなどの小昆虫を空中で捕食する。メス成虫で1日に約14mg(体重の約14%、小昆虫に換算し約185匹分)を捕食しており、小昆虫の有力な捕食者と考えられる>
<ウスバキトンボのメス成虫の蔵卵数は約29,000、十分に摂食しているメス成虫が1日に生産できる成熟卵は約840個で、産卵数の多さが日本における数か月での個体数急増を可能にすると考えられている>
<卵は数日のうちに孵化し、薄い皮をかぶった前幼虫はすぐに最初の脱皮をして幼虫となる。幼虫はミジンコやボウフラなど小動物を捕食して急速に成長し、早ければ1か月ほどで羽化する>・・・ウスバキトンボのことは今回初めて知りました。