野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近所の海岸でコアジサシを撮影していると、ササゴイ(全長52cm)が飛来してきました。

ササゴイの特徴は、翼上面にある白色羽縁で、遠くからでも識別できます。

ササゴイは日本、中国東部、中部アメリカで夏鳥、アフリカ、インド、東南アジア、オーストラリア、中米、南米では留鳥とされています。

ヨーロッパでは稀な野鳥で、イギリスの野鳥図鑑(collns bird guide)に<イギリス、アイスランド、アイルランドで(迷鳥として)稀に記録されることがある>と記載されています。

従ってヨーロッパのバーダーがササゴイを見ると興奮するでしょうね。

イギリスの野鳥図鑑には、そんなササゴイでも精緻なイラストがちゃんと掲載されているのが素晴らしい。

一方、アメリカの野鳥図鑑(national geografhic fieldguide to the birds of north america)には、ササゴイの記載がありません。

ただし、ササゴイ(striated heron)によく似た(翼上面に白い羽縁のある)green heron(全長46cm)が記載されています。

ササゴイは眼の後方から頬、頸、胸側部は灰色(下の写真)ですが、green heronはそこが赤茶色。という訳で、ササゴイは北米には生息していないのでしょう。



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先日宿泊したラビスタ東京ベイからの夜景を紹介しましょう。・・・ホテル前にある豊洲大橋の夜景

タワーマンション群の夜景

最上階の大浴場に続くラウンジ。

レインボ-ブリッジの夜景

晴海ふ頭のマンションの奥に東京タワーが見えています。

豊洲市場の夜景

左に東京タワーと、豊洲大橋の対岸にあるタワーマンション

タワーマンション群の夜景

レインボーブリッジを見ながら利用できる最上階のフィットネスジム



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ラビスタ東京ベイ宿泊記の途中ですが、コアジサシの飛行写真を紹介しましょう。

海にダイビングし小魚を捕まえ、クチバシに咥えて飛行するコアジサシは、環境省レッドリスト2020で絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

海面スレスレの高さを猛スピードで飛行するコアジサシをカメラで撮影するのは大変です。

野鳥は、カメラマン(人間)から逃避する行動をするので、大抵は下のように後ろ向きになります。

しかし、ごく稀にカメラマンからごく近い距離を野鳥が飛行することがあります。

近くを飛ぶコアジサシを撮影すると、眼に太陽光が反射した白い点(キャッチライト)が写っています。

ここから眼にキャッチライトが入ったコアジサシを掲載しましょう。・・・背中を向けて方向転換

かなり近くを飛ばないとキャッチライトの入った写真はゲットできません。・・・翼上面の羽構造が良く判りますね。

今回はかなり近くを飛んでくれたので何とか撮影できましたが、次回は難しいでしょうね。・・・翼下面は「白とび」



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旅行4日目に宿泊するホテルは、今年4月にオープンしたばかりのラビスタ東京ベイです。最寄り駅「ゆりかもめ線」市場前駅からホテルまで広い歩行通路がつながっています。

豊洲市場へ向かう陸橋から見たホテル(右から2棟目)、正面は豊洲大橋、左は豊洲市場横に建築中の集客施設(千客万来施設と呼ばれるそうです)

ホテル前、豊洲ふ頭に通じる遊歩道から見たラビスタ東京ベイ。最上階は大浴場や露天風呂などの入浴施設となっています。

少し早めに到着しましたが、チェックイン時間(15時)は厳守されていました。・・・客室数582室という巨大ホテルのエントランスロビーは広い。

ツインの客室

部屋の空間を確保するためかデスクはやや狭い。

浴槽がありましたが、最上階の大浴場を利用したので使わずじまい。浴槽のない(シャワーだけの)部屋もあるようです。

やや狭い洗面台

このホテルの最大特徴は、対岸(晴海地区)のタワーマンション群を運河越しにじっくり眺めることができること。



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近所の公園にカラシラサギ(環境省レッドリストの準絶滅危惧指定)が渡来してきていました。その飛行写真と一緒にウイキペディア英語版からカラシラサギを紹介しましょう。<・・・>がnet翻訳した引用部

<カラシラサギは全長68 cm、羽毛は生涯を通して白く、コサギに似ています。クチバシは黄褐色(コサギは黒)、脚が黄緑色で、足指は黄色、虹彩は薄黄色>

<成鳥は繁殖期に長さ11cmを超える冠羽を発達させます>・・・ボサボサした冠羽はコサギにはありません。

<カラシラサギは極東ロシア、北朝鮮、韓国、中国本土の海岸沖の小さな島々で繁殖。フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア半島、サラワク州、シンガポール、インドネシア、ブルネイなどで越冬>

<最も重要な越冬地域はフィリピンのレイテ島、ボホール島、セブ島、マレーシアのサラワク州とセランゴール州>

<2004/05年に実施された冬季調査で、世界の総生息数は2,600〜3,400羽と推定され、2002年から2012年までの10年間、個体数の大幅な減少はないとされる>

<冠羽が帽子の装飾品とされたことで、カラシラサギは17世紀頃から大量捕獲されはじめた>

<19世紀にはさらに大きな流行となり、商人を通じて流通するカラシラサギの冠羽の数は数百万に達した>・・・これが生息数激減の理由

<現代の最大の脅威は干潟と河口の埋め立て、およびその場所の深刻な環境汚染と考えられている>・・・カワウの前で着地するカラシラサギ



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ダイワロイネットホテル青森に宿泊した翌朝、青森市内を少し散歩してみました。

ホテルから少し駅よりに歩き「アウガ新鮮市場」に。ここは早朝5時から営業しているそうですが、さすがにその時間の新鮮市場は閑散としていました。

が、5時からやっている店も少しはありました。

ということで、ここで海産物のお土産を調達し、荷物にならないよう宅配便で発送依頼。配送料はやや高かったですが、荷物とならないなら仕方ありません。

海鮮市場でお土産を調達したあと青森港までウオーキング。青森港には青函連絡船の歴代55隻中、現役期間が一番長かった(27年)八甲田丸船が保存されています。

ホテルに戻って朝食。ビジネスホテルなのでレストランの雰囲気やメニューはあまり期待できません。

今回4泊した旅行中で最もシンプルな朝食となりましたが、ビジネスホテルならこれが標準でしょう。

朝食のスタートは7時、北海道のホテルでは、定刻よりも10~15分早く入場できましたが、ビジネスホテルのせいか営業時間は厳守されていました。

あまりにもシンプルだったので、朝食として選んだメニューが何だったのかも、ほとんど記憶に残っていません。



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一昨日からの旅行記の続きです。今回の旅行で函館、小樽に次ぐ3泊目は、ロイネットホテル青森でした。

このホテルの1階にはローソンがあり、ホテル1階のエレベーターホールと直通。ちょっとした買い物には便利でした。

フロントロビーはローソンの上階にあります。

ここでは自動チェックイン機でチェックイン手続き。支払い完了するとルームキー(カードキー)が出てきます。この方式がいずれ標準となるのでしょう。

デラックスツイン(29㎡)のベッドルーム

ベッド前のデスクとテレビ。ビジネス向けの机としては使いやすいサイズかも。

壁面が透明ガラスのバスルーム。左に浴槽、右はレインシャワーヘッドが備わったシャワー室というレイアウト。

洗面台はかなりコンパクトで、この左側にトイレがあります。

窓からの景観。右はメインストリートの新町通。



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さて、北海道旅行記に戻ります。小樽の観光名所の一つに小樽駅からほど近い三角市場があります。・・・下の写真の右下に看板が小さく写っています。

函館朝市を小ぶりにしたような海鮮市場で、上の写真(小樽駅)の三角市場看板の場所からアクセスできます。・・・内部

さて、三角市場を見学したあとの旅行行程は、小樽から札幌に出て特急北斗に乗り換え函館北斗へ、そこから北海道新幹線に乗り換え新青森へというもの。

この日は小樽を出てから函館北斗までずっと雨でしたが、幸運にも新青森駅到着時に雨が上がっていました。

新青森駅で奥羽本線に乗り換え宿泊地の青森駅へ移動。・・・奥羽本線の青森行き列車

雨上がりの青森駅前。正面は青森港に架かる青森ベイブリッジ(橋長1219m・ちなみに大阪港の港大橋の橋長は980m)

青森駅ビルは内部が改造工事中で、迷路のような仮設通路を通ることに

青森駅から東に延びるメインストリート(新町通り)は、歩道部分だけ屋根のあるアーケード街となっていました。・・・おそらく冬季の雪対策なのでしょう。

上の写真で右側の外壁がピンク色の建物はアウガという複合ビル。1階が青森市駅前庁舎、地下は新鮮市場(海産物の小売り市場)・・・宿泊するホテルはもう少し先にありました。



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北海道旅行の記事の途中ですが、ダイビングした後に空中で体を振って水切りするコアジサシを紹介しましょう。

身震い時、水平飛行しながら体を左右に振るので頭部だけが上向きになっています。

下の写真は魚を咥えたままで身震い

背景が暗いので水滴が周囲に飛散している状況が良く判ります。

こちらは離水した直後の身震い。頭部は上向き、翼は水平、尾羽は横向きに。

コアジサシがダイビングしてから離水し、いつのタイミングで身震いするかは個体によってマチマチでした。

後ろ向きのコアジサシ。クチバシの前の水滴は、クチバシから吐き出した海水でしょう。左向きにブル

次は右向きにブル。体についた海水が細かい水滴となって周囲に飛び散っています。

尾羽左側の燕尾が遠心力で弧を描いていますね。



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北海道旅行記の途中ですが、近所の海岸に飛来してきたコアジサシがダイビングした後、離水する姿を紹介しましょう。

小魚を咥えて離水するコアジサシの足は、まだ水中に残っています。

クチバシに咥えた魚を水中から持ち上げ、足も水面上に。ここから大きく羽ばたいて離水

完全に空中に飛び出しました。

コアジサシの離水は、一瞬の移動となるのでピントが上手く合いません。

こちらはさらに近くからの離水シーン。

背中の上に海水が水玉となって載っていますね。

水中にダイビングした直後なので、海水が付着した体が重そう。

水滴を飛ばしながらの離水。このあと空中で身震いし、遠心力で体に付着した水分を飛ばすのですが、そのシーンは次回に。



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ウイキペデアによると<小樽運河は1923年(大正12年)完成、緩やかに湾曲しているのが特徴で全長1,140 m、幅は臨港線沿いは20 m、北部(通称:北運河)は当時のままの40 mになっている>

小樽での夕食は、浅草橋小樽運河倉庫ビルにある函太郎(北海道グルメ回転ずし)に入ってみました。

倉庫ビルの中にある店内では、カウンターにあるタブレットを使って注文する方式(スシローと同じ)

注文した寿司は、スシローのようにレーンから運ばれるのではなく寿司職人から手渡しでした。

北海道らしいネタの数々をおいしく頂きました。

さてウイキペデアの続き<小樽運河は、小樽港が取り扱う荷量が多くなったため、沖合いで艀(はしけ)を使った荷揚げから、艀が倉庫の近くまで直接行けるために建設した水路で、戦後になると港に埠頭が整備されて運河は使命を終え、運河周辺の重厚な木骨石造の倉庫群などの歴史的建造物は数多く取り残された>

<1966年(昭和41年)運河の一部を埋め立てて、道路を6車線化する計画が発表されたことで、市民から運河と周辺の歴史的建造物(倉庫群)の保全運動が起こった>

<10年以上に及ぶ議論が続き、最終的には運河の幅の半分を埋立てて道路とし、残りはポケットパークの配置や散策路を整備することで1986年(昭和61年)に整備工事が完成>・・・運河を周遊する観光船は2012年(平成24年)から運航

<再生された運河は小樽を代表する観光地になり、木骨石造倉庫の再活用や歴史的建造物と調和したデザインの建物が新築され、ガラス・オルゴール工房や飲食店、海産物店、菓子店、土産物店などが立地している>・・・運河倉庫の裏側通りの整備はこれからか?



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ホテルにチェックインした後、金融資料館(旧日本銀行小樽支店)がある「日銀通り」を海に向かって歩いて観光してみました。

すぐ手宮線跡地(1880~1985年・北海道で最初の鉄道区間の一部)という近代化産業遺産があります。

1912年(明治45年)に完成した旧日本銀行小樽支店は、大阪中之島にある日本銀行大阪支店と同じ辰野金吾の設計。

その説明看板。日銀通りにある古い建物には、小樽市指定文化財の説明看板が掲示されていました。

旧北海道拓殖銀行小樽支店はニトリが買収し、今は似鳥美術館となっています。

小樽運河の手前で臨港線を右に歩くと「かま栄カフェ」という蒲鉾店があったので、出来立ての蒲鉾を注文し食べてみました。

臨港線と山側に平行する堺町通り商店街には、小樽らしいレトロな店舗がいっぱい。

大正から昭和初期に建てられた店舗が数多く残っているので太平洋戦争における市街地の空襲は受けなかったようです。

ウイキペデアで小樽空襲を調べてみると終戦の1か月前(1945年7月14日)、大型爆撃機では無くグラマン戦闘機による空襲があり、海上にいた船舶が被災して34名の死者が出ていました。米軍の爆撃機は本土の爆撃を優先したのでしょう。



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小樽市の人口は、2022年5月現在約11万人。・・・ホテルのHPには、小樽駅からホテルまで歩いて5分とありました。

小樽駅から直線的に伸びる中央大通りを小樽港方向に少し歩き、右手にあるアーケード通りを直進すればホテルの裏側に到着です。

宿泊するのは新日本海フェリー系列で1998年に開業したオーセントホテル小樽(客室195室)です。・・・ホテルの表側エントランス

開業から24年が経過しているので古さは否めません。・・・ホテルロビー

宿泊した27㎡のツインルーム客室内は清潔感がありました。

前日宿泊したセンチュリーマリーナ函館の30㎡よりやや狭い27㎡ですが、ベッドルームは十分な広さがあります。

そのぶんバストイレユニットは狭かったのですが、洗面台は広くて使いやすいものでした。

今ではどこも標準装備されているウオッシュレット付きトイレと、やや大きめの浴槽。

このホテルは旧メインストリート(日銀通り)に面していて、歩いての観光には最適でしたが、翌朝の朝食会場で大勢の団体客と同席することになり、その混雑のせいで朝食の写真を撮ることができませんでした。・・・窓からの景観



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小樽への移動日の朝、函館朝市を覗くと、通常は早朝5時から営業しているはずの店がほとんど開いていません。

やっと見つけた店で聞くと、コロナの影響で殆どの店が開店時間を遅くしているとか。・・・早朝から頑張って営業していた店でお土産を購入しておきました。・・・Lが2つ貼られた500g入り乾燥ホタテは1袋2万5千円。コロナ前は5万円でも外国人に良く売れたとか。

ホテルに戻って荷造りし、10:05函館駅発の特急北斗7号に乗車しました。

函館を出た特急は、しばらくすると大沼国定公園の中を通過します。

大沼公園は1905年に道立公園、1915年に日本新三景、1958年に国定公園、2010年に「日本紅葉の名所100選」に選定されています。・・・美しかったのでもう一枚。

いかめしで有名な森駅を通過。森駅は1903年(明治36年)開業の古い駅です。

北斗7号は左手に内浦湾(噴火湾)を見ながら海岸線を北上。・・・長万部駅を通過し、室蘭、苫小牧を経由して13:52に札幌到着

札幌駅で函館本線のエアポート号に乗り換え14:46小樽に到着。

森駅と同じ1903年(明治36年)に開業したという小樽駅は、意外と小さな駅でした。



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北海道旅行の記事の途中ですが、近所の海岸に腹部が灰色のクロハラアジサシ成鳥の夏羽が渡来してきましたので紹介しましょう。

クロハラアジサシの翼上面、背中、尾羽上面は灰色。尾羽はアジサシやコアジサシなどに共通する燕尾ではありません。

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)では、クロハラアジサシ全長26cm、コアジサシ(下の写真の右の2羽)全長26cmとあります。しかし下の写真では大きさにかなり差がありますね。

一方、英国の野鳥図鑑(collins bird guide)にはクロハラアジサシ24~28cm、コアジサシ21~25cmとあり、こちらの方が正確なようです。

成鳥の夏羽のクチバシと足は暗赤色。脇羽と翼下面は白。喉から胸、腹部は濃い灰色ですね。

ここからダイビングして魚をキャッチし、飛び去るまでのシーンです。

獲物をクチバシに咥えて浮上。

離水しましたが足はまだ水面下にあります。

翼上面は灰色と書きましたが、初列風切、次列風切、初列大雨覆などはほぼ白色でした。



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