野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



初めて淀川河川公園を散歩してみました。その際に見かけた野鳥を紹介しましょう。・・・沢山見かけたツグミ

大阪市民ですが、淀川まで距離のある場所に住んでいるせいか、立派な河川公園があることを知りませんでした。・・・ツグミ

ピーチク鳴くヒバリが沢山いました。

これほど多くのヒバリが生息する場所は大阪市内では他に無いと思います。

他の野鳥と違って、かなり近くまで寄っても逃げないことに驚きました。

葦原には定番のオオジュリンが沢山いましたが、こちらは近くに寄ると、すぐに飛び立ってしまいます。

逆光の枝に2羽の野鳥を見つけました。どうやらベニマシコ(上)と飛行中のウグイス(下)のようです。

淀川河川公園は、赤い色をしたベニマシコが越冬しているようで、それを初めて撮ることができました。

淀川での撮影は早々に切り上げましたが、次回はベニマシコを狙って再チャレンジしたいと思います。



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先日まで開花していたアンズの花も散ってしまいましたが、その少し前に高速シャッターで撮ったメジロです。

花から花へ飛び出し

翼を上に持ち上げる際、風切り羽に隙間を作って空気抵抗を少なくするようです。

但し下に向かって羽ばたく際には、風切り羽は隙間無く詰まっていますね。

飛行機の翼のウイングレットのように撓った風切り羽

メジロの初列風切り羽は10枚

蜜を求めてホバリング

枝の先端からの飛び出し

右手に花がある際には、左の翼だけ羽ばたくことも



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先日、アンズ林のジョウビタキ雄の飛び出しを紹介しましたが、今回は淀川河川敷にいた雌の飛び出しです。

手すりからの飛び出し

遠方に逃げるように飛び出したので、後ろ姿となりました。

もう少しシャッタースピードを上げておけば、風切り羽が止まって写せたと思います。

ブロックの上をジャンプするジョウビタキ雌

翼の白斑が目立ちますね。

飛び出しです。この瞬間を撮影するのは相当難易度が高いのですが・・・

しかしシヤッターを押す前からの映像が記録できる機能を持ったカメラなら比較的簡単です。

飛び出した後にシャッターを押しても、その前の姿が撮影できているのです。・・・広げた尾羽の茶色が目立ちますね。



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淀川の河川敷を散歩していると、あちこちからウグイスの声が聞こえてきます。

木の芽が大きくなると、野鳥の姿は葉に隠れて見えなくなりますが、今ならその姿を容易に見ることができます。

全く葉の無い場所に止まって鳴いていることもあり、そこから飛び出す瞬間。

しかし、余り近づきすぎると逃げてしまいます。

鳴き声を頼りにそっと近づいて、シャッター音がしない電子モードでシャッターを切ります。

これが最も近くから撮れたウグイス。鮮やかなウグイス色をしたメジロと比べると地味な鳥です。

空に向かって大きな声で鳴いていました。

真横から見たウグイス。少し明るく補正していますが、体はウグイス色ではありません。

逆光となって色が良く判らないウグイス



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ジョウビタキの後は、メジロの飛び出しです。

アンズの花から花へ、蜜を求めて頻繁に飛び移るメジロ。

シャッターチャンスは多いのですが、空中停止状態のメジロを撮影するのは至難の業です。

メジロは、人間から離れる方向に飛び出しますが、このメジロはこちらに向かって飛び出し。

アンズの枝から飛び出した直後のメジロ

左右の翼は、別々に動かせるようです。

これは花の蜜を吸うためにホバリングするメジロ

右の翼だけ広げて飛行開始

左右対称に広がった翼



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大阪市内の都市公園には冬鳥のジョウビタキ(下は雌)がまだ残っています。

ジョウビタキの雄

アンズの木に止まったジョウビタキの飛び出しを高速シャッタースピードで写してみました。

今回は翼をストップモーション撮影したかったので設定を1/16000秒(1/1600秒ではありません)として撮影

アンズの花の中のジョウビタキ

飛び出しを待ちます

飛び出しそうです。

飛び出し開始

かなり近かったので、ピンボケとなってしまいましたが、円形となった翼が面白いですね。



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一昨日、アンズとメジロの写真を紹介しましたが、今回はちょっと前に撮った早咲きのサクラとメジロです。・・・河津桜とメジロ

オカメ桜とメジロの飛び出し

オカメ桜とメジロ

桜のピンクを背景としたメジロ

野鳥と花の取り合わせは和みます。

メジロの飛び出し

メジロのホバリング

飛び出し直前のメジロ

飛び出し直前のメジロ、その2



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大阪市内の都市公園でよく見かけるヒヨドリが、桜の枝から下の小川に向かって一直線に飛び出しました。

小川の水面のすぐ上で少しホバリング

どうやら水浴びのポイントを探しているようです。

ほどなく意を決し、水中に飛び込みました。

白黒ツートンカラーの下尾筒がヒヨドリの特徴

翼をバタつかせ、凄い飛沫をまき散らしながら水面からの飛び出しです。

黒茶色の尾羽根も水面から出ましたね。

翼や尾羽根がブレないよう、、シャッタースピードを高速に設定しておいて正解でした。

以上の写真のシャッタースピードは、すべて1/10000秒でした。(1/1000秒ではありません、その10倍)



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鶴見緑地公園にあるアンズの花の蜜を吸いにやって来るメジロです。

メジロが花から花へと飛び移る際、翼の動きはどうなっているのか、その飛び出し写真を撮影してみました。

大きく撮るとフレームアウトするので、メジロの姿はどうしても小さくなってしまいます。

風切り羽の先端がブレないようにするためには高速シャッターでの撮影が不可欠です。下の写真は1/8000秒なので画面がやや暗い

シャッタースピード1/4000秒とすれば初列風切羽が少しブレてしまうので、下の写真は1/5000秒で撮影

しかし1/5000秒でもブレているようなので、下の写真は1/8000秒で撮影

翼をたたんで飛行するメジロを1/8000秒で撮影すると、ほぼ停止状態となりました。

アンズの花からの飛び出しは1/10000秒で撮影。これでもまだ少しブレているようですね。

こちも1/10000秒で撮影。



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バードライフインターナショナル(東京)に「鳥の鳴き声」という論文がありましたので、昨日に続いて大阪城のヒレンジャクと一緒に紹介しましょう。<・・・>が引用部

<幼鳥が親鳥に助けを求める際には、注意を引くために翼をバタバタさせながら、小さなうめき声や甲高い声を発します>

<この声は強くはありませんが巣の近くで、はっきりと聞き取ることが出来ます。幼鳥は巣立ち後にも頻繁にこの声を使い続けて親鳥の注意を引こうとします>

<野鳥が群で飛ぶ時や、お互いに呼び掛けたい時、良い餌のある場所の情報を共有する時に使う接触声は‘鼻歌’に似ていますが警戒音ほど鋭くはなく、適度な強さの甲高い音となります>

<また鳥には飛翔中にのみ使う非常に音楽的な声があり、この声によって他の種との区別が明瞭となるため、特に渡りの時期に顕著となります>

<さて、人間にとって鳥の朝の囀りは気持ちの良い目覚めの合図となりますが、彼らは自分が健康であることをアピールしているだけなのです>

<鳥は主に日中に食事をします。まだ餌を取っていない空腹な早朝は、彼らが最も弱っている時間帯です。その条件下でのさえずりは、自分の健康と力強さを雌に示す雄のセックスアピールと考えられています>

<さらに鳥のさえずりは、詩人や作曲家に刺激を与えています。ビバルディは協奏曲「ごしきひわ」を作曲、ベートーベンの交響曲第6番「田園」の第2楽章は、サヨナキドリとウズラを模した音が組み入れられ、ワーグナーも「オペラ・ジークフリート」に「森の小鳥」の歌を加えています>

<さえずりから鳥を識別するには、まず野外に出て彼らの美しい音楽を聴くことです。鳥のコーラスの微妙な違いを聞き取ることが出来るようになれば、新しい交響曲が作曲できるようになるかも知れません>



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バードライフインターナショナル(東京)に「鳥の鳴き声」という論文がありましたので大阪城に渡来してきているヒレンジャクと一緒に紹介しましょう。<・・・>が引用部

<鳥の鳴き声は、単純に一つの「音声」とは表現できません。様々な音が組み合わされた合唱であり、それ自体が言語なのです>

<スズメ、キツツキ、ヒバリのそれぞれの鳴き声には目的があって、極めて特別な状況で使われています>

<バードウォッチャーにとって、鳥の秘密の言語を「解読」する方法を学ぶことは、種を識別したり、鳥の行動について理解をより深めたりするのに最適です>

<人の言葉や文章が母音と子音を基盤にしているように、鳥は一連の地鳴き、さえずり、メロディーを「言語」としており、これは人間のアルファベットにも匹敵しうるものです>

<鳥の声は、鳴管と呼ばれる肺の気管と、気管支の分岐点に位置する豆くらいの大きさの発声器官によって発せられます>

<鳥の声は種によって異なりますが、この発声器官が多彩な鳴き声を可能にしています>

<また、それぞれの音には異なる目的があり、野鳥は鳴き声を使ってお互いに意思の疎通を図ることができるのです>

<警戒音には鋭く通る音が含まれ、鳥が危険を感じ、仲間に危険を警告する時に使われます。通常、短く、かなり遠くからでも聞こえるほど強い音です。同様の鳴き声は捕食性の鳥が獲物を襲うときにも使われます>

つづく



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本日(3月20日)、天気が良かったので淀川河川敷を散歩していると、3月10日頃から渡来が記録されているオガワコマドリを見つけました。

最近バーダー(バードウオッチャー)となったROSSは、大阪市内や近郊でよく見かけるコマドリさえ、まだ見たことはありません。

従って珍鳥のオガワコマドリをコマドリよりも先に見たという訳です。こういうバーダーは少ないかも知れません。

未だ見たことが無い野鳥の種類が多いバーダーは、新しい野鳥をドンドン見るチャンスがあるということで幸せなのです。

手元の野鳥図鑑によればオガワコマドリは、希な珍鳥または冬鳥として日本海側の島嶼での記録が多いそうです。

河川敷の葦原などで見られるので、バーダーの数が急速に増大している状況下、これから見る可能性は増えると思います。

この個体は眉斑が薄く、クチバシから喉にかけての青色とその下の橙色も薄いので幼鳥のようです。

それにしても全長15cmしかないオガワコマドリ、そのたった1羽を広い河川敷で見つけた人は凄いと思います。

以前のブログを見ると、4月中頃まで淀川河川敷に留まった記録があるので、まだまだ楽しませてくれるようです。



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今年はヒレンジャクの当たり年のようで、大阪市内のあちこちでヒレンジャクの渡来が報告されています。

そこで、連日ヒレンジャクが飛来してきている大阪城まで行ってきました。

漢字で連雀と書くので、本来は大きな群れで渡来する渡り鳥ですが、近年は数を減らしているようです。

この朝見かけたのは7羽でした。

初列風切羽の先端部が三日月型に白くなっているのは雄。

初列風切羽の先端部の白が目立たないのは雌。

初列風切羽を見ると、左が雌で右が雄ということが判ります。

下の写真では左右が入れ替わっています。

尾羽根の先端部が黄色いキレンジャクも渡来してきているようですが、数が少なくて見ることができませんでした。

 



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毎年冬鳥として大阪市内に渡来するジョウビタキです。もうじき繁殖地の北国(樺太、千島、沿海州など)に旅立つはず。

活発に動くジョウビタキ♀(全長14cm)の飛び出し写真を撮影してみました。

スズメと同じくらい小さな野鳥が、止まり木から急に飛び出すのを写すのは大変です。

撮影できれば、普通には見ることが出来ない翼を見ることが出来ます。

そのためには野鳥が飛び出すまでカメラを構えて辛抱強く待つ忍耐力が肝心です。

そして飛び出す瞬間にシャッターを押す、反射神経も必要でしょう。

小型の野鳥の羽ばたきがブレないようにシャッタースピードの設定も大切です。

あまり近くに寄るとすぐ逃げてしまうので、望遠レンズも必須アイテムでしょう。

ピントの合った飛び出し写真を撮るのは至難の業なのです。



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昨日紹介しましたコイカルの右にいる2羽はイカルです。

平凡社の「日本の野鳥590」によれば、イカルは留鳥又は漂鳥として九州以北の日本に分布とあります。

北日本(東北、北海道)では夏鳥として繁殖しているようです。

「日本の野鳥590」によれば、繁殖地が北日本と沿海州の一部、越冬地は中国南部の一部なので日本以外で見ることは希な野鳥のようです。

従って外国人バーダーに紹介すると喜んでくれる野鳥でしょう。

イカルは次列風切羽に金属光沢のある薄青色(上の写真に写っています)がありますが、直射日光が無いとそれが判りにくいのです。

こちら直射日光下のイカルですが、構造色なのでその色が見えないことがあります。

上の写真にも移ってるシメが明るい場所に出てくれました。

イカルの魅力は、クチバシの黄色、紺色光沢のある黒い頭部、次列風切羽の光沢のある薄青色、黒い初列風切羽中央にある白斑、中央尾羽根の光沢のある濃青色でしょう。



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