野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近所の公園の池に渡来してきているヘラサギの飛び出しが近くから撮影できました。

カメラのせいか、腕が悪いのか、眼にピントがきていませんね。

ヘラサギは柔らかい朝日を受け、池の上を周回飛行してくれました。

朝日を横から浴びているせいで、白い体がやや赤く染まって見えています。・・・翼を下ろしたシーン

ヘラサギは眼の虹彩が赤いのですが、下の写真でも何と判ります。

池の葦原を背景に飛行するヘラサギ

ヘラサギがカメラの方向に向かって飛ぶシーンは少ないのですが・・・

少し時間を置いた飛行シ-ン。体が白く写っているのは日が高くなったせいでしょう。

ヘラサギの翼開長は130cmくらいあるそうなので、飛行中は大きく見えます。



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近所の公園の池に渡来してきているヘラサギが飛び出しました。

朝日に向かって飛行開始しました。

逆光で撮影したヘラサギの体は黒く、ピントが甘くなっていますね。

水面のキラメキのせいでピントがきません。

池を一周してきたヘラサギが近くを飛んでくれました。

これも逆光のヘラサギ写真となりました。

それでも手前のヘラサギにピントは来ているようです。

手前にある葦が被ってしまいました。

右の個体の翼部分をトリミング



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オオタカが杭頭からジャンプし、後方からモビングしてくるミサゴを睨み付けています。

爪先で杭頭に止って臨戦態勢に

翼を大きく広げて威嚇。

ミサゴが上空から急接近

ミサゴの爪は太く力がありそうなので、オオタカも爪を杭頭から離して受けて立つ様子。

ミサゴは爪を内側に畳み、本気の攻撃ではないことをアピールしているようです。

カラスのモビングは余裕で受け止めたオオタカも、ミサゴからモビングされれば場所を譲るようです。

止った杭から離れて

飛び去って行きました。



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日の出の直後、近所の公園に行くとヘラサギが横から朝日を浴びて飛行していました。

背景の植栽部には太陽の光が届いていないので白黒写真のよう。

モノトーンモードで撮影している訳ではありません。

背景の林がほぼ漆黒に見えるポイントもあります。

黒い背景を飛行するヘラサギの姿が興味深かったので連写を続行。

このあと左側に着地し、すぐに飛び出しました。

黒い背景を右に向かって飛行開始。この付近には朝日が届いていません。

正面から朝日を浴びながら飛行するヘラサギ

この付近の背景には弱い朝日が差し込んでいますね。



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近所の公園にある干潟の杭に止ったオオタカ(全長オス50cm・メス58cm)です。

昨日の記事で紹介したように、カラスが早速モビングを開始しました。

オオタカの前を通過

もっと接近して左から再度アタック。

右上からの疑似アタック

今度は左りから

おっと、カラスではなくオオタカよりもやや大きいミサゴ(オス54cm・メス64cm)でした。

オオタカが止る杭は、以前からミサゴの指定場所だったのです。

ミサゴにとっては、縄張りを侵されたということでしょう。



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近所の公園の葦原に渡来したヘラサギの飛行姿を紹介しましょう。この日は3羽いました。

3羽が密集して飛行しています。

3羽同時にファインダーに入れるのが難しいのでここからは2羽の飛行姿

翼で眼が隠れるシーンが多いのですが、

ヘラサギは頸を伸ばして飛行します。

手前の個体の頭部にある冠羽がなびいています。

ヘラサギは夏羽になると冠羽が黄色に変わります。

この個体は翼先端部に黒色部が無く羽軸も白いので成鳥でしょう。

六甲山を背景に飛行するヘラサギ



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近所の干潟の杭にオオタカ(全長オス50cm・メス58cm)が止っていました。何か周囲を警戒しているようです。

その相手はモビング(疑似攻撃)するハシボソカラス(全長50cm・以下カラスとします)でした。

カメラとオオタカの間にカラスが入り、肝心のオオタカが見えません。

カラスよりもオオタカの方が大きく見えるので、オオタカはメスかも。

一旦通過してから再度アタック(モビング)してくるカラスを睨んでいます。

右のカラスを見ている隙に別のカラスが急接近。

背後からオオタカにモビング。下の写真ではカラスの足指にある爪とオオタカの爪が比較できます。

爪の威力の差でカラスはオオタカには勝てません。

従ってオオタカに対する直接的アタックはせず、擬似的な攻撃姿勢を見せるだけでした。



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近所の公園にヘラサギが渡来してきています。手元にある図鑑(日本の野鳥590・平凡社)のヘラサギ記事を紹介しましょう。<・・・>部

<ヘラサギは数少ない冬鳥、又は旅鳥として渡来>・・・この日は3羽

<干潟、水田、湿地、河川、湖沼などに生息>・・・飛び出しましたが、シャッタースピードが遅くてピンボケ写真に

<1970年代までは鹿児島県出水市に10羽以上の群れが毎年越冬していた>・・・池の水面を飛行しながら高度を上げて行きます。

<しかし、近年では全国に1~数羽が渡来するだけ>・・・図鑑(日本の野鳥590)が発行された2000年頃と違って、近年の渡来数はもっと多くなっているようです。

手元にあるアメリカの野鳥図鑑(national geographic birds of north america)には、ヘラサギの記載がありません。

その代わり北米大陸にはベニヘラサギ(roseate spoonbill)というローズピンク色のヘラサギがいて、以前シンガポールの野鳥園で見たことがあります。

ベニヘラサギの全長は81cm、翼開長127cmとあるのでヘラサギ(全長83cm)とほぼ同じサイズ。

日本の図鑑に記載はありませんが、アメリカの図鑑にはクチバシを水中でゆっくり左右に振って採餌すると、書かれていました。・・・見とれていると飛び去ってゆきました。



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昨日の記事に続いて干潟の杭に止るオオタカの写真と一緒にオオタカによく似た北米のタカ「northern goshawk」を紹介しましょう。

アメリカの野鳥図鑑(national geographic birds of north america)に掲載されたタカの中でオオタカに最も似ているのは「northern goshawk」です。

「northern goshawk」の全長は、オス53cm・メス66cm、野鳥図鑑(日本の野鳥590・平凡社)に記載された日本のオオタカはオス50cm・メス58cm。

また、「northern goshawk」の翼開長は102~117cm、オオタカの翼開長は105~130cmと、それぞれの図鑑に記載されていました。

が、図鑑(日本の野鳥590・平凡社)にはオオタカの英語名を「northern goshawk」と書いてあるので、実は同種なのでしょう。

しかし、「northern goshawk」の二列風切と三列風切の下面にある明瞭な鷹斑模様は、オオタカの風切下面では不明瞭です。・・・下の写真

従って同種といえども北米大陸の「northern goshawk」とユーラシア大陸の「オオタカ」には若干の違いがあるようです。

先日紹介したハイタカの翼下面にある鷹斑模様はオオタカよりも明瞭でしたね。・・・オオタカが杭頭から飛び出しました。

オオタカの飛行スピードは早く、これ以上追跡不能。・・・オオタカが周囲を警戒していた理由を次の記事で紹介する予定。



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近所の公園の池の上を白い野鳥が飛行してきました。

実は高速飛行するオオタカを見つけ、素早くシャッターを切るのは大変です。

この日も何となく池を見ていると、白い野鳥が見えたので、とりあえずシャッターを切りました。

よく見ると、こちらに向かって飛行してくるオオタカのようでした。

この画面でオオタカであることがやっと明確に。

オオタカは葦原の上に到達。

葦原の上空スレスレを飛行

その直後に葦原の中にある見晴らしの良い杭に止りました。

オオタカらしい精悍なポーズも見せてくれました。



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先日から撮影している胸から腹部が赤褐色のハイタカです。

獲物を見つけて飛び出しました。

獲物を油断させるためか、直接向かわずに迂回するようです。

迂回してから獲物の上空から急降下。

あっという間に油断していた獲物を捕獲しました。獲物の尾羽根が見えていますね。

獲物はどうやらハクセキレイのよう。

外敵のいない森の中に移動してからゆっくり食べるのでしょう。

オオタカ(全長50~56cm・翼開長100~130cm)は同じタカ科のハイタカも捕食しますが、木々が生い茂る森の中は翼開長が大きい故に飛行が難しいからだそうです。

ハイタカ(32~39cm・翼開長61~79cm)なら、かなり密集した林でも上手く通り抜けられるので、オオタカが苦手とする密集林で採餌するのでしょう。

 



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前3回に続いて鷹狩りに用いられたハイタカの飛び出し写真と一緒に最近読んだ本から江戸時代の鷹狩りについて紹介しましょう。<・・・>が引用部

<江戸時代前期には将軍から御鷹之鳥として下賜される鳥はツル、ガン、ヒバリの3種で、ツルの格が最も高かった>

<人物の家柄や官職に応じて、どの鳥が下賜されるか決められていて、徳川御三家や大大名で少将以上の官職に任ぜられた者はツルを拝領した>

<その他の国持大名や老中、若年寄、大阪城代などは、次のランクのガンを拝領していた>

<将軍が鷹狩りで捕った御鷹之鳥を拝領することなど、普通の大名ではあり得ない。ほんの限られた者だけがその栄誉に与れた>

<それは当時の武士にとって非常に名誉なこととされ、下賜の知らせを伝える使者の接遇や、御鷹之鳥受け取りの挨拶作法が厳しく決められていた>

<御鷹之鳥を拝領した大名は、それをお披露目するために他の大名を招待し、家中の重臣を集めて大々的に振る舞った(鳥開きという)>

<大事な御鷹之鳥は、庖丁人達が礼法に則って儀礼的に慎重に調理し、その宴席へ招待された者は非常な名誉と受け取っていた>

鷹が捕った鳥(御鷹之鳥)1羽をうやうやしく大勢で有り難く頂く、江戸時代には今から思えば奇妙な慣習があったという話でした。

参考文献:鷹将軍と鶴の味噌汁 菅 豊著



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昨日、一昨日に続いて鷹狩りに用いられたハイタカの飛び出し写真と最近読んだ本から江戸時代の鷹狩りについて紹介しましょう。・・・後方に胸の白いハイタカがいます。

<1591年、豊臣秀吉は150余名の鷹匠を引き連れて美濃、尾張、三河で大規模な鷹狩りを行った>・・・以下は腹の白いハイタカの飛行写真

<事前に大量の「御鷹之鳥」を集めさせ帰路それを人々に見せながら上京、京ではその盛大な行進を天皇や公家に見物させたという>

<生類憐れみの令で有名な徳川綱吉は鷹狩りを止めていたが、東北諸藩から献上された鳥を朝廷に献上している>

<当時の幕府政策と矛盾する行為を続けていたのは、朝廷への鳥の献上が欠くことが出来ないほど重要な行事であった証拠>

<御鷹之鳥を朝廷へ献上し、また大名達に下賜する行為は将軍の政治的、社会的な地位を確認するための重要な行為だった>

<将軍から大名が拝領した御鷹之鳥は、他の鳥と比べて格段に丁重に扱うなど細かいしきたりが決められていた>

<さらに鳥の種類ごとに「この格の大名には、この格の鳥を下賜すべき」などのとりきめが明文化されていた>

<江戸時代には、鳥の贈答が重要な儀礼的行為であった>

参考文献:鷹将軍と鶴の味噌汁 菅 豊著



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昨日に続いて鷹狩りに用いられたハイタカの飛び出し写真と最近読んだ本から江戸時代の鷹狩りについて紹介しましょう。<・・・>が引用部分

<徳川将軍が鷹狩りに用いる鷹は諸藩や朝鮮から献上され、鷹狩りによって得られた獲物は諸大名などに下賜された>

<諸大名には鷹や鷹場所も下賜され、これを得た大名は拝領した鷹を用いて鷹狩りを実施し、獲物を将軍や家臣に贈った>

<つまり鷹やそれによって得られた獲物が将軍ー諸大名ー家臣という階級の間で贈り贈られていた>

<徳川将軍は朝廷に鳥を献上する権限を独占し、将軍の鷹の獲物は「御鷹之鳥」、将軍自らが捕ったものは「御拳(おこぶし)之鳥」と呼ばれた>

<将軍家では大名達が捕った鶴を朝廷への献上に使い回しすることもあったが、朝廷への鳥奉献は将軍に限定されていた>

<御鷹之鳥を捕り下賜する天皇の代行者としての権威は将軍に属し、権威ある鳥が移動する経路の中心に立っていた>

<鷹狩りの支配権を朝廷から奪い、朝廷への鳥献上をもって権威を示すありかたは、徳川幕府が最初ではない>

<それは室町幕府から引き継いだ手法で、豊臣政権でも天皇が持っていた鷹狩りの支配権を奪い、公家の鷹狩りを禁じて武家の特権としていた>

参考文献:鷹将軍と鶴の味噌汁 菅 豊著



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鷹狩りに用いられたハイタカの飛び出しと一緒に最近読んだ本から江戸時代の鷹狩りについて紹介しましょう。<・・・>が引用部分

<鷹狩りは将軍の単なる遊びや趣味ではなく、権威ある公式行事であった>

<もしも将軍が鷹狩りにまったく興味が無くても、鷹狩りは挙行しなければならなかった>

<将軍自らが鷹狩りを行わなくても、鷹匠などに代行させて鷹で取った鳥を確保しなければならなかった>

<江戸時代(それ以前からも)鷹狩りという行為と鷹狩りで得られた鳥の贈答は、王権を支える儀礼的、政治的、社会的意味を有していた>

<鷹狩りは権力者の権威と社会秩序の維持とに密接に関わっており、将軍と朝廷、各大名や幕臣の間で(鷹狩りによって捕らえた)鳥の贈与関係が当時の社会で重大事とされていた>

<徳川家康は、鷹狩りが支配システムを維持する上で必要不可欠であることを見抜いていた>

<それ故に近世以前からある鷹狩りと捕獲した鳥の贈答行為を高度に形式化し、制度化し、強化した>

<そのために鷹狩りの獲物となる鳥を確保することが必須となり、江戸幕府は民間の鳥猟や鳥商売を厳しく取り締まった>

参考文献:鷹将軍と鶴の味噌汁 菅 豊著



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