職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

不可思議な時間が流れている……「生きているのなら、さようなら」の手紙の少し後

2004-08-01 11:25:49 | Weblog

04.08.01 不可思議な時間が流れている……「生きているのなら、さようなら」の手紙の少し後

◆M様、毎日、毎日、暑いですね。
 「思考にも影響を与えるぅ~」
 「大阪の夏生まれやから、暑いのが好きやねん……と言えるのは、31℃が限界やぁ~ぁ」
 とか、ひとりでブツブツつぶやいています。 

 うちの犬(名前=レオン)もへばっています。
 きのうの午後3時頃、散歩に行きたがるので連れて出たら、200メートルほど歩いただけで、ハァ~ハァ~ハァ~ハァ~と苦しんでいました。
 心配なので窓から庭の犬をのぞいていたら、木陰→窓の下→小屋の影……と移動して、彼なりに、いろいろ工夫しているようです。 
 
◆先週からの「バンバン捨てる」作業は、まだまだ継続すると思われるものの、一応一段落しました。
 この前は重要な「平成8年のメモ」が出てきましたが、おとといは柳田国男『清光館哀史』が見つかりました。

 ある日、忽然と消えた書物で、探しても探しても見つからず、再発見のときには、いったいどんな登場の仕方をするのだろうか?と思っていた書物です。 

 Mさんの再登場の日が江藤淳の命日でしたが、『哀史』の登場は小子内の盆踊りの1週間前。

 引き続き、自分のまわりに不可思議な時間が流れているようですね。 
 
◆古いメモ(一応「日記」)にこういう記述を見つけました。←たまたま……。 
 
 昨夜、昭子(←H部さんのことです)から電話があった。 
 「K君が死にました」 
 「ええ、B君のオートバイに乗っていて」 
 肉体はどこにも存在せず、音声だけがあるという感じの声だった。 
 「B君は重体です」 
 「場所は?」 
 「△□県です。即死でした」 
 起こった出来事が、声帯と鼓膜をパスしてわたしの細胞のひとつひとつにしみ込んできた。
 だから、もう何も訊く必要がなかった。
 闇の一部が開き、そこだけ透けてみえる。
 小柄な昭子ならスッポリと収まりそうな空間だ。 
 (中略) 
 「わたしも死んだら……」 
 電話カバーの繊維のギザギザを見つめながら、思った。 
 「死亡報告は昭子のような声でしてもらうことにしよう」 
 
 記述のママ、打ってみました。
 日時は不明ですが、前後から「まだ生きていますか? 生きているのなら、さようなら」の手紙の少し後だと思います。 
 
◆中途ですが、休みます。
 現在、手紙でも、物語でも、メールでも、論文でも、600字を過ぎると、休むことにしています。

 では。 
 
◆写真は吹上の山車とはなむけ号

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