職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

TVをほとんどみないわたしが、例外的に「これはおもしろい」と思うCMがある

2009-06-16 14:49:11 | Weblog


◆わたしはTVは、ごくごく限られた報道番組しかみない。(田母神俊雄前航空幕僚長更迭問題以来、ま、もともとNHKにはアレッと思うことが多かったのだけれど、遂にNHKの報道番組もみなくなった。)
 くわえて、前回も書いたように典型的な「もうイラナイ族」だから、CMも興味がない。
 そんなわたしが、例外的に「これはおもしろい」と思うCMがある。
 高橋酒造株式会社・米焼酎「白」のCM=「探偵劇」編&「時代劇」編だ。
 何度もみているのに、いつも最後の「カット、カット、だから、主役より目立とうとするなよ」という監督のセリフまでみてしまう。
 なにがそんなにおもしろいのか?

(1)まず、監督に叱られる脇役のやることが、わたしに似ていて、CM画像をみていると、傍から自分自身をみているようで、おかしくて、おかしくて、哀しくて、哀しくて、笑ってしまうのだ。

(2)次に、わたしほどではないが、昔は、同僚に、この監督に叱られるような人が、いっぱいいた。
 その同僚たちとの日々の、侃々諤々、いや、喧々囂々の議論がなつかしくて、おかしくて、また哀しくて、笑ってしまうのだ。


 ま、ふりかえってみれば、わたしは、ここ10数年、CMで監督に「目立とうとするなよ」と叱られるタイプの人が減ってきた、いや、皆無に近い状態になってきたことに、たえずイライラ、カリカリしつづけ、かつ危機感を募らせていた……といっていい。

 みなみ在職中、主任会で「バカ者同士が、仲良くしあっている教職員集団をつくらないようにしよう」「賢い者同士が、牽制し合っている教職員集団をつくらないようにしよう」といいつづけたのも、きっと「カリカリ」とか「募る危機感」とかに根があるのだろう。

 このことは、あとから、もう少し考えてみたい。

◆米焼酎「白」のCM=「探偵劇」編&「時代劇」編の関連で、もう1つ。
 わたしの精神のなかに存在する「過去」と「現在」と「未来」について。
 わたしの中では、常に「未来」あるいは「現在」が主役で、「過去」が脇役だった。
 ラッキョの皮をむき終わったとき、わたしのてのひらにはたぶんなにも残らないのでは?という予感におびえながらも、気がついたら、結局、いつも「未来」をめざし、ラッキョの皮をむきつづけ……捨てつづけている……、そういうところが、わたしにある。
 要するに、常に「過去」に向かって、「主役(=未来&現在)より目立とうとするなよ」と抑えこんでいるのだ。

 今の思いを列挙する。

(1)捨てられつづけているラッキョの皮「=過去」こそ主役なのだ。
 わたしは、今、「未来」と「現在」に向かって、「だから、主役(=過去)より目立とうとするなよ」といいつづけなくてはいけない。

(2)「過去」と向きあう時間を確実に確保する決断と勇気をもつこと(=「未来」&「現在」を放棄する決断と勇気)と、それにとどまらず、「過去」を生き直す技術を身につけること。
 つまるところ、わたしの万年不振は、この「技術」を有していないことが原因。(いい仕事をしている人は、過去を生き直す技術を持っている。例=沢木耕太郎)


◆しばらく放置状態になっていた〈小高進のWEB無人駅線〉の工事を再開した。
 工事内容
(1)トップページを改良する(-ω- ?)。
 改良する際、前にも触れたが、志塚Tのように常に文字を「大」に設定する人がある、あるいは「最大」という人もあるかもしれない……ので、どういう設定をされても、画面が崩れないように工夫した。
 ただし、その関係で、まだ処理できていないスペースもあり、(白スペースのままで、工事担当者が旗を振っている箇所等がそうだ……)、今後、脳みそをしぼり、工夫していきたい。

 ぜひぜひ、〈小高進のWEB無人駅線〉をご覧いただきたい。

(2)前にお知らせしていたように、今回、「他の無人駅」ページから「階上駅」を独立させた。
 まだ、先日、訪問したとき撮った画像をベタベタと張ってあるだけだ。
 旅の記事はむずかしい。
 旅哲学はいらない。
 人生論もいらない。
 グダグダとした地域の説明もいならい。
 では、なにもいらないのか?
 画像だけ、ベタベタて張っていればいいのか?
 旅哲学グダグダよりはいいだろうが、しかし、ただ画像ベタベタでは、なにか物足りない。
 この点は、今後、飛躍的なひらめきを待ちつつ、工夫してみたい。


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