職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

ずっしりと重かった、あんなかんじで1年近くすごすのは、僕には無理かもしれない

2008-03-17 17:27:52 | Weblog


◆卒業式のわたしの式辞が、午前中に完成した。
 3/16(日)が式本番なのだから、あたりまえというか、ちょっと遅すぎるよ……という人もいるかもしれない。
 わたしは、通常、予行の夕方~夜に書く。
 3年生の式練習開始~卒業生を送る会~予行……と、徐々にわたしの感情が凝縮し、あちこちに断片として散らばっていた式辞の部品が、ひとつの塊になるのを待ち、一気に書き上げる。
 しかし、今年は、3/13(木)の夕方、一気に書いて、けさ、一部、修正し、それを巻紙にし、昼前に(いざというときのために)コピーを嘉瀬教頭Tに託した。
 わたしとしては異例の早さだ。

 理由はわからない。(やがて、わかるだろうけど……)

 2学年プログラム委員会の佐々木さんから、送る会で3学年のスライドをやりたいので、いい画像があったら提供してほしいと頼まれ、先々週の日曜日、半日かけて、今の3年生が1・2年のときの画像群を、「ずいぶん撮ったもんだなぁ~」と感心しながら、ひっくりかえした。
 この作業が、感情の凝縮を促したのかもしれない。

 あるいは、今の3年生および保護者が、自分の前から姿を消したら、自分の精神にポッカリと空洞ができるだろう……、果たしてそれに耐えられるのだろうか?という気持ちが、やはり感情の凝縮を促したのかもしれない。

◆上記の「昼前に(いざというときのために)式辞のコピーを嘉瀬教頭Tに託し」、さあ、午後は何から手をつけようか……と思っていたのだが、給食後、急に失速。

 失速したから、きょうは、3学年のパパママ体験学習〈妊婦体験〉の様子を紹介しよう。
 資料提供は、安田T

〈どんな感じ?〉
・意外に重かった。
・横に寝るととても楽だった。
・座ろうとしたとき、転びそうになった。
・歩くと自然に胸をはるかんじになる。
・すごくじゃまで、なにごとも通常通りできない。
・あおむけになるとお腹がつぶされる感じがした。
・下に物を落としたときは、拾うのがとても大変だと思いました。
・歩くのも下が見づらいし、後ろにそっちゃうし、座るのも大変でした。
・ずっしりと重かった、あんなかんじで1年近くすごすのは、僕には無理かもしれない。

〈大変だったことは?〉
・ 靴下を脱ぐこと。
・動くとき、おなかに力を入れないようにすること。
・ 寝たときや座るときに赤ちゃんを守らないといけないので、静かにして座ったりすること。
・靴下の着脱はできるけど、普段より効率が落ちること。
・あお向けはつらかった。
・ 寝るときは寝返りをうって、腹を圧迫しないようにすること。

〈手伝ってほしいことは?〉
・座ったり動いたりが大変で、手伝いがないとむずかしい。
・起き上がるとき。
・家のこと全部手伝ってほしいと思った。
・寝転べば起き上がるのもつらかったので手伝ってほしかった。
・とても重かったの一言で、あのまま立っているのは疲れそうなので、座るためのいすが欲しい。
・自分にこどもができたら、だんなさんに手伝ってもらいたいと思った。
・つめきりなどができないので、そこは夫に手伝ってもらうことも知りました。
・立つときはもっと大変だったから、そこは手を貸してほしいと思いました。

〈その他〉
・歩いてみると自然にお腹を抱えていた。
・歩くだけでも大変。体験では乱暴に座ってしまったけど、本当にお腹の中に赤ちゃんがいると思うと細心の注意が必要だとわかった。
・母の大変さが少しわかった。妊婦は大変だと改めて思った。
・まず男で良かったと思いました。動作をゆっくりとやらなければいけないので大変でした。
・意外と重くて、お母さんはこんなにがんばっているんだとわかってびっくりしました。
・何をするにも重くて、何をするのも疲れてしまうような気がしました。
・お母さんたちは10ヶ月もあの状態というのは、そうとう大変だったとおもいます
・周りの人が手伝いをしたほうがいいと思いました。妊婦さんには、バスだったら席をゆずってあげたり、洋服を着るのを手伝ってあげればいいと思いました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿