◆学校・家庭・地域社会全体を通して、子どもたちに「生きる力」をはぐくんでいくというのが、今の教育改革の基本的な方向である。 そのために学校・家庭・地域、これら相互の連携が強調されている。 ◆しかし、この「相互の連携」の渦中にいる人間(←わたし!)に言わせてもらえば、「連携」はそれほど簡単なことではない。 いわゆる「学社連携論」が登場したのは昭和48年である。以来、常に教育界の重要なキーワードでありつづけたが、事態はどれほど改善されただろうか? ◆中教審答申「21世紀を展望したわが国の教育の在り方について」では、この状況を踏まえて、PTAに学校と家庭、さらには地域社会を結ぶ「懸け橋」としての役割を期待しているのである。 以下、具体的に「懸け橋」のモデルを提示したい。(1)~(5) ◆(1)学区子どもセンターの設置 昨年まで設置されていた八戸市子どもセンターの学区版である。地域には子どもが参加できるさまざまな活動がある。 しかし、その情報が家庭や子どもに十分に伝わっていない。 そこで地域の情報を収集・発掘し、随時、子どもや家庭に提供するPTA学区子どもセンターの設置を提案したい。 ◆(2)少年団体との懸け橋 地域には子ども会、ボーイスカウトなど、各種の少年団体がある。 学校週5日制の完全実施に伴い、これらの団体の重要性が増している。 しかし、市教委の実態調査によると、多くの団体が、指導者や世話人、活動場所などの確保に苦慮している。 PTAが人的・物的な支援ができるようにPTA組織・活動の見直しを強く望みたい。 もともとは校外の少年団体等の健全な育成をたすけることはPTAの重要な役割だった。 それが昭和50年代に入って学校部活動への支援に変質し、学校・家庭・地域の教育のバランスが大きく崩れた。 ◆(3)社会教育施設との懸け橋 大館公民館(わくわくチャレンジランキング)、下長公民館(世代交流館)、白銀南公民館(平成の寺子屋)、東公民館(こども体験教室)など、地域の社会教育施設で、参加型・体験型の事業が積極的に展開されている。 これらについても、先の青少年団体同様、PTAの継続的・計画的な支援が望まれる。 ◆(4)地区青少協との懸け橋 地域ぐるみで教育の充実を考えるとき、地区青少年生活指導協議会の存在はきわめて重要である。これまでの連絡・協議に加え、体験活動や学区防災など具体的な事業展開が期待される。 その際、学校・家庭・地域のネットワーキングの要となるのがPTAである。 ◆(5)学校ボランティアへの支援 八戸市学校教育支援ボランティア事業の一環として、ボランティアセンターを開設している 。 PTAには、ボランティアへの応募に併せて、PR活動や市民と学校のコーディネート活動など、センター運営への支援を切にお願いしたい。 ◆今、学区の実態に合わせて、「懸け橋」を一つ一つ積み重ねていく努力が求められている。 私はPTA改革が、今の教育改革の突破口であると認識している。 [2004年03月18日] ![]() にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |
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