職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

クラクラッとして自分が透きとおるスゴク魅惑的な一瞬。卒業期&入学期、教育に携わる喜びと緊張の一瞬

2010-04-08 06:54:49 | Weblog

10.04.08 クラクラッとして自分が透きとおる魅惑的な一瞬


◆4/7の日程は、午前、始業式、午後、入学式。
 始業式のあと、隣の小学校の入学式に出席。

 新年度の新しい教職員組織、新2年生、新3年生、そして、新入生を加え、本日、いよいよ稼働。
 マーチが流れ、くす玉が割れ、巨大な戦艦がユルユルと進水していくイメージ。

◆入学式。
 国歌斉唱につづき、新入生認証。
 各学級担任が、新入生の名前をひとりひとり読みあげると、緊張をともなった「はい!」「はい!」という返事が体育館に響きます。
 ステージのうえに立ち、その声を聞き、その顔を見ていると、重なり合うように、先日の卒業生たちの声が聞こえ、顔が浮かんできました。
 クラクラッとして、自分が透きとおるのがわかりました。
 ああ、教育の仕事に携われて幸せだ……という気持ちと、責任感とが交錯する一瞬。
 すごく魅惑的な一瞬でした。

 この子たちが、朝起きたら、どの子もどの子も、ひとり残らず「学校に行きたいィ~!」と家を飛び出してくるような学校20XXのの教育を創出していきたいと思います。

◆わたしはよく、アイデンティティの2軸、すなわち、
(1)アイデンティティの「時間軸」(=自己の時間的・歴史的連続性)
(2)アイデンティティの「空間軸」(=所属する社会との連続性、つながり)という言い方をします。
 この時期の学校・学年・学級では、まず、なんといっても、アイデンティティの「空間軸」を広げる、あるいは、魂の「水平軸」を広げる、すなわち、「人と人とのつながりをドンドン広げていく」ことが大切です。
 「つながりをひろげる」ために、プロ教師として、どういうプログラムが組めるか?
 経験的にいって、この段階で放っておくと(=要するに、わたしたちに力がないと)、友だち関係・グループが固定化して、やがて排除の論理を生み、学年・学級がストレスの温床になってしまいます。
 まず、「好きな話題で話せるあいだがら」を意図的にひろげていくこと。
 そのための具体的な方策を打ち出すこと。
 各学年で、これまでの学級開きの実践を提示し合い、「好きな話題で話せるあいだがら」を爆発的に広げる方策を検討したい。

◆「入学期」「新入生」という概念と存在を生かす学校経営・2学年経営・3学年経営を。
 卒業期や卒業式は、卒業生だけのためにあるのではありません。
 わたしたちは、卒業生に本校生徒であることの喜びと誇りを持たせつつ、同時に1・2年生に喜びと誇りと目標を育てています。
 「入学期」はその逆です。
 「入学期」「新入生」という概念と存在を生かして、新2・3年生に何を育てるのかを強く意識して、入学式につづく、「歓迎セレモニー」「生徒会オリエンテーション」「入退場訓練」等を運営したい。

◆もうひとつ。
 「3日会わざれば刮目して見るべし」
 ~ピグマリオン効果 生徒の「よく変わりたい」という変身願望を敏感に感じ取る「感性」を磨く~

 「3日会わざれば刮目してみるべし」という視点(=「この子は、新学期、どんなところがよくなりたいと思って、朝、起きて、学校にやってきたのだろうか?」)と、目をこすって子どもたちを見つめる。
 1人残らず、よくなりたいと思っているにちがいないと思いこんで(ピグマリオン)、子どもといっしょに、この学校20XXという時空間に「存在」したいと思います。

◆「風景描写」は、1~2行で……ということで、この「HP・学校20XX」をスタートさせたのですが、きょうも1000字を超えてしまいました^^;。
 入学・進級という特別な時期だからかもしれません。
 徐々に軌道を修正していきたいと思います。

★画像は、根城城址公園表門付近の光景



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