職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

極端な閉所恐怖症だが、(いや、閉所恐怖症だから……かもしれないが)隅っこが大好きである

2010-10-12 07:36:01 | Weblog

10.10.11 極端な閉所恐怖症だが、(いや、閉所恐怖症だから……かもしれないが)隅っこが大好きである


こういう隅っこで、これから自分が沈み込もうとするところの深い「底」を予感しつつ、自分の心を熱くする場所(箇所)を転々と浮遊しながら、自分がどこから来て、どこへ行くのだろう……というようなことを考えていて、ある時点から、その予感していたゴールの光が急速に見えてくるという感覚。
 この「感覚」が最高である。

◆パ・リーグのCSファーストステージで、わがライオンズ(レギュラー・シーズン2位)は、ロッテ(レギュラー・シーズン3位)に、2試合連続延長戦の末、2試合連続逆転負けを喫し、CSファイナルステージへの道を断たれた。

 試合についての詳細に触れることは、もちろん避ける(←ぐちっぽくなるから)。

 ただ、ライオンズのフランチャイズである西武ドームの、ほんの一角に陣取ったロッテファンの、ドーム全体に響きわたる(ま、ライオンズ側からすれば制圧、暴圧されるような)応援には、こちら(=わたし)のパワー不足を痛感させられた。
 猛省(ノ△・。)。

 来年度、渡辺監督の続投が決定(わたし的には東尾パパでもOKだったが……)したようだが、わたしの身の振り方は未定。

◆画像は、今、わたしが、キーボードを打っている場所^^;。
 極端な閉所恐怖症だが、(いや、閉所恐怖症だから……かもしれないが)隅っこが大好きである。
 隅っこにいて、開かれた孤独感を味わっているときが、いちばん心が鎮まる。

 こういう隅っこで、これから自分が沈み込もうとするところの深い「底」を予感しつつ、自分の心を熱くする場所(箇所)を転々と浮遊しながら、自分がどこから来て、どこへ行くのだろう……というようなことを考えていて、ある時点から、その予感していたゴールの光が急速に見えてくるという感覚。
 この「感覚」が最高である。

 授業は語りが大事だ


◆涌田(仮名)Tの授業を参観した(教科=英語 対象=3年3組の生徒)。
 今回のわたしの7つ道具(*^_^*)。
 ①涌田T作成の学習指導案(通常は不要としているが……)
 ②授業記録用メモ用紙(B5)
 ③ICレコーダ(Voice-Trek V-20)
 ④生徒による「授業評価票」
 ⑤参観者(教師&保護者)による「授業評価票(対象・授業者)」
 ⑥参観者(教師&保護者)による「授業評価票(対象・生徒)」
 ⑦デジカメ
 これらで集めた材料を、A4×2(=2400字)と写真1枚という条件で、実際に授業を観た人も、観ていない人も、共に読めるようなルポを書いていきたい……書けるように修業していきたい。

◆授業については、ずっとここにいたい、あるいは、明日も参観に来たいと思わせる、すばらしい授業だった。
 涌田Tの「語り」に力を感じつつ、教室の隅っこに身を置いていると、ふいに、江藤と中上の対談の、次の箇所を想起した。

 江藤=声は大事ですよ
 中上=あの声が、あっ、この時代に一緒に生きてくれているという思いを抱かせる。
 江藤=為朝がステージに出てきて、幸四郎の声を借りて語り出す。そうすると、われわれは、その現存を体験するのですね。演劇的体験、文学的体験。声はそのいちばん深いところにあるものなんですね。
 中上=幸四郎の声というのは、ちょっと人を、生きていこうよっていう気にさせる。いろんな困難があるけど、生きていこう、俺は生きるっていう声。(江藤淳文学の現在』から)

 センセイ(涌田T)といっしょに勉強しているという思いを抱かせる語りである。
 英語って、ちょっとむずかしいけど、いっしょにがんばって勉強しようと、やる気にさせる語りである。
 授業は、語りが大事だ。

◆授業の冒頭で「ねらい」を提示するとき、涌田Tに大きなミスがあった。
 だから、教師の評価項目の「ねらいを明確にしたか?」については、いちばん低い「1」とした。
 だが、生徒の評価項目「生徒は授業のねらいを理解していたか」については「4」とした。
 この2つの評価の落差が、今回の授業のひとつの特徴である。
 明らかに、授業の背後に3学年経営力、3組学級経営力、そして、教科経営力の積み重ねによる「隠れカリキュラム」効果が働いている^^;。
 だから、「これでよいのだ」ではない。
 逆にこのことによって「ねらいを明確にする意義」が明らかになる。

◆これから書くルポを、粗く構想すると、この「ねらいを明確にする意義」に、ルポの1/4(600字)。
 次に他の観点、すなわち「指示・発問・語り」「達成度チェック」……などによる授業分析に4/1×2(1200字)。
 残りの1/4で、「生徒による授業評価表」と、今回、わたしが試験的に使用した「教師及び保護者用の評価表」について、その意義と今後の改善の方向を述べる……という組み立てで、どうだろうか?と考えている。
 
 ただ、授業を観なかった人も読めて、かつ観た人も興味をもって読める……という2つの条件を満たすことがむずかしそうだ。
 このむずかしさを乗り越え、劇場の座付作者のように、授業の座付解説者として、次から次に量産できるようになりたい、いや、量産せざるをえない状況に自分を追いこみたい。


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