職員室通信・600字の教育学

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自分の目を作品に近接させると、寂漠に堪える常田健の筆の音が聞こえてくる

2010-05-16 16:49:12 | Weblog

10.05.16 寂漠に堪える常田健の筆の音が聞こえてくる


◆光太郎が、太田・山口の小屋(7坪半)で独居・農耕自炊生活を送ったのは、昭和20年~27年まで。
 孤高の小屋暮らしは、あくまで昭和20年~27年という期間限定だ。
 この、ある意味で、異常な期間と、それまでの期間との落差が、心を衝く。
 
 これに対して、常田健は、(こういう言い方をすると、見識ある常田健ファンから叱られるかもしれないが……)期間限定なしの、孤高の土蔵・アトリエ暮らし。
 リンゴ園を営みながら、「人にみせるためではない」「売るためではない」と、ひとり黙々と描きつづけた。
 
 常田健展は、ガラス張りのケースの中に展示されているわけでないから、自分の頬を作品に近接させると、寂漠に堪える常田健の筆の音が聞こえてくる。







◆高村光太郎祭(5/15)には参加できなかったが、常田健展(5/12)に魂を漂浪させることができたので、今年は諒とする。
 
 庭の桜を撮影したあと、いつもの、こころはろばろ/スラバヤ沖/バタヴィアの沖/神社に参拝する。
 
 鳥居から、新緑が透きとおる、今年の5月の空を振り仰ぐ。







◆撮影=RICOH・CX3

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