◆少し前に、過去記事を、「Eduブログ」から「gooブログ」に、少しずつ、手作業で移動していると書いたことがある。 この作業時に、魂が、ここ(古書店DAKAの中、あるいは、このHPページの上)から抜け出して、過去記事の中に移動してしまうことがある。 次の記事のときも、そうだった。 少し長いが、そのままコピーする。 |
[2007年05月28日(月)] ■家では、かなりの期間(少なくとも半年以上)、自分の部屋で過ごすことができなかった。 ほとんど居間でパソコンに向かっていた。 つけっぱなしのTV。 → 男が犬を連れてあちこちの犬を訪ねていく番組(この犬はもう死んでしまったらしい)。 → 一晩泊めてくれと頼んでは断られ断られしながら最後に宿にありつき、翌日、涙で別れる番組。 → 若い夫婦がエピソードを語り、漫才師(落語家か?)がつっこみを入れ、時々、イスから転げ落ちる番組。 → 太った男があちこちの店でどんぶりとかステーキとかをパクついて「うま~いィ~!!」と叫ぶ番組……。 こういうのが延々と、ぶっつづく。 わたしの場所ではないから「TVを消してくれ」とは言えない。 いや、元々「消してくれ」などと言うつもりはない。 ひとりで存在することに耐えられないから、自分から進んで、こういう場所に出てきたのだ。 だから、これでいいのだ。 台所の炒め物の音。 電気釜のご飯が炊きあがる音。 蛇口から噴きでる水の音……。 ま、これらの状況を、わたし流にいえば、「開かれた孤独空間」だ。 ■しかし、もうそろそろ元の「閉ざされた空間」にもどらなければならない。 何度か試みて、やはり孤独に耐えられなくて、失敗し、失敗し、ある時、ああ、そうだ、部屋を自分の気に入った空間に、徹底してつくりかえればいいかもしれないと思いついた。 まっ先に、浮かんだのは古本屋のイメージだった。 ビューポイントとして次の2点。 ①古本屋のように書物を床から天井まで無駄なくピッチリと並べること。 ②蔵書を商品として客が手に取りやすいように工夫して配列すること。 2つのうち、①は取り立ててどうということはないが、②はわたしの人生では画期的な発想だ。 これまで人目に触れないように隠してきた自分の作品も、特別コーナーをつくって展示してみよう。 蔵書というのは、イコール、自分の精神構造だ。 これを「商品」として露出させようというのだ。 喫茶店内包というのもいいが、これはややありきたりだ。 ビューポイント③としてお好み焼き屋内包というのはどうだろうか? 結構、本気なのだが、喚起対策がたいへん……。 ■5/27 午後3時からの岬台地区連合町内会定例総会・懇親会。 出発まてに、中途半端な時間ができたので、さっそく、造り替えの作業に入る。 わたしの部屋を古本屋にするには、まず書物の背の部分(=書棚の前面部分)にごちゃごちゃと並んでいる物を書棚から撤去しなければならない。 ギネスの空き瓶。 大阪バファローズ梨田監督のマスコット人形……。(これらの物の名前を並べ立てればおもしろいかもしれないが、時間のムダなのでやめる。) いったん床面に並べる→分類する→収納または捨てる……という計画で、書棚からおろしはじめたら、足の踏み場がないくらい散らかってしまった。 ■1つ、処理に困る物が出てきた。 名刺大のブレーンストーミングカードの束だ。 目分量で600枚くらいある。 すべて是川中勤務時代のものだ。 教職員への指事事項・全校朝会スピーチのプロット・経営の重点・備忘……等、思いつきメモだ。 〈例〉 ○朝、玄関ロビーの照明 ○過去の記述の書きかえ=自分の書きかえ ○単語だけでも並べてみよう ○B面人生、パリーグ人生……。 10年間うち捨ててあった。 SZK氏なら、荒涼たる精神の廃墟というかもしれない。 その廃墟の半開きの内部の暗闇をもう少しだけのぞいてみる。 ○黒田医師の語り。 ○単なる自己満足の毎日全員個人面談 ○少しずつ形を変えて何度でも ○事務職員が生徒から集めたアンケートをもとに「……の指導がダメですね」「……は改善してください」と平然と言える経営者 ○立派な目標よりどんなネタで勝負するか?だ ○昔の朝学習プリントの処理をめぐる議論 ×崎T「済んだら捨てる」 小高「必要なところがあれば切り抜いて張る」 村×T「きちんとファィルする」 ○教師が勉強の仕方を強制すると失敗する ○シートンの略歴 ○特定の部門が際だつ経営者 ○平として学校を動かした経験の有無 ○参観日保護者アンケート ○書物に傍線を引き、その傍線部分をもとに語るのはやめよう ○教師は成果が見えやすいものに熱中する。部活。 ○大阪生野区のアイデンティティ。オリジナルでないとアカンよ。 ○リーダー指導。集めるだけでもいいから。 ○時間を与える。心を与える。 ○コメントは教育行為の核 ○複数学級担任制の職務の分担 ○週報目標は方向目標→到達目標に。 ○教育哲学の筋力アップ ○仁科のねばり・継続力 ○八戸のスィマー ○(校内人事構想メモ)多数 ○(学校部活動改革メモ)多数 もちろん全部、粉々に廃棄する。 こうして一部をアップしたのは、廃棄のための、いわば儀式。 ■岬台地区連合町内会定例総会・懇親会。 内輪だけの会合。 アットホームな雰囲気がいい。 参加するたびにホッとする。 席上、Sさんという女性に声をかけられる。 なんと、あの、あこがれの『青光館哀史』の小子内出身の、旧姓小子内さんだとおっしゃる。 一昨年、わたしの小子内・清光館哀史特集のブログを見てくださったそうだ。 目の前の画面に、小子内の風景が次々に開いたので、ドキドキしたそうだ。 いや、わたしも、まさか、小子内の小子内さんに見てもらえるなんて、シンジラレナイ! 感激で胸がいっぱいになる。 人生、ホンマ、いいこともあるものだ!(^^)!!(^^)!!(^^)!。 [2007年05月28日(月)]の記事 以上 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます