ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

文字の壁

2014年12月08日 23時18分36秒 | Weblog
読んでいて全然“入ってこない”文というものがある。
それは図書館でも、コンビニの雑誌コーナーでも、役所の張り紙でも、
会社の通達でも、ブログでも、ありとあらゆる場面で見受けられる。

何を言いたいのかさっぱり分からないようなものは当然として、別に
難読語や小難しい表現を使っていなくても、文法的に何ら破綻のないもので
あっても、興味のある内容であったとしても、フランクな語り口だったと
しても、入らないものは入らない。
頑張って詰め込んだとしても、半日もすれば抜けてしまう。

正直なところ『お前が言うな』と言われることは覚悟の上である。
上で書いたように、まだその理由が分かっていないのだから仕方がない。

文中に山や谷がなく、単調に同じ強さ、同じ重要度の“○○が××した”
を並べ立てるのがいけないのか、文節が適当なところに置かれておらず
ペースが狂うような感じになるのがいけないのか、そもそも個人の好みの
ようなもので皆が皆そう思うものではなく、単に個人的な文章理解力が
低いだけなのか、やはり良く分からない。

ただ、入ってこない文がある反面、よく入ってくる文も確かにある。
入りは悪いが抜けない文もある。それはある程度長文であっても、難解で
あっても、時に文法的に破綻していても特に関係がないように感じる。

今は生活や仕事で、文面で他人に何かを伝える事が死活問題になるような
状況下にないため、特に問題ではないのだが、放っておくと本当に理解力が
退化する予感もする。ともかく疑問と検討を忘れないようにしたい。
コメント
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