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ゴンブリッジ先生の 美術の物語

2022-11-17 09:15:40 | 美術


「美術の物語」という高価で重量級の本については今年7/18に紹介しました。
購入してしまえば、読まずにツンドクになりそうなので、敢えて買わず。
図書館に予約すると、人気の本なので、数カ月に一回だけ廻ってきます。
そして2週間だけ読みます。(その後、また予約)

こんな感じで読み進み、今回は3回目。
毎回、興味深い言葉に遭遇します。例えば今回は
p.165 エジプト人はおもに「知っていること」を描いた。
   ギリシャ人は「見えているもの」を描いた。
   だが、中世の画家は「感じている」ことも表現できるようになったのである。

上記の文章を眺めただけでは意味不明ですが、
原始の洞窟壁画から始まって、現代の実験的な芸術にいたるまで、
著者ゴンブリッジ先生の深い洞察と愛情、豊富な知識で綴られた文章を
読み進めてくれば、上記三文章は「なぁ~るほどねぇ」と思えるのです。

ミュージカルと体操指導の二刀流で満足していた私の生活に美術が加わったのは、
月に1回、シェア奥沢という場所で開かれる美術講座のお陰です。
居並ぶ美術フリークたちの深い知識や審美眼に圧倒されながらも、
「自分なりに楽しめば、それでイイんですよ」という講師のM先生に励まされ、
なるべく休まずに参加するようにしています。

お陰で、こんな重たい小難しい書物まで楽しめるようになったので、大感謝!です。




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