同じ題材(素材?)で有名なのはグノーの「ファウスト」で、
超有名なソプラノの定番「宝石の歌」が登場します。
上記に比べ、非常に知名度の低い、地味な作品に見えましたが、
たくさんのしっとりしたアンサンブルに癒されました。
実は寝不足が続いていて、前半は眠くて、相当聴き洩らした感じです。
が、尻上がりにストーリーも曲も盛り上がって感動のフィナーレ。
ファウストが瀕死のマルガリータと唄う二重唱の切なさが大好きです。
作品の面白さは原作者・ゲーテの思想の素晴らしさが効いている
のでしょう。ボーイトは「オテロ」や「ファルスタッフ」などの
台本作家として有名ですが、元来作曲家だったそうで、この作品は
その両方を手掛けた長大作品だそうです。
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