自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

声トレ・のどトレ・歌トレ   玉澤明人・著   2019/10

2022-01-04 05:50:20 | 唄と踊り


私が職場で素人ミュージカルを始めたときの選曲は
ISAS合唱部の混声4部曲とか、フォークソング、中学校課題曲
たまに簡単なアリア曲などのごちゃ混ぜでした。

その後、何人かの声楽の先生について勉強し、分かったことは、
①姿勢が大事:肩甲骨を寄せる側に背中を丸める。
    (→応援団のように、膝を曲げて背中を丸めて下げる。)

②喉をひらく:あくびをするときのように伸びやかに。
    (→長い刀を顔の上方から飲み込むようにして開ける。)

③舌の位置:口の中で後退させず、下歯の裏につけておく。

④副鼻腔に響きを寄せる:喉を鳴らさない。
    (鼻の穴を広げる感じで後頭部全体を使う。)

⑤準備が大切:高い音の前には、気持ちと身体を先行させる。

どれを取っても、頭で理解しただけで、なかなか身に付きません。
でも、常に試行錯誤しながら声を出していると、響くことが増えてきます。
*****************

上記は私の声楽レッスンのまとめです。
以下は、表題の本についての情報です。
著者に関しては、ネットで見ると、
   フィットネスクラブ向けプログラム「スポーツボイス」の
   開発者でもある東哲一郎氏に師事し初代インストラクターを務める。
   2011年に株式会社そらうみを設立し独立。
   同年にNPO法人日本フィジカルボイス協会を設立し
   武蔵野市芸術文化協会の催しや地域交流活動に力を入れる。

な~るほどね~。「スポーツボイス」という分野があるのですね。
で、検索すると、
   スポーツボイスってなに?
     マイケル・ジャクソンのツアーコーラスメンバーから伝授された
     発声法をベースに日本で独自開発された、
     世界で初めての「ボイトレ健康法」です。

     歌手や俳優といったプロ向けのノウハウを「より多くの方が、
     より楽しく健康になれるように」開発されたもので、
     15年の活動実績で累計15万人が受講、年齢や性別を超えた
     多くの参加者から好評を博しています。

   スポーツボイスの効果
     01.免疫力アップ
     声を出しながら全身を動かすことで心肺機能が向上。
     体幹も強化され、疲れにくい身体をつくります。

     02.自律神経のコントロール
     横隔膜を使った正しい呼吸法の習得で、自律神経の
     バランスを整え、ストレスを解消します。

     03.誤嚥性肺炎予防
     のどの筋肉を鍛えることで “飲み込む力” を、
     呼吸筋を鍛えることで “吐き出す力” を高めます。

歌うことが、どれほど健康に良いかを的確に説明してくださり、感謝!
ネット社会の有難さは、著者・玉澤氏直伝で、発声法を学べたり、
解剖学的な説明を聴ける(見られる)ことです。

具体的には「あえいおう体操」で姿勢・呼吸・発声法・共鳴法を学び、
各種メニューをこなすことで、「高齢者が楽しく健康になれる」です。
これらの体操のいくつかを、私のミュージカル研究会でも早速取り入れて、
試してみようと思っています。

自力整体ナビさんや体操指導者の皆さんには、直接役立たないかも。
ですが、歌が好きな高齢者へのアプローチとしてはお薦めです。

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