10/28から数日間にわたって大田芸術Festivalの公演内容を
ご紹介してあります。
今日は、年間のミュージカル活動としての総括です。
コロナ禍に翻弄され、昨年まで練習してきた脚本を中断して
全く新しい筋書きと主張を盛り込んだのは大正解。
ITに強く、富はあるけれど「欲求不満」な西のグループ、
自然志向で働き者の東グループも、貧富の格差はストレスです。
そこに怪しげな測量士コローナ、純真な若者カップルなどが
入り乱れて歌い、踊る････
ISAS時代から数えれば30年以上、脚本を書き続け、
楽しんできたミュージカル製作を今年も終えて、
来年、その続編を上演する目処が立っていることは歓びです。
＜カルメンもどき＞を上演したときも感じたことですが、
300年以上前の作曲家ビゼーとかシュトラウス、ヴェルディなどの
偉大なメロディーや洒落た伴奏を味わい、共同演奏することは、
コスパの良い、心が震えるひと時です。
もちろん歌唱力は低いのですが、チャレンジは無料。
限りなく低いレベルから少しずつ進化できることが醍醐味です。
無理な努力をしてきたわけでなく、夫婦で毎日歌うことが
自然体で出来るようになったことが今年の成果です。
